2014年3月9日日曜日

ささいな失敗を減らすには自分自身を「研究対象」として観ることから始めましょう



『アスペルガー症候群だっていいじゃない』によると、あすぺさんの抱える「できないこと」は、他の人が聞くと「ほんのささいな失敗」「「誰にでもある失敗」だと感じるものが多いのですが、 その「ささいな失敗」も頻度が高ければ、生活や人間関係に支障が出てしまうことになります。

では、このようなささいな失敗の頻度を減らすためには、あすぺさんはどうすればよいのでしょうか? 『アスペルガー症候群だっていいじゃない』の著者、しーた氏は、自分自身の能力を注意深く分析して、より自分に適した努力・注意の方法を見直すことが重要であると説いています。
常に、自分を「研究対象」として観る。そういう視点を持つことが、自分の特徴を的確に判断できるようになる基礎を作るのです。 (中略)「繰り返すささいな失敗」は、自分自身の能力を発見するための重要な「研究材料」だと思えばよいのです。
『アスペルガー症候群だっていいじゃない』p.142


偉人の学ぶ失敗に対する身軽な考え方


「でも自分は失敗ばかりだし、どうしようもないクズじゃないのか...」とお嘆きの方には偉人が残した失敗に対する以下の名言を紹介します。
量子力学の礎を築いた理論物理学者のニールス・ボーアは「専門家とは、自分の分野でおかしうる、すべての間違いを経験した人のことだ」と語っています。 また、熱電球の試作に1万回失敗したトーマス・エジソンは「私は失敗した訳ではない、1万回のうまくいかいないやり方を発見しただけだ」と語っています。

『情報ダイエット仕事術』p.33


「繰り返すささいな失敗」は、自分自身の能力を発見するための重要な「研究材料」だと思えばよいのです。そうすれば、「失敗は成功のもと」になりますよね。

『アスペルガー症候群だっていいじゃない』p.142

ちなみに管理人は自分自身を研究対象として観る一つの方法として、ライフログをユビモレに記すことを日々行っています。「ユビモレによるライフログ」については又の機会に投稿したいと思います。

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