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2013年10月23日水曜日

人助けは自分自身の向上につながり、幸せな気持ちになる!

人生において、もっと幸せを感じるためには他者を助けると良いという内容の記事が、ライフハッカー[日本版]に掲載されていました。

人助けは自分自身の向上につながり、幸せな気持ちになるという研究結果

ボランティア活動は人生の満足度の向上にとって有益


ドイツでボランティアについての調査が行われ、他者を助ける機会が失われた場合にボランティアの人が受ける影響が検証されました。
ベルリンの壁の崩壊直後、まだ東西ドイツが統一する以前の時期に、ドイツ社会・経済パネル調査(GSOEP)の第1弾のデータが旧東ドイツで収集されました。

(この時点では)ボランティアは広く浸透していました。 (その後の)東西ドイツ統一の余波で、ボランティアのためのインフラ(例えば、国有企業と連携したスポーツ団体など)が崩壊し、人々はボランティアの機会を予期せず失いました。

これらの人々と、ボランティア状況に変化のない対照群の人々の、それぞれの主観に基づく幸福度を比較したところ、ボランティア活動は人生の満足度の向上にとって有益であるという仮説が裏づけられました。

(前掲記事より引用)




他者を助けることで自分自身の人生も向上


Pennsylvania大学教授のMartin Seligman氏は、著書『Flourish: A Visionary New Understanding of Happiness and Well-being』の中で、他者を助けることで自身の人生も向上させられると説明しています。
(前略)私たちの科学研究によって、親切を施すことは、調査対象としたあらゆる行為の中で唯一、もっとも確実にその瞬間の幸福度を向上させられる方法だとわかりました。

(前掲記事より引用)



管理人からの補足


人助けをすることは、「共感脳」を働かせることを意味します。そして、共感脳を働かせることで、自分も癒しながら他人も癒すことができることは、過去の投稿でも取り上げましたね。
他人のために何かをするということは、実は自分を最も幸せにする方法。共感脳を働かせることで、人を癒しながら自分も癒し、よりよい人間関係を築き上げるのです。そして、こうしたよりよい人間関係が広がっていけば、ストレスに悩むことはなくなり、おのずとよりよい社会がつくられてきます。

『脳からストレスを消す技術』p.215)



いきなり「ボランティアで東北の復興支援に行く!」のは無理でも、「u2plus」の「Fun&Can」で、他の人の投稿に「いいね!」「やりたい!」「すごい!」「気になる!」をするだけでも立派な人助けだと管理人は思うのです。

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U2plusの「みんなのFunCan」のページのキャプチャー画像

2013年9月12日木曜日

「泣けるもの」リストのススメ

涙を流すことで溜まったストレスを解消


過去の投稿「『慈悲』の精神が自分も他人も癒すにおいてご紹介した『脳からストレスを消す技術』によると、脳ストレスをコントロールするための機能には以下の二つがあります(p.3)。


①ストレスを受け流す体質をつくる機能→「セロトニン神経」を活性化して高める

②溜まってしまったストレスを一気に解消する機能→「涙」を流すことでスイッチオン

このうち、②の涙については、悔し涙や悲しみの涙といった自分の感情の高まりのまま流す涙より、感動の涙のように「共感」を必要とする涙の方が、ストレス解消の効果があることを挙げています(前掲書p.162)。今回ご紹介するのは、この「共感」の涙を流すことに関するハックです。


『脳からストレスを消す技術』では、週に一度、号泣できれば共感脳は充分に潤うことを説くとともに、『週末号泣のススメ―涙でストレス解消 !脳をリセット !』(安原宏美著 /扶桑社)という書籍を紹介しています(前掲書p.174)。ここから今回のハックのロジック部分が導けます。

ロジック:週末に号泣して溜まったストレスを解消


では、テクニックは何になるのか?これも、『脳からストレスを消す技術』にそのヒントがありました。


 「これはいつ見ても泣いてしまう」という泣ける素材をひとつ持っていると直ぐに号泣状態に入れる。


(『脳からストレスを消す技術』p.176)


ここから導き出せるテクニックはというと、このブログの読者ならピンと来るかもしれませんね。私がよく主張している「リスト化」ですね。

テクニック:「泣けるもの」リストを作成



さらに、今回はこの
「泣けるもの」リストの作成の際に参考になる書籍として、①『
『折れそうな心の鍛え方』(日垣隆 /幻冬舎新書)と、先ほど触れたが②『週末号泣のススメ―涙でストレス解消 !脳をリセット !』の2冊をご紹介します。



①『折れそうな心の鍛え方』(日垣隆 /幻冬舎新書)の「泣ける映画 100選」



「泣ける映画100選」は、日垣氏が一般読者から「泣ける映画」としてオススメの作品を募集したものです。基本的には全てTSUTAYAでレンタル可能なもので構成されています。また日垣氏が各作品の簡易なレビューを寄せています。映画好きの方はもちろん、「普段あまり映画を観ないからどんな作品を観ればいいか分からない」という方にも参考になるリストですよ。


