2016年3月27日日曜日

『「超」英語法』の読書メモ

今回の投稿は、『「超」英語法』の読書メモです。



聞くことができれば、話すことができる


p.1 実際の場面で必要なのは、「聞くこと」なのである。そして、聞くことができれば、ほぼ自動的に話すことができる

p.4 丸暗記も電車内のリスニング訓練も、いずれも自分一人でできる。教材も自分で作れる。

p.4 「短期間で手軽に取得したい」と不可能事を追い求めるのではなく、長期間にわたって勉強を続けられるような条件を整備すべきだ。
⇒そのために重要なのは、興味をもって勉強を続けること、そして「英語は味方だ」と考えることだ。

p.5 普通の仕事であれば、「正式な英語を聞けること」が基本である。

p.27 目的がはっきりすれば、自分で勉強を進める計画を立てられる。多くの場合に、英語の習得には独学が最も効果的だ。

p.37 英語会話の勉強は、聞く訓練に集中すればよい。それが自動的に話す能力を高めるので、話す訓練は特別必要ない。

p.59 具体的な目的がなければ自分でつくる

p.73 ニュース番組に慣れておけば、通常の聞き取りには十分と言えるだろう。

p.94 訓練をする場合には、そのなかでもfl(正式な英語を聞く)に集中すべきだ。

p.104 b,d,g,k,p,tなどの子音(これらは、「破裂音」といわれる)が語尾に来る場合、サイレントになる。これを「消失」(elision)と言う。

p.140 「ヒー・ハズという表現はなく、ヒズゴッと言うのだ」と覚えてしまうほうがよい。

p.147 ・Like what? 「例えばどんなもの?」と質問する場合に、日本人の感覚ではFor example?となるが、これはLike what?と言う場合が多い。(中略)これと、It's a kind of~、そしてIt's something like~を駆使すれば、大抵の場合には十分である。


p.162 13か30かはっきりしない場合には、「one-thirtyかthree-zeroか」と確認するのが安全である。あるいは、念のため書いてもらって確認するのがよい。

2016年3月21日月曜日

『10年後世界が壊れても、君が生き残るために今、身につけるべきこと』 読書メモ

今回の投稿は、『10年後世界が壊れても、君が生き残るために今、身につけるべきこと』の読書メモです。



成功するには、成功するまで継続する仕組みを先に考える


p.16 何事も曖昧なことは、数字に落としてみるといい。判断が明晰になる。
p.16 時間の価値を正しく認識するのは成功のための基本だよ
p.21 継続する"仕組み"を先に考えるんだ。

p.28 計画・実行・修正のプロセスにおいては、凹む必要がない。それは失敗ではなく、ただうまくいかなかった方法が見つかっただけということだ。
⇒p.28 成功する人には失敗という考えがない。だから成功するまで、修正し続ける。

p.31 人生に小さなプロジェクトを、ひっそりとこっそりとたくさん作ってごらんなさい。
⇒☆『情報ダイエット仕事術』でも同じようなことを書いていたな。確か「1000日チャレンジ」だったかな?

p.35 だから私はすべての知識の中で最も大事なことは、健康に関するものだとさえ思っているんだ。(中略)君の身体は、君が10年前に食べたものでできている。

p.38 何かを始めようとしたら、まず、記録(トラッキング)の仕組みとコーチをつけるんだ。

p.43 君が習得しようとしているものと、これらの永続的といってもよい根源欲求との関係をしっかり言語化してごらん。
⇒☆自分が今、英語のリスニングをしているのは何のため?

共同体を作らなければならない時代になった


p.61 東京のブランドはアジアで通用するんだ。だからまず東京でブランドを作る。そしてそれをアジアに文化輸出する。

p.65 君達は、共同体を作らなければならない時代にいる。つまり、産業だけでなく、教育や福祉、法や市場、行政システムまで含めてつくり上げる必要があるということだ
p.66 むしろ食べていくために、コミュニティを作ることが大事だと気づくだろう

p.68 お金は流し続けなさい。未来に向けて、価値を生み出すものに向けて、他人の幸福に向けて。そうすれば君は信用を作ることができる。

ヨコ社会では、信頼やつながりが資産となる


p.100 そして必要な資源をヨコで互いに融通しあうというシステムを作るんだ。
p.106 ネットの世界だからこそ、信頼が大事だ
p.110 人生は与えたものを受け取るようにできている。

p.111 これから来るヨコ社会は、相互扶助の仕組みであり、それぞれの社会的欲求(承認欲求・つながり欲求)を満たすことに適している

p.114 ヨコ社会では、『つながり』が資産だ。
⇒p.114 そこで考えられるのは、"さらす"勇気かな

p.115 与えた相手とは別の方向から、今度は自分に与えられるようになるんだ。まるで、三角貿易のようにね。

p.116 会社以外のボランティアなどの活動に参加するといいね。
⇒☆平日夜や週末にボランティアをやろう!

