2013年8月21日水曜日

「朝食にバナナ」でセロトニンを摂取!

セロトニンを摂取しよう!

過去の投稿でご紹介した『脳からストレスを消す技術』では、セロトニンの重要性が説かれていました。

うつ病を根本的に改善するためには、セロトニン神経のインパルスの頻度を高め、セロトニンの放出量そのものを増やすことが必要

    『脳からストレスを消す技術』 p.110


このセロトニンは食物から摂取することも可能です。セロトニンの原料は、トリプトファンという「必須アミノ酸」と呼ばれるものです。必須アミノ酸とは、生物単独が体内では合成できないアミノ酸で、食物の摂取などで外部から取り込むことが必要となるアミノ酸のことです。セロトニンを多く含む食材として、バナナ・大豆食品・ごま・赤身の魚・豚肉などが挙げられます。また、セロトニンが体内で合成される際には、ビタミンB6も必要となります。miyazakiが過去の読んだ書籍などでは、「トースト・ハムエッグ・牛乳」などいったセロトニン摂取メニューが写真で多数紹介されていました。


セロトニンを摂取するのは意外と億劫

 翻って、ウツ学生の場合は、朝は気力が出ないので、朝食を準備するのが億劫に感じられます。先ほど触れたセロトニン摂取メニューは、とても美味しそうに見えた反面、調理に手間や時間が掛かりそうなものが多かったです。また、食欲がわかないというのもウツの典型的な症状です。


バナナ一本で手軽にセロトニンを摂取

 では、どうすればセロトニンを摂取できるのか?それはなるべく手間がかからず、胃にも負担が掛からない形でトリプトファンとビタミンB6を同時に摂取すればよいのです。

   ロジック:手軽にトリプトファンとビタミンB6を同時に摂取

具体的には、バナナを食べるのがいいと思います。

   テクニック:朝食にはバナナ1本を食べる

このテクニックは、『明日から「朝型人間」になる!』でも紹介されていました。

準備するのが面倒という一人暮らしの人は、せめて(朝食に)バナナを一本食べましょう。

        『明日から「朝型人間」になる!』p.91より


また、「胃が固形物を受け入れない」という場合は、ジューサーに牛乳とバナナを入れてミックスジュースを作り、それを飲むだけでも効果があると思います。ちなみに、miyazakiは朝食にトーストとミルクティーでトリプトファンを摂取するようにしています。

今回ご紹介したハックは前日にバナナを買ってきて、翌朝それを食べるという実に簡単なものです。ぜひ試してみ下さい。

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