2016年1月9日土曜日

『一流の人は仕事中に眠くなったらどうするのか?』読書メモ(第2弾)

今回の投稿は、『一流の人は仕事中に眠くなったらどうするのか?」の読書メモの第2弾です。
第1弾の投稿はこちら



p.58 「同調」に対抗するもっとも有効な手段は「仲間をつくる」ことです。
⇒p.59 「自分の価値観に理解を示してくれる人」を会社に一人でもつくることです。

p.66 心理学の実験結果によると、どうやら私たちはみな、「チームへの自分の貢献度」を過大申告する傾向があるようです。
+p.66 チームのメンバー数が増えるにしたがって、貢献度の合計値はますます100%より上に乖離していく。

p.71 どんな誘惑にさらされるかをあらかじめ考えておいて、実際に誘惑を受けたら簡単に実行できる策を用意しておくことが、誘惑に対抗できるもっとも効果的な方法です。

p.74 そういう(「毎週水曜に関係者に報告書を提出する」という;註)身近なデメリットがあってこそ、人は努力をする気が起きるのです。

頼み事をする際には、理由を言うべき


p.77 ちゃんと理由を言ったほうが、人は頼み事を受け入れやすいのです。(中略)実際は「ので」をつければ、理由が理由になっていなくてもこの効果が成立します。

「すいません。コピーしなければならないので、5枚だけ、先にコピーしてもいいですか?」
このときの応諾率は93%
⇒☆スゲー!

⇔コピー20枚となると、理由になっていない理由を言っても、理由を言わないのと変わりません。
⇒p.79 とにかく理由は言うべきです。

p.86 「ちょっと面倒な仕事」を他人に頼もうという人は、必ず、小さなことでもかまわないので相手の機嫌をよくするように心がければいいのです。
←p.87 (上機嫌にするためにやったことが;註)小さなプレゼントを贈るとか、簡単な賭け事をさせてわざと相手を勝たせるとか、(中略)短いコメディを見せる、といったことです。

社会的手抜きを防ぐには、メンバーの努力をよく認めてあげること


p.89 集団で共同作業を行うとき、一人ひとりが作業に投入する努力の量は、人数が増えるほど低下する(中略)社会的手抜き(ソーシャル・ローフィング)と呼ばれています。
p.89 社会的手抜きは、チームの人間が本当は多人数でなくても、多人数だと思うだけで発生します。

p.90 他人から認めてもらえるならば、チームの人数が多かろうとさほど問題は起こらないとも言えるわけです。ですから、チームリーダーにもっとも求められるのは、メンバーの努力をよく認めてあげること。これに尽きます。
=p.91 社会心理学の研究によれば、社会的手抜きは、周囲から応援されることによって防ぐことができるといいます。

p.95 紛糾しそうな厄介な会議ほど、誰もが心理エネルギーに蓄えのある、朝のうちに行うのがいいのです。

コミュニケーションの機微は口頭でないと伝わらない


p.98 メールでは、半分程度の割合でしか意図を理解できなかったのに対して、読んだほうは90%理解した、と思っていました。
⇒p.99 コミュニケーションの機微を盛り込まなければならない内容を、文章で伝えようとするのは考えものです。(中略)状況が許す限り口頭で伝えるようにしたほうがよいでしょう。

p.103 職場で周りの印象をよくしたいならまず、新しい服と鏡を買うことです。

p.107 見られているのが「自分の好きな人」であれば、パフォーマンスはますます向上する、という実験結果があります。しかも面白いことに、「自分の好きな人に注視されていると想像する」だけでも、この効果はある、というのです。

p.115 時間貧乏の人がまずやるべきことは、「時間は1分もない」ことを目に見えるようにすることです。
p.129 自由になる資源が限られていればいるほど、その資源を徹底的に活用しようと「無意識がサポートしてくれる」そうなのです。

ランダム強化に陥らないためにはやめたいことは「すっぱりと」断ること


p.134 誘惑の数が1つであるより2つになったほうが、初志を貫徹しやすいということがわかりました。

p.138 依存症には「ランダム強化」という概念がまとわりつきます。「たまにいいものが手に入るから、かえってやめられなくなる」という心理があるのです。
⇒p.138 自分が常習的に何かに手を出してしまい、それをすっぱりやめたいと思ったら、本当の意味で「すっぱりと」断ってしまうのが、もっとも効果的なのです。

p.146 最初は仕事の「書き写し」から始め、頭の中を書くモード、作る態勢にしてしまうのがいいのです。

フローを体験するには


p.150 フローについて調べ、「今日、仕事中にフローを経験するにはどうしたらいいだろう?」と考えている人は、少なくともフローのことを知らないビジネスマンよりは、フローを経験しやすいといえます。

=p.151 身の回りにあるものであれば、探し続ければ見つかります。そして、その見つかるという経験を増やせば増やすほど、探せば見つけられるという信念が強くなるため、ますます見つかりやすくなる。


p.162 (ホーソーン;註)工場の生産性の工場に寄与したのは、自分たちが注目され、実験されているという「自覚」だったのです。

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