涙を流すことで溜まったストレスを解消
過去の投稿「『慈悲』の精神が自分も他人も癒す」においてご紹介した『脳からストレスを消す技術』によると、脳ストレスをコントロールするための機能には以下の二つがあります(p.3)。
①ストレスを受け流す体質をつくる機能→「セロトニン神経」を活性化して高める②溜まってしまったストレスを一気に解消する機能→「涙」を流すことでスイッチオン
このうち、②の涙については、悔し涙や悲しみの涙といった自分の感情の高まりのまま流す涙より、感動の涙のように「共感」を必要とする涙の方が、ストレス解消の効果があることを挙げています(前掲書p.162)。今回ご紹介するのは、この「共感」の涙を流すことに関するハックです。
『脳からストレスを消す技術』では、週に一度、号泣できれば共感脳は充分に潤うことを説くとともに、『『週末号泣のススメ―涙でストレス解消 !脳をリセット !』』(安原宏美著 /扶桑社)という書籍を紹介しています(前掲書p.174)。ここから今回のハックのロジック部分が導けます。
ロジック:週末に号泣して溜まったストレスを解消
では、テクニックは何になるのか?これも、『脳からストレスを消す技術』にそのヒントがありました。
「これはいつ見ても泣いてしまう」という泣ける素材をひとつ持っていると直ぐに号泣状態に入れる。(『脳からストレスを消す技術』p.176)
ここから導き出せるテクニックはというと、このブログの読者ならピンと来るかもしれませんね。私がよく主張している「リスト化」ですね。
テクニック:「泣けるもの」リストを作成
さらに、今回はこの「泣けるもの」リストの作成の際に参考になる書籍として、①『『折れそうな心の鍛え方』(日垣隆 /幻冬舎新書)と、先ほど触れたが②『週末号泣のススメ―涙でストレス解消 !脳をリセット !』の2冊をご紹介します。
①『折れそうな心の鍛え方』(日垣隆 /幻冬舎新書)の「泣ける映画 100選」
「泣ける映画100選」は、日垣氏が一般読者から「泣ける映画」としてオススメの作品を募集したものです。基本的には全てTSUTAYAでレンタル可能なもので構成されています。また日垣氏が各作品の簡易なレビューを寄せています。映画好きの方はもちろん、「普段あまり映画を観ないからどんな作品を観ればいいか分からない」という方にも参考になるリストですよ。
②『週末号泣のススメ―涙でストレス解消 !脳をリセット !』の巻末
『週末号泣のススメ』でも、読者から泣ける作品を募集したものを巻末で紹介しています。『折れそうな心の鍛え方』では映画だけでしたが、こちらは映画に加えて、泣ける漫画や泣ける小説、さらには、泣ける曲まで紹介しています。また各作品については読者が感想やエピソードを寄せており、これがまた涙を誘うものになっています。
私の「泣けるものリスト」
最後に、管理人自身の「泣けるものリスト」について。実はこのリストはまだリストアップの段階、言わば「鋭意作成中」というやつです。今の時点でこのリストに加えた作品は以下のようになります。
泣ける小説
- 『美丘』(石田衣良 /角川文庫)
- 『悼む人』(天童荒太 /文藝春秋)
泣ける映画
「壬生義士伝」
泣けるゲーム
「Memories Off 」の ヒロイン「伊吹みなも」編
近いうちにGoogle+で運営中のコミュニティ「ウツ学生ピアサポートコミュニティ」にて、「皆さんの『泣ける作品』大募集」企画でもやろうと思っていますので、その際は是非お気軽にご参加下さい。
さあ、今週末の3連休は「泣けるものリスト」で号泣だ!((T_T)
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