2013年6月9日日曜日

初めて付き合った彼女に関するpositive short story

この記事を読むとわかること
  • 初めて付き合った彼女からアニメや長い黒髪に触れる楽しさ、喜びを教えてもらった
  • 最近になって私はそのことに気づいたこと
  • いつか再会した時にはその御礼を言いたい


あなたから実にたくさんの想い出をもらいました。
あなたはカラオケでは必ずアニソンを歌ってましたね。
「ムーンライト伝説」、「cat's eye」、「I am」、「檄!帝国華撃団」、「残酷な天使のテーゼ」etc...
主なデートスポットはアニメイトでした。
僕の誕生日に同人誌、しかもBL系をプレゼントしてくれたこともありましたね。
おそらく、僕の人生の中でも誕生日に同人誌をくれるような人は後にも先にもあなただけでしょう。

もちろんアニメ以外にも、純粋に恋人として過ごした想い出も数々あります。
その中でも最大のものは、異性の髪に触れる喜び、安らぎを教えてくれたことだと思います。
単に指通りを楽しむだけでなく、顔を埋める、目をつぶったまま髪を瞼に当てる、アマガミするなど、
いろいろな方法であなたの長い黒髪の感触を味わったものです。

あなたと別れた後、随分長い時間が経ちました。
僕もカラオケに行けば必ずアニソンは歌うようになりました。あなたが歌っていた曲は全て原曲キーでフルコーラスで歌えるようになりました。
アニメイト等のショップにも一人でも堂々と入れるようにもなりましたよ。
また、街を歩いている時に女性を見かけたら、まず髪の長さや色に目が行きます。
そしてその感触を想像(妄想に近いかも・・・)します。

最近まではそれらは全てあなたの「呪縛」から逃れられない証拠であり、その呪縛から逃れられない自分を未練がましい奴だと自己嫌悪していました。
あなたとの想い出を追体験したい、あなたの面影を探しているだけだとばかり思っていました。

でも最近になってようやく、そうではないのではないかとも思えるようになりました。
ただ純粋にアニソンを歌うことや長い黒髪を愛でることを楽しみ、喜ぶ自分も確かに存在することに気づいたのです。
あなたはその楽しみ、喜びを私に教えてくれたのですね。
今は札幌と岐阜ということで離れ離れだし、お互いの連絡先もわからない状態ですが、いつかまた再会した時には「ありがとう!」という言葉を満面の笑みを添えてあなたに贈りたいと思っています。

追記
もちろんこの投稿はアニソンを聞きながら、書きました。
~月の光に導かれ~♬

0 件のコメント:

コメントを投稿