2014年6月28日土曜日

アジア連盟所属国が1次リーグを突破する最低条件



アジア連盟所属4カ国すべてが1次リーグ敗退


今回のワールドカップにおいて、アジア連盟所属4カ国(日本・韓国・イラン・オーストラリア)すべてが1次リーグ敗退となりました。その結果を受けて、1次リーグを突破する最低条件を考察してみました。今回の投稿では「勝ち点4を挙げての1次リーグ突破」のケースを取り上げます。

本ブラジル大会では、アジアから4カ国が出場した訳ですが、それら4カ国が属したグループを見てみると以下のようなグループ分けの構造が見えてきます。

①シード国(開催国ブラジル及び予選通過国の内でFIFAランキングの上位7カ国の計8カ国)、②シードされなかったヨーロッパもしくは南米の強国、③アジア連盟所属国、④アフリカ連盟所属国(確率5/8)orヨーロッパ・南米連盟所属国(確率3/8)

日本・韓国・イランは確率5/8の方を引き、オーストラリアは確率3/8の方を引いたという形になったと言えると思います。

勝ち点4でも2位通過は十分可能だった


各グループの勝ち点に注目しますと、奇しくもアジア4カ国が所属したグループ全てで首位通過した国が勝ち点9を挙げています。次いで2位で通過した国の勝ち点を見てみますと、グループBのチリだけが勝ち点6で、残り3グループで2位通過した国の勝ち点は全て4でした。

ということは、アジア連盟所属国でも勝ち点4を挙げれば、確率3/4で2位通過という形で1次リーグは突破できるという計算になります。勝ち点4を上げるには1次リーグ3戦の内訳が1勝1分け1敗でよいことになります。後は1敗の内容が大量失点しないことも条件に加味されるでしょう。

1次リーグ3戦で1勝1分け1敗とするには、大まかですが総得点が最低でも4点は欲しいところです(理論上は1点あればいいのですが、出場国が32カ国となった以降の大会で総得点1で1次リーグを突破したケースはないはず)。なぜ4点なのか?それは今回の大会でアジア4カ国の総得点が最高で3点(オーストラリア・韓国)しかないからです。総得点が3点でも足りないようなのです。

グループCでは、ギリシャが勝ち点4,総得点2で2位通過しています。グループCを首位で通過したコロンビアが日本・ギリシャを相手に大量得点差(3点差)で勝利したことがその要因として考えられます。このギリシャのケースは稀なものと管理人は判断しています。

次期監督に求める最低条件


ワールドカップの1次リーグの組み合わせ抽選の方法が現行のままで次回大会も行われるのなら、管理人が次の代表監督に求める最低条件は以下のようになります。

  1. 上記④の国に対して確実に勝ち点3を得る

  2. 上記②の国に対して確実に勝ち点1を上げる

  3. 上記①の国相手に大量失点しない

後は対戦順も重要です。理想は④→②→①もしくは④→①→②でしょうね。南アフリカ大会では④→①→②の順番のおかげで、勝ち点を6まで伸ばせましたからね。なので、くじ運の強さ(?)も欲しいところです。ザッケローニ監督はくじ運の強さは持っていたようですね。

それにしても、今回の大会は④→②→①だっただけに非常にもったいなかったですね。まあ、日本代表の敗因分析は又の機会に。

10分間「ダッシュ法」で仕事の先延ばしを防止



久々の投稿で恐れ入ります。管理人のtoshiyamiyazakiです。今日ご紹介するのは、仕事の先延ばしを防止するハックです。

10分間ダッシュ法とは


方法は以下のようにいたってシンプルです。
10分間だけ集中力を極限まで高めて目の前の作業に取り組み、2分だけ手を離すということを繰り返します。(中略)コツは、全集中力を傾けて燃え尽きてしまう、その一瞬手前で休みの時間を入れることです。この場合も10分という数字は目安ですので、6分とか8分といった短い時間から始めてみると効果を実感できると思います。

『情報ダイエット仕事術』p.85


10分間ダッシュ法で先延ばしをしていたブログの投稿を無事再開させることに成功


10分間ダッシュ法は、仕事の先延ばしを解消するのに有効です。何を隠そう、この投稿も「10分間ダッシュ法」で書き始めたものです。この2ヶ月、ブログの投稿という先延ばしをしていた仕事に今、8分だけ集中して取り組んでおります。

誰だって、嫌な仕事に何時間も没頭することは気が重いです。しかし、8分だけなら簡単です。そして、最初の8分が過ぎてしまえば、やる気に火がついてしまうことを多いのです。

静止している物体を動かす場合と同じです。物体を動かすのには大きな摩擦(初期摩擦)が掛かりますが、いったん動き出したらなら摩擦(動摩擦)は小さなものになります。このハックは初期摩擦を小さくする、つまり、物事を始めるハードルを予め下げることを目的にしたハックといえるでしょう。