全体像を把握するのが難しい場合、マインドマップを活用しよう
今回の投稿は、『ササッとわかる 「大人のアスペルガー症候群」との接し方』で紹介されているハックのご紹介。
「全体像を把握するのが難しい」というアスペルガー症候群の特性に対して、「マインドマップ」という図の描き方があります。 (中略)わかっている部分の枝葉は多いのに、そうでない部分は貧弱なままという図を見ることで、何が不足しているのかがつかみやすくなります。
(『ササッとわかる 「大人のアスペルガー症候群」との接し方』 p.98より)
「マインドマップって何?」という方はこちらの記事、もしくは『新版 ザ・マインドマップ』を参照して下さい。マインドマップの画像は以下のようになります。
マインドマップで全体の見通しを立てる・急な予定変更に対応することが可能となる!
この「マインドマップを描く」というハックは、全体像を把握することだけでなく、他のことにも応用が可能です。
よく指摘されることですが、あすぺさんは全体の見通しを立てたり、急な予定変更に対応することが苦手です。その代わり、やることが明確な状況では、規則正しい作業手順を繰り返すことは得意です。そこで、マインドマップを描くことで、見通しが立たないことや予定変更を、「やることが明確な状況」に変換してやるのです。
「マインドマップが有効なのはわかったけど、手書きするのはどうも…」という方には、マインドマップ用のソフトウェアを利用するのもひとつの手です。次回の投稿では、マインドマップ用のソフトウェアについてご紹介します。