「課題の分離」のススメ
p.146 まずは、「ここから先は自分の課題ではない」という境界線を知りましょう。そして他者の課題は切り捨てる。
p.147 それではなぜ、他者の視線が気になるのか?アドラー心理学の答えは簡単です。あなたはまだ、課題の分離ができていない。本来は他者の課題であるはずのことまで、「自分の課題」だとおもいこんでいる。
p.149 「あの上司がいるから、仕事ができない」と考える。これは完全な原因論です。そうではなく「仕事をしたくないから、嫌いな上司をつくり出す」と考える。あるいは「できない自分を認めたくないから、嫌な上司をつくり出す。」 こちらは目的論的な発想になります。
まずは「これは誰の課題なのか?」を考えましょう。そして課題の分離をしましょう。どこまでが自分の課題で、どこからが他者の課題なのか、冷静に線引するのです。
そして、他者の課題には介入せず、自分の課題には誰ひとりとして介入させない。
対人関係における自由のコスト
p.163 自由を行使したければ、そこにコストが伴います。そして対人関係における自由のコストとは、他者から嫌われることなのです。
p.165 幸せになる勇気は、「嫌われる勇気」も含まれます。その勇気を持ちえたとき、あなたの対人関係は一気に軽いものへと変わるでしょう。
p.168 対人関係のカードは、常に「わたし」が握っている。
p.183 あなたのことをよく思わない人がいるのは、あなたが自由に生きている証なのだ。
p.183-184 「他者からどう見られているか」ばかりを気にかける生き方こそ、「わたし」にしか関心を持たない自己中心的なライフスタイルなのです。
⇒☆耳に痛い話だなあ~
共同体へのコミット
p.188 「わたしはこの人に何を与えられるか?」を考えなければならない。それが共同体へのコミットです。
⇒☆「ギブギブギブ」精神だなあ~。
p.202 横の関係に基づく援助のことを、アドラー心理学では「勇気づけ」と呼んでいます。
p.204 いちばん大切なのは、他者を評価しない、ということです。
⇒☆難しいなあ~
p.205 「人は、自分に価値があると思えたときだけ、勇気を持てる」
p.206 人は「わたしは共同体にとって有益なのだ」と思えたときにこそ、自らの価値を実感できる
⇒☆大学時代の寮生活の時には、その実感があった気がする
p.228 「変えられるもの」と「変えられないもの」を見極めるのです。
p.232 われわれは無条件の信頼を置くからこそ、深い関係が築けるのです。
p.241 他者がわたしになにをしてくれるかではなく、わたしが他者になにができるかを考え、実践していきたいのです。
⇒☆今の自分は他者が何をしてくれるかばかりを考えているなあ…。
p.261 わざわざ自らの優越性を誇示する必要などないのです。
今この瞬間をくるくるとダンスするように生きる
p.266 人生とは、今この瞬間をくるくるとダンスするように生きる、連続する刹那なのです。
⇒p.267 ダンスを踊っている「いま、ここ」が充実していれば、それでいいのです。
p.275 人生はいつもシンプルであり、深刻になるようなものではない。それぞれの刹那を真剣に生きていれば、深刻になる必要などない。
p.278 「人生の意味は、あなたが自分自身に与えるものだ」
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