今回の投稿は、『読書を仕事につなげる技術』の読書メモです。
ビジネス書は狭く、深く読む 教養書は広く、浅く読む
p.18 思うにわたしは、価値あることはすべて独学を通じて学んだと思う。
進化論を提唱して世界の景色を一変させたチャールズ・ダーウィンの言葉は、そのまま筆者の感想でもあります。
p.20 ビジネス書の名著をしっかり読む、いわばビジネスパーソンとしての基礎体力をつくるための読書と、リベラルアーツ=教養に関連する本を読む、いわばビジネスパーソンとしての個性を形成するための読書
⇒p.21 この2つがそろうことで初めて「その人らしい知的成果物」を生み出すことができるようになる。
p.22 狭く、深く読むのがビジネス書
p.22 広く、浅く読むのが教養書
p.25 20%の「ミソ」となる部分を見抜くかというのが大きなカギとなっています。
⇒p.25 なにをさておいてもやらなければいけないのが「目次を見る」ということです。
p.27 「最初の段階で読むべき2割の部分」が見えてこなければ、そもそもその本には手を出さない
=p.27 「エッセンスの2割だけ読んで、後は捨てる」
p.28 読書というのは消費ではなく、「投資行為」と考えるべきです。
p.37 「T字型の読書」を通じてこそ知的なストックは厚みを増していくことになります。
p.37 自分の読書が「広く浅く」なっていないか、一度振り返ってみるといいかもしれません。
⇒☆ギクッ!図星だなあ~。
p.40 半年間何もせずに同じ本を読み続ける
⇒☆『利己的な遺伝子』を半年間読み続けようかな?
p.42 本は10冊以上を同時進行で読む
⇒p.43 そうすることで稼働率が高まるからです。
ビジネス書を狭く、深く読む方法
p.55 経営学を独学するのであれば必ず古典・原典に当たることが重要。
⇒p.56 逆に言えば、経営学を学ぶにあたっては次々に出されるビジネス書の新刊を読む必要はない。
p.64 ビジネス書の読書では、抜粋や読書ノートはつくりません。
⇒p.66 良書が訴えているメッセージというのは非常にシンプルかつクリアなので忘れない。
p.86 このようなとき(短時間である分野の知識を集中的に学ばなければならない場面;註)においてお勧めしたいのが、入門書5冊+専門書5冊=10冊の「1日読書」です。午前中を入門書の斜め読みに、午後は専門書の拾い読みにあてるというのが基本的なプログラムです。
⇒p.86 斜め読みでは、①図表だけ、②パラグラフの冒頭で自然と引き込まれた箇所だけ、を読みます。
+p.87 午後は専門書。午前中につかんだ全体像やキーワードをもとに、特に深めたい部分を集中して読みます。
教養書を広く、浅く読む方法
p.103 (リベラルアーツの読書は;註)役に立つかどうかよりも、面白いかどうかのほうがずっと大事な評価軸です。
p.111 他人は知らないけれど自分が夢中になれる本をどれだけ読めるかが差別化につながります。
p.113 クランボルツの調査からは、成功する人には「さまざまな出会いや偶然を、前向きに楽しめる」という共通項があることがわかっています。
⇒☆だから出会いにどんどんお金を使っていこう!
p.117 よくわからないものを非予定調和的に収集しておき、いざというときに役立てる能力のことを、レヴィ・ストロースは「ブリコラージュ」と名づけて(以下、省略)
自分をプロデュースするという視点を持つ
p.117 「自分をプロデュースする」という視点
⇒p.117 「プロデュースする」というのは「掛け算をつくる」ということです。
p.120 異なった領域をつなげる人に今後価値が出てくるのではないか
p.120 掛け算になる2本の柱はいずれも本人にとって「面白いと思える」ことが前提条件になるからです。
⇒☆自分の場合、ポジティブ、GTD、Evernote、ライフログなどが柱となりそう。
p.126 一部に特化して偏った教養を持つほうが「自分のブランディング」という観点からは望ましいともいえます。
⇒☆「尖る」「小さな世界で一番になる」ことの重要性とも通じる話。
p.133 インプットとアウトプットのつながりの意外性、時間軸の長さがリベラルアーツの学習のポイント
p.135 「抽象化」とは、細かい要素を捨ててしまってミソを抜き出すこと。「要するに〇〇だ」とまとめてしまうこと。
p142 イケスをつくってそこで情報という魚を飼う
⇒p.142 具体的には、本を読んで重要だと思われた箇所をデジタルデータとして転記し、いつでも検索して確認できるようにしておく。
⇒☆加えて、ブログやSNS(ブクログ、MediaMarker)にアップロードしておけば、他人や社会の「集合知」としてさらい魚を肥えさせることができる!
大型書店には月に1回は訪れ、全フロアを回るようにする
p.182 (大型書店に;註)月に1回程度は訪れ、2時間程度書店で過ごしてみます。
⇒☆月に1度の通院日のタスクに設定する!
⇒p.183 大型書店では、必ず全フロアを回るようにしましょう。
⇒p.183 偶然のすばらしい出会いは、自分の仕事や生活と関連性の低い棚も積極的にブラブラすることで初めて生まれます。
p.193 自分の思考の枠組みを、書店の棚のカテゴリーの枠組みに乗っけてしまってはいけません。
p.217 創造性というのは、そもそも「意外なものをつなげる能力」なのだということを忘れてはいけません。つなげるためには、つながりやすい環境をつくっておく必要があるのです。
p.224 漫画とフィクションは電子書籍で、ノンフィクションやビジネス書はなるべく嵩張らないもの-つまり文庫本や新書ですが-を数冊はリアル書籍で持っていくようにしています。
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