2016年2月27日土曜日

『頭は「本の読み方」で磨かれる』 読書メモ

今回の投稿は、『頭は「本の読み方」で磨かれる』の読書メモです。



「知識」は発酵のプロセスを経て「知性・見識」として定着する


p.23 インターネットのような自分の外にある「外部の知識」と、自分の中に実際に蓄えられた「内部の知識」は違います。
⇒☆Evernoteに蓄積したものは「内部の知識」だなあ~

p.24 (取り入れた知識は;註)発酵のプロセスを経て初めて、「知性・見識」として定着するのです。
⇒☆「知識」はさらに「知性」「見識」にまで進化するんだあ~!

=p.27 「知性」というのは「どれだけたくさんの人の立場で考えられるか」ということだと思います。それは「読む」ことによって養われる力なのであり、知的活動の現場で、実際に重要視されているのが、積極的な読書です。

p.31 どんなに時代が流れても、われわれ人間は絶対に「言葉を使い続ける」からなのです。
⇒☆だから長倉顕太は「言葉を支配する側に回れ」と言うのか!

p.34 時間を経て「古典」と呼ばれるようになった本は、文章表現でも最高峰。
⇒☆「青空文庫」も活用して古典に触れなきゃなあ

本は毒にもなりうる。それに耐える「知性」を磨くためにも読書をする


p.39-40 人が「学習する」のは、基本的には悪名高き「中毒(依存症)」としくみが同じ。
⇒☆これは初耳。どちらもドーパミンが関与しているのだなあ~

p.79 本も、本当は毒になるかもしれない。しかし、それに耐えて、ギリギリのバランスで生きていくのが、「知性」「頭のよさ」だと、僕は思うのです。
p.102 一生考え続けられるテーマができたというのは、とてもワクワクすることです。
⇒☆果たして自分には一生考え続けられるテーマがあるのかな?出会えるのかな?

p.107 読んだ本の数だけ、自由に旅ができるのです。

p.116 「兎に角」という当て字などは、実は漱石がつくったもの。
⇒☆初耳!

p.134 幸福というのは、本当は一個の要因で決まるようなものではないのに、人間は「〇〇がないと幸せになれないのではないか…」と、わざわざ一つのものにこだわって逆に不幸になってしまう性質がある。それを「フォーカシング・イリュージョン(一つのことだけに固執する幻想)」といいます。
⇒☆じぶんもついつい、「お金がないと幸せになれない」と考えてしまうなあ~。

p.148 これからの時代、人工知能の発達により、多くの職業が失われてるとも予測されています。人工知能に勝つためにも、大いに本を読みましょう。
⇒☆なるほどね!

p.148 「重要な決断をする時には歩く」
⇒☆野口悠紀雄も歩くことの重要性を指摘していたなあ~。

自分の中で軸となる作品である「カノン」を持つ


p.165 自分の中で軸となる作品のことを「カノン」と呼びます。もともとは教会の言葉で、「教典」「動かせない柱」という意味です。

p.175 人間の脳が新しく興味を持つきっかけは、"自分の信頼する人物が楽しそうに語る話"であることが多いのです。

p.192 いい文章は、ありとあらゆるスキルと比べても、圧倒的なお金を生む力がある。

⇒☆その力がほしい!

『ソーシャル時代のハイブリッド読書術』 読書メモ

今回の投稿は、『ソーシャル時代のハイブリッド読書術』の読書メモです。



p.35 すでにある情報から、一つの物語を描ける力。これも「新しい情報を生み出す力」といえるでしょう。
p.37 (ハイブリッド読書法は;註)情報を扱う力を底上げする読書法。
p.41 専門性は深さ、他の分野の知識は広さ、教養は固さが必要でしょう。

リアル書店、ネット空間での本との出会い方


p.65 リアルな書店は、想定外な本との出会いの場でした。ネット空間は、「自分と近い本」との出会いの場になります。
p.70 (蔵書管理サービスでは:註)自分が特に気に入っている本で検索してみて、その本の評価が高い人を探す、というような使い方があります。
⇒☆へえ~、そんな使い方があるのとは。おもしろい!

p.78 気になる本をこの(Amazonの「ほしい物」)リストにどんどん登録していけば、「おすすめ商品」がカスタマイズされるようになるわけです。
p.79 「ほしい物リスト」の本を購入した場合は、リストから削除し、「持っています」に変更しておけば、同じようにおすすめに影響を与えてくれます。
⇒☆なるほど!