p.118 アインシュタインの名文句にこんな言葉がある。『問題はそれが起きたのと、同じレベルで解決することはない』。問題は、一次元上の調和によってしか解決できないんだ。
⇒☆自分の今の貧困も、一次元上の調和によってしか解決しないと思う。受け取ろうとするのではなく、ギブ・ギブ・ギブの精神でしか解決しないのだろう。

p.147 君達が一番戦わなければならないのは、同調欲求だよ。(中略)違いを愛することが大事だ

p.150 大手ネットサービスで就職先を見つけるよりも、自ら外に出てマスターを見つけて、そこに弟子入りするのもいいかもしれないね。

21世紀の3C(キュリオシティ・クリエイティビティ・クレディビリティ)


p.163 何事も、本質を考えるということが大事だ

p.169-170 もしアカデミズムが新しい局面に入ってきたら、その50年後(ちょうど2020年くらい)には、それが産業の中心となっているということだ。
p.172 ヨガや瞑想を本気で研究しているのは、実はGoogleやノキアさ
⇒☆びっくり!

p.174 我々は、場所と環境を変えることによってしか、新しい視点や問題意識を手に入れることはできない。
⇒p.176 21世紀、教育において、『教室』は移動し続けることになる。『移動教室』こそが教育の本命となる。

p.177 21世紀の3Cは、キュリオシティ(好奇心)、クリエイティビティ(創造力)、クレディビリティ(信用力)となる。好奇心を持って異文化にあたり、そこから触発されて何かを生み出す。そして、信用力は、人間関係を結ぶ原点となる。

ビジネスでは、「何でやるか」と「どこで儲けるか」が重要


p.187 ZARDは、シングルCDで最初にサビを歌った。これが、大ヒットした。(中略)それは最先端のメディアにあったコンテンツとなった。それが成功した理由なんだ。
⇒p.187 肝は何をやるかよりも、何でやるかのほうだということだ

p.193 もう一つ、ビジネスには『どこで儲けるか』というポイントが大事だ。
p.205 新しい物事の実現に必要なのは構想と信用と公共精神にすぎないのだ。

p.211 ビジネスで成功することと人生で成功することはまったく違う。金を稼ぐのはよりシンプルだ。完全に主観を排除して、ニーズに答えることだ。(中略)でも、人生が楽しいというのは主観だ。この二つを根本的に切り離すことができて、俺は今稼ぐ!俺は今人生を楽しむ!!と、切り替えることができたらうまくいくだろうね。
⇒☆自分はどうやら副業に対して、両方を求めていたようだ。切り離して考えよう!

p.214 すべての人はアートやデザインをこれから学ぶべきだね。

⇒p.215 21世紀の人間の仕事は、アートとデザインしかない

2016年3月20日日曜日

『カリスマ論』読書メモ

今回の投稿は、『カリスマ論』(岡田斗司夫著)の読書メモです。



メルマガやオンラインサロンでカリスマビジネスを行うホリエモン


p.18 前期ホリエモンは、資本主義社会においてITビジネスを手がけていた。
   後期ホリエモンは、評価経済社会においてカリスマビジネスをやっている。

p.20 私が知っている限り、刑務所にいながらコンテンツをハイペースで生産し、新しいビジネスモデルを創りだしたのは彼くらいしかいません。
⇒☆確かに~。

p.27 ホリエモンやはあちゅうさんのオンラインサロンは、「Synaps(シナプス)」というプラットフォームを利用していますが、ほかにもさまざまなプラットフォーム事業者が登場し、著名人の囲い込みを行っています。
 例えば、エイベックス・グループが運営するサロンプラットフォーム「athlete club(アスリート・クラブ)」。

p.31 カリスマの主催するオンラインサロンでは、本来お金をもらってやるようなプロジェクトの提案を、みんなタダか、逆にお金を払ってまでやっている。さらに、カリスマがプロジェクトを進めるとなったら、さらに忙しくなるわけだけど、参加者はそれもまた楽しんでいる。

p.35 高い評価を得た人は、メルマガやオンラインサロンを見ればわかるように、評価を簡単にお金に換えることができます。さらにいえば、いったんお金に変換しなくても、他人に強い影響力を及ぼせるようになります。

p.36 その後、FREEexは組織内の独自通過を発行し、私のコンテンツを活用したマイクロ起業を支援するようになりました。
⇒☆いいなあ、マイクロ起業。憧れる~。

