2013年7月29日月曜日

小林繁の投球スタイル


今日は「愛することのリスト/list of my dear things」の投稿です。「愛することのリスト/list of my dear things」とは、toshiyamiyazakiが愛してやまないモノのストーリーを語るもので『お金と引き寄せの法則』を参考に始めたものです。

 今回ご紹介するのは、小林繁さんが出演するCM動画です。本当はユニクロ(だったと思うんだけど)のCMで河原に向かってアンダースローを披露する小林繁さんの動画をリストに加えたかったのですが、YouTubeではヒットしなくて…。代わりに黄桜のCMで因縁(?)の江川卓さんとの共演した動画を掲載させて頂きました。
 
小林繁さんと言えば「空白の一日」事件で話題となった選手ですね。トレードの記者会見で「同情はいらない。僕は戦力としてタイガースに来たんです。」と言ったことやその年の巨人戦で連戦連勝したことが印象に残っている方が多いのではないでしょうか?
 
もちろん僕が彼を「愛することのリスト」に追加したのもその経緯があったことも要因の一つです。しかし最も大きい要因は彼の投球スタイルです。彼はあの「ケンカ投法」で有名だった東尾修さんよりも実は与死球が多い投手でした。

正確に言うと通算与死球は東尾さんのほうが多かったのですが、投球イニングあたりの与死球率は小林繁さんの方が高かったのです。彼は細身でしかもアンダースローというフォームであったために、球威や球速で押すのではなく、内外角を広く使うスタイルを追求していました。そのために内角を厳しく衝くことを常に心がけていたので、結果として与死球率が高かったのです。
 
もう一つ私が彼を愛して止まないのは、彼がコーチとしても優れていたことです。一時事業に失敗して故郷にいたことも合ったらしいのですが、近鉄や日本ハムでは投手コーチとして手腕を発揮したことは意外と知られていません。伸び悩んでいた江尻慎太郎投手にサイドスローにフォーム改造を指示し、復活させたのも彼の功績です。
 
あまりに早くこの世を去られたことが残念でなりません。合掌。

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