p.81 「新刊.net」で新刊情報をゲット
⇒RSSリーダーへの登録あや、メールでの送信も可能。
p.82 「ブクペ」で話題の本の要約を確認

p.120 理想としては、自分なりにいくつかの本を読み終え、自分でそうしたサプリメント本をつくれるようになることです。

p.122 「これだけの期間、これについて学ぶ」を先に決め、そこから読む冊数を設定します。
⇒p.122 「3ヶ月と3年」というように2つの異なった期間のテーマを定めて並行的に学ぶという方法です。

p.123 論理性の高いものを覚える場合は一気に行い、英単語の暗記のような似たものを覚える場合は睡眠を挟んで行う
⇒☆タロットカードの意味を覚えるのも睡眠を挟んだほうが良さそう。

本の要約をつくることで、理解度を確認できる


p.148 1冊の本を読み終えて、その本の内容が理解できたのかを確かめたければ、自分でその要約を作ってみるのが一番です。
⇒p.148 A4サイズのコピー用紙に、用語や文章を並べていくだけで十分です。
⇒☆あ、それだけでいいんだ。A4キャプにやろうかな?でも用紙は無地か方眼の方が良いみたいだなあ。

p.150 マーキングがある箇所だけを見返しながら要素を拾い上げ、それを紙の上に配置していくだけで要約は進んでいきます。

書評記事の書き方の7大ポイント


p.205-208 書評記事の書き方のポイント
 質問1:購入の経緯は?
  どこでその方を購入しましたか。なぜ購入しましたか。その本の情報を知ったのはどこですか。

 質問2:本の対象読書は?
  その本は誰が読むことを想定していますか。年齢、性別、職業、地域、必要な前提知識はどのようなものですか。

 質問3:筆者の考えはどのようなものか?
  その本の主張をワンフレーズでまとめるとどうなりますか。その本で筆者が一番言いたかったことはなんですか。本のタイトル、サブタイトルがヒントになるかもしれません。「はじめに」当たる部分も参考になるでしょう。

 質問4:その考えにどのような印象を持ったか?
  筆者の意見にあなたはどんな印象を持ちましたか。賛成、反対、条件付き賛成、何が何でも反対、判断できない、いろいろあり得ます。意見に対する意見だけではなく、なぜその意見を持ったのかという理由についても考えてみてください。

 質問5:印象に残ったフレーズやセンテンスは何か?
  本を読んで「ぐっと」きた箇所はどこでしょうか。単語や文章、あるいは一つの章ということも考えられます。マーキングインボックスを行っているならば、ペンを入れた場所から選択することになるでしょう。

 質問6:類書との違いはどこか?
  (類書を;註)読んでいるならば、違いを探してみましょう。なぜ違うのかも合わせて考えてみるのもよいです。その場合、対象読者がヒントになるかもしれません。

 質問7:関連する情報は何かあるか?
  その本と関連する別の本は何かあるでしょうか。類書とは限りません。本ですらない場合もあります。その他のメディア(音楽、映画など)や事件ということもあります。本を読みながら想起したもの眺めると見つけられるかもしれません。

p.208 記事には、一定の文字数を上限として設定しておく方が書きやすいはずです。


p.213 Facebookならではの手法として、グループを活用する方法もあります。(中略)「意見交換、情報交換を意図したグループです」と明記しておけば、同じ興味をもつ人が参加してくれるかもしれません。

2016年2月14日日曜日

『はじめる技術 続ける技術』の読書メモ

今回の投稿は、『はじめる技術 続ける技術』の読書メモです。



続けられなかったことをいけないことと思う必要はない


p.2 自分が途中でやめてしまったこと、挫折してしまったこと、怠けてしまったことを、いけないことだと思ってしまうことが、次のステップに上がれない大きな要因になっているのではないか、ということです。

⇒☆FMAを途中で止めることに対していけないことだと引きずっている自分がいる。誰にも相談できないことが辛い…。

p.3 続けられなかったのは、楽しいと思うものが見つけられなかった、ただそれだけのことなのです。けっして、あなたが「ダメ人間」、「怠け者」だからではありません。

⇒☆FMAに挫折してしまった自分を責めることはない。これからは楽しんでフィードマテックをやればいいだけ。

「どうなりたいのか」が「動因」、「そのためにはどうしたらいいか」が「誘因」


p.21 「どうなりたいのか」という部分は「動因」といって、その人がもっている欲求や願望のことです。それに対して「そのためにはどうしたらいいか」を「誘因」といいます。この動因と誘因が組み合わさって「やる気」、つまりモチベーションが生まれ、そこから具体的な活動が始まります。

