2015年10月31日土曜日

『嫌われる勇気』読書メモ

今回の投稿は、『嫌われる勇気』の読書メモです。


「課題の分離」のススメ


p.146 まずは、「ここから先は自分の課題ではない」という境界線を知りましょう。そして他者の課題は切り捨てる。

p.147 それではなぜ、他者の視線が気になるのか?アドラー心理学の答えは簡単です。あなたはまだ、課題の分離ができていない。本来は他者の課題であるはずのことまで、「自分の課題」だとおもいこんでいる。

p.149 「あの上司がいるから、仕事ができない」と考える。これは完全な原因論です。そうではなく「仕事をしたくないから、嫌いな上司をつくり出す」と考える。あるいは「できない自分を認めたくないから、嫌な上司をつくり出す。」 こちらは目的論的な発想になります。

まずは「これは誰の課題なのか?」を考えましょう。そして課題の分離をしましょう。どこまでが自分の課題で、どこからが他者の課題なのか、冷静に線引するのです。
 そして、他者の課題には介入せず、自分の課題には誰ひとりとして介入させない。

対人関係における自由のコスト


p.163 自由を行使したければ、そこにコストが伴います。そして対人関係における自由のコストとは、他者から嫌われることなのです。

p.165 幸せになる勇気は、「嫌われる勇気」も含まれます。その勇気を持ちえたとき、あなたの対人関係は一気に軽いものへと変わるでしょう。

p.168 対人関係のカードは、常に「わたし」が握っている。

p.183 あなたのことをよく思わない人がいるのは、あなたが自由に生きている証なのだ。

p.183-184 「他者からどう見られているか」ばかりを気にかける生き方こそ、「わたし」にしか関心を持たない自己中心的なライフスタイルなのです。
⇒☆耳に痛い話だなあ~

共同体へのコミット


p.188 「わたしはこの人に何を与えられるか?」を考えなければならない。それが共同体へのコミットです。
⇒☆「ギブギブギブ」精神だなあ~。

p.202 横の関係に基づく援助のことを、アドラー心理学では「勇気づけ」と呼んでいます。

p.204 いちばん大切なのは、他者を評価しない、ということです。
⇒☆難しいなあ~

p.205 「人は、自分に価値があると思えたときだけ、勇気を持てる」

p.206 人は「わたしは共同体にとって有益なのだ」と思えたときにこそ、自らの価値を実感できる
⇒☆大学時代の寮生活の時には、その実感があった気がする

p.228 「変えられるもの」と「変えられないもの」を見極めるのです。

p.232 われわれは無条件の信頼を置くからこそ、深い関係が築けるのです。

p.241 他者がわたしになにをしてくれるかではなく、わたしが他者になにができるかを考え、実践していきたいのです。
⇒☆今の自分は他者が何をしてくれるかばかりを考えているなあ…。

p.261 わざわざ自らの優越性を誇示する必要などないのです。

今この瞬間をくるくるとダンスするように生きる


p.266 人生とは、今この瞬間をくるくるとダンスするように生きる、連続する刹那なのです。
⇒p.267 ダンスを踊っている「いま、ここ」が充実していれば、それでいいのです。

p.275 人生はいつもシンプルであり、深刻になるようなものではない。それぞれの刹那を真剣に生きていれば、深刻になる必要などない。

p.278 「人生の意味は、あなたが自分自身に与えるものだ」

2015年10月10日土曜日

『「こんな自分、もうイヤだ!」から抜け出せる本』読書メモ(第2弾)

今回は、『「こんな自分、もうイヤだ!」から抜け出せる本』の読書メモの第2弾です。
第1弾はこちら


「私は」を主語にして話す


p.160 それは、相手に「私は~と感じている」と私を主語にして伝えてみることです。

←p.161 「私は」を主語にすると、他の人たちはどう思っているかわからないけれども「少なくとも私はこう感じています」と、あくまでも私だけが感じていることだということが相手に伝わるのです。

⇒p.162 一方的に決めつけられたり、押しつけられたりという感じはなくなります。

「今、自分にできることは何だろう?」と問いかける


p.163 気持ちを切り替える言葉があるんです。
それは、「今、自分にできることは何だろう?」という言葉です。

p.164 何か壁にぶち当たったときに、「今、自分にできることは何か?」と問いかけると、「これだったらできるかな?」「これはできないな」と考え始めます。

p.167 (山登りの達人は;註)一歩一歩進んでいることを確認しながら進んでいくので、気持ちが萎えないのです。

p.167 最終的な目標を定めながらも、今、自分ができることはなんだろうと考え、一つ一つそれをやっていけばいいのです。


『「こんな自分、もうイヤだ!」から抜け出せる本』読書メモ(第一弾)

今日は、『「こんな自分、もうイヤだ!」から抜け出せる本』の読書メモの第一弾です。


子供の頃につくられた"こころのプログラム"


p.026 これはまるで常に同じ答えを導くように、プログラムされているようなものなので、私は"こころのプログラム"と呼んでいます。

p.028 子供の頃に親から言われたことや起きた出来事によって、"こころのプログラム"がつくられているということです。

p.044 「絶対やらなきゃ!」と肩に力を入れすぎて疲れてしまうよりも、「~したほうがいい」くらいの気持ちで、こころに余裕をもっていたほうがラクですし、かえってスムーズに進むかもしれません。

"心の防波堤"


p.072 「うまくいくはずない!」と決めつけることで、失敗から自分を守るための"心の防波堤"をつくっていたのです。
⇒☆今の自分の、FMAに対する心構えと共通した部分がある。「FMAでうまく稼げないだろう」「返金してもらおう」と考えている節があるからなあ~。

p.074 「うまくいかないところもあるけれど、それでも、今、自分ができることは何だろう?」と考えてみてください。

p.101 他人に対して許せないと思っていることは、自分に対しても同じように許せないと思っているケースが多いのです。
⇒p.101 まずはそのような点を「人間だからダメなところもあるよなあ」と受け入れてみましょう。

できない自分をまず認める


p.113 自分を変えるための行動を起こせないときは、自分を止めている何かがあるのです。
それは、実際にとりかかってみたら自分ができないこと、能力不足なところを目の当たりにしてしまうかもしれないという"不安"です。

p.113 「できなくてもいい」と思うと、自然と「できないなりに何から始めたらいいかな」と、行動に移せるのです。

p.113 できない自分をまず認める。