カリスマとは、広い範囲に、人生への影響力を持つ機能を持つ人


p.39 私が定義するカリスマとは、「何か人生に影響を与えてくれる」という「機能」を持っている人です。

p.47 Ⅰ種カリスマ―メディアから与えられた称号でしかない
   Ⅱ種カリスマ―影響力は持つが、範囲が狭い
   Ⅲ種カリスマ―広い範囲に、影響力を持つ
p.51 教祖、メンター、トレーナーは、学びたい人なしでは存在しません。

p.55 彼ら(カリスマ;註)の基本姿勢は「来る者は拒まず、去る者は追わず」。

p.61 誰かから何かを学びたいと思ったら、まず自分がどういう人間関係を求めているのか自問すること、そして指導者がどういうタイプかを見極めることです。

カリスマの4大構成要素とは


p.79-81 カリスマを構成する要素は、以下の4つ。これらの要素をすべて備えている人が、カリスマと呼ばれます。
①シナリオライター
 この世界がどうなっていくのかという、未来のシナリオがはっきりと見えていること。さらに、世界シナリオにおいて、自分やその他の人がどんな役割を果たせるのか、サブシナリオがかけること。
②パフォーマー
 変化していく世界において、自分自身に役割があり、その役割を率先して演じることができる。傍観者ではなく、自分の役目を果たすことを強く強く意識している。人に任せて、おいしいところだけつまめばいいとは考えない。舞台の真ん中で演じていないと気が済まない。
③プロデューサー
 近づいてくる人に対して世界シナリオとサブシナリオを提示し、動かそうとします。「世界シナリオはこうなっているから、当然お前はこうした方がいいよ」とお節介に介入しようとしますが、ある種の無責任さもあります。
 提示されたシナリオに空いたが感動すれば、うれしいけれど、別にそうでなくても特に気にしたりはしません。また、相手が本当に言われたとおりに行動するかどうかについても、実はそれほど興味があるわけではありません。世界シナリオを支持し、運動に参加する人を増やしてムーブメントにしたいとは思っていますが、個々人については無関心です。そう考えると、私利私欲のために他人を利用しようとする人の方がまだ相手に対して責任感があります。
 ④トリックスター
 既存の権威に取り入って、現在の世界における階級を上げる事には関心がありません。というのも、この世界は変わっていくものだと考えているからです。移ろいゆく世界で成功したところで、それはすぐに過去になってしまう。そんなことよりも、未来の変化の中で、自分のミッションが達成されたかどうかの方を面白がるわけです。

 あなたは、これらの要素のうち、どれくらい当てはまっているでしょう?
⇒☆④「トリックスター」は当てはまっている気がする。

p.85 演じられるパフォーマンスに対して参加費を払っていた従来型ライブとは異なり、現在のライブは「特典」として使われることが増えてきました。

p.89 ディズニーランドというのは、ディズニーのキャラクターを中心に据えたカリスマビジネスと捉えるとわかりやすいでしょう。

p.110 以前に私と『未来改造のススメ』(アスペクト)を書いた、プログラマーの小飼弾さんが面白いことを言っています。
 「何かが足りない人間は、衝突断面積を増やせ」
 出会いがないから結婚できないと言っている人は男女問わず多いんですが、そういう人がすべきことは自分磨きとかじゃなくて、兎に角出会いの数を増やすこと。
⇒☆CoffeeMeetingを再開したくなった~!

p.119 小谷くんを見ていると、マネタイズは必ずしも重要ではない気がしてきます。

カリスマを育てることがこれからの時代には大切になる


p.124 カリスマビジネスでは、他人のやりたいこと、叶えられなかった夢を集めることが大事。

p.137 自分の人生を影響を与えるかもしれないカリスマ。そういうカリスマたちを、まるで動画サービスのように選択できる、そんな時代でもあります。

p.138 私が提案するのは、「カリスマを育てる」ということ。

p.141 カリスマは自分がやりたいことをやるだけでなく、ファンの願望を上手に聞き出し、一緒に実現しようとします。

p.142 カリスマを応援する醍醐味とは、自分も物語作りに参加するということなんですね。

p.147 このように、個展を開いて本を売ってくれるファンを、西野くんは「セカンドクリエイター」と呼んでいます。

⇒p.148 カリスマの生み出したコンテンツを、ファンが二次的に拡大生産し、世間に広めていく。セカンドクリエイターという存在は、今後ますます注目されるようになるでしょう。

p.168-169 日本では情報リテラシーの二極化が、海外よりも激しいようです。

p.169 格差が固定されると、階級が生まれ、階級特有の文化が生まれると先に述べました。そして、文化を共有する集団は、次第にトライブ(部族)を形成していきます。

p.204 今は、望むと望まないにかかわらず、すべてがカリスマのキャラクターと人気投票で決まります。

p.212 Instagram(インスタグラム)が流行っているのも、物足りない現実の生活を「盛って」アピールするためだと考えれば、理解しやすいでしょう。


p.215 すでにカリスマになった人でも、これからカリスマになろうと頑張っている人でもいい。「推しメン」を見つけて、彼らを支えましょう。そうすることで、あなた自身の人生が充実していきますし、あなたに対する周りからの評価を高めることにもつながります。