p.30 いま現在のあなたの欲求や願望を100個、書き出してみてください。
←p.32 この作業の目的は、自分を客観視することです。

p.34 成功体験をいくつも重ねていくことで、「自分にもできる」というセルフエフィカシーが高まり、やる気につながっていく。

成功体験の繰り返し、代理体験、言葉による説得、データによる喚起でできる感覚を高める


p.35 「できる」感覚を高める四つの方法
 ①成功体験の繰り返し―階段を1つずつ上がっていくことで成功体験をすり込ませ、これを何度も繰り返す
 ②代理体験―ランクが同程度の人の成功体験を話して聞かせたり、ビデオでその場面を見せたりする。
 ③言葉による説得―権威ある人たちから、認めてもらう
 ④データによる喚起―練習やトレーニングの時の呼吸や心拍数などを以前と比較し、上達していることを科学的  データによって示し、改善の変化を気づかせる。

p.53 心理学に「逆戻り」という原理があります。
p.54 人間は何かやったら、必ず「サボる」ということをします。
⇒p.54 大事なのは、サボっても、またやればいいということです。

0と1のあいだに、0.5を必ずつくるようにすると続きやすい


p.63 少なくとも0と1のあいだに、0.5を必ずつくるようにしてください。
⇔p.63 続けられない人、燃え尽き症候群になってしまう選手のほとんどは0か1で、しかも、1がすごく高い

p.78 未来を考えると不安になるなら、それをやめて、過去を振り返ればいいわけです。

p.88 ほしいと思ったもの(動因)が、あるとわかった(誘因)ので、お金を出して買った(ムーブ)。この一連の動作を「モチベートされた」といいます。

p.96 人間誰もがもっている願望や欲求を理解することが、その人を本当に理解することになり、モチベーションのアップにつながっていくのだと思います。

p.98 「できるかもしれないけど、できないかもしれない」
 やる気を継続するには、この微妙なバランスが重要です。
⇒p.103 目標を50パーセントのところに設定すると、モチベーションが維持されやすくなります。

筋肉量の低下を抑えるためにランニングを取り入れる


p.124 20歳をピークに、年に1パーセントずつ筋肉量が衰えてくるといわれています。
⇒☆恐ろしい!

p.130 やさしいこととむずかしいことを交互に繰り返すことが、習慣づけにとっては重要な要素になります。

p.136 とりあえず、歩いたり走ったりを繰り返し、走り続けるのも、10分くらいから始めてください。
⇒☆ランニング、はじめてみようかな~

内発的誘因を利用して、変わっていく


p.160 ゲーム感覚を取り入れたり、一緒に遊ぶような感覚で取り組んだりしていくと、やはり内発的なものに変わっていく人もいます。

p.192 外発的誘因と内発的誘因の中間のところでダラダラと仕事を続けるのではなく、両者の切り替えをはっきりさせることが肝心なのです。

p.208 「続けることで、自分が変わっていく」

⇒p.208 続けた結果、変わったというより、続けているいま、自分も変わっている、という認識をもつこと

2016年2月1日月曜日

『レバレッジ・リーディング』読書メモ

今回の投稿は、『レバレッジ・リーディング』の読書メモです。



p.20 「問題解決のヒントを探す」というはっきりした目的意識があったので、余計なところを読まずにすみ、ポイントを拾うのが速くなった。

p.26 九十九%の人間は、誰か成功した人のやり方を学んで、そこに自分なりの応用を加えるのが、成功への近道だと思います。

p.96 テーマが決まっているときは、「カテゴリー集中法」でその本を片っぱしから読め。

p.101 カラーバスのバスとはBATHのことで、「色を浴びる」という意味だそうです。

p.106 すでに生活の一部分となっている習慣と、読書とを組み合わせてしまうことです。

投資活動としてのレバレッジ・リーディング


p.118 レバレッジ・リーディングはそもそも読書ではありません。投資活動です。

p.130 読むスピードに「緩急をつける」

p.147 一週間に一度くらい、メモの入力作業をするようにしています。
⇒☆まずエバーノートに打ち込むタスクを「@休日」にしよう。そうしておけば、適当な時期にブログやMediaMarkerに転記できるな!

p.158 P.F.ドラッカーは『プロフェッショナルの条件』の中で、「知識労働者は自らが教えるときに最もよく学ぶという事実がある」と述べています。


p.? レバレッジ・リーディングでは、ポイントを絞り込んだ後、その本のエッセンスを繰り返し何度も読むことに重点を置きます。