②『週末号泣のススメ―涙でストレス解消 !脳をリセット !』の巻末



 『週末号泣のススメ』でも、読者から泣ける作品を募集したものを巻末で紹介しています。『折れそうな心の鍛え方』では映画だけでしたが、こちらは映画に加えて、泣ける漫画や泣ける小説、さらには、泣ける曲まで紹介しています。また各作品については読者が感想やエピソードを寄せており、これがまた涙を誘うものになっています。


私の「泣けるものリスト」



最後に、管理人自身の「泣けるものリスト」について。実はこのリストはまだリストアップの段階、言わば「鋭意作成中」というやつです。今の時点でこのリストに加えた作品は以下のようになります。

泣ける小説





  •  『美丘』(石田衣良 /角川文庫)  

  • 『悼む人』(天童荒太 /文藝春秋)



泣ける映画


   「壬生義士伝」

 泣けるゲーム



Memories Off 」の  ヒロイン「伊吹みなも」編




近いうちにGoogle+で運営中のコミュニティ「ウツ学生ピアサポートコミュニティ」にて、「皆さんの『泣ける作品』大募集」企画でもやろうと思っていますので、その際は是非お気軽にご参加下さい。

さあ、今週末の3連休は「泣けるものリスト」で号泣だ!((T_T)

2013年8月14日水曜日

「慈悲」の精神が自分も他人も癒す

今日はあまりライフハックとは関係ないお話を。少なくともテクニックの話ではないです。

ウツ学生ピアサポートコミュニティの設立

このブログ開設と並行して、Google+で「ウツ学生ピアサポートコミュニティ」というコミュニティページも開設しました。このコミュニティを開設した経緯は過去の投稿を参照して頂きたいと思いますが、先日『脳からストレスを消す技術』という書籍を読んで、このコミュニティを開設した目的というか、「どうしてウツ学生同士のピアサポートなのか?」という問いに対する答えというものを見出すことが出来たので、今日はそのことに触れたいと思います。

脳ストレスをコントロールする二つの機能

著者の有田秀穂氏は、脳ストレスをコントロールするための機能として、

  1. ストレスを受け流す体質をつくる機能

  2. 溜まってしまったストレスを一気に解消する機能


の2つの機能を取り上げ、1.に対しては、セロトニンと呼ばれるホルモンの放出に関係する「セロトニン神経」を活性化することが、2.に対しては、「涙を流す」ことが重要とであるとしています。

涙を流すことによる「共感脳」の活性化

また、有田氏は、
p.192 人は人間関係で傷つくこともありますが、そうした心の傷を癒してくれるのもまた人間関係

p.194 うつや引きこもりから立ち直るには、セロトニントレーニングと人との触れ合い、この二つを地道に続けていくことが最も良い方法なのです。

と言った上で、人との触れ合いにおいて重要な役割をはたすのが、「心」を獲得した人間のみが独自に進化させた「共感脳」であり、「共感脳」を激しく活性化させる方法として、涙を流す事の重要性が再度主張しています。特に、自分がしていることが認められないストレスに対しては、涙を流すことによって、共感脳が活性化されることで癒されるようです。

「共感脳」を働かせることで、自分も癒しながら他人も癒す

そして、本書の最後には、「慈悲」という言葉を例に挙げて話を締めくくります。この締めくくりの話が大変示唆に富んでいます。

有田氏によると、「慈悲」という言葉は、「マイトリー(maitrii)=慈」と、「カルナ(karuNaa)=悲」のサンスクリット語の二つの言葉によって構成されているのだそうです。そして、「マイトリー」は、万人に対する平等な友情を、「カルナ」は、同じ苦しみを味わうことによって生まれる相手を癒す思いを意味し、
p.213 お釈迦様は「慈悲」という言葉で、「共感脳」を活性化させることでもたらされる癒しがあることも説いておられたのです。

と主張します。また、二人一組になり、一人がもう一人の背中を1秒間に1回程度のテンポで、トントンと軽くタッチする「タッピングタッチ」における実験で、タッチされた方も、やった方も、両方のセロトニン濃度が上昇したという結果を受けて、
p.215 他人のために何かをするということは、実は自分を最も幸せにする方法。共感脳を働かせることで、人を癒しながら自分も癒し、よりよい人間関係を築き上げるのです。そして、こうしたよりよい人間関係が広がっていけば、ストレスに悩むことはなくなり、おのずとよりよい社会がつくられてきます。

この文章に出会った瞬間、私は「これこそがピアサポートという形でウツ学生同士が支えあう意義なのでは」と感じ、腑に落ちた思いがしました。「ウツ学生同士が、共感脳を働かせることで、人を癒しながら自分を癒し、よりよい人間関係を築き上げていく。そして、こうしたよりより人間関係を広げていくことで、ウツに悩むこともなくなり、おのずとウツ学生にとってもよりよい社会をつくられていく」。ウツ学生ピアサポートコミュニティが「共感脳を働かせることによって、人を癒しながら自分を癒す場」となっていけば良いなと思いますし、そうして行きたいと強く意識するようになりました。