2013年9月27日金曜日

週末に思い切り号泣してストレスを発散した後は目の腫れを治して月曜日を迎えよう

週末に号泣して溜まったストレスを解消


世間では、「涙活」というものが静かな(?)ブームだそうですね。このブログでも、溜まってしまったストレスを一気に解消する方法として、あえて泣く時間を作ることの重要性について触れました。また、ライフハッカー[日本版]の先日の記事でも泣くことの効果に触れています。「思い切り、泣いていい。目の腫れを治す簡単ケア【LHベストヒッツ】 
日頃強いストレスに晒されている方は、あえて泣く時間を作るといいそうです。 泣いている時はリラックスを促す副交感神経が働くので、ストレスから解放されてリラックスした状態になります。

また、泣くことに関しては過去の投稿で、「週末に号泣して溜まったストレスを解消」というロジックもご紹介しましたね。今回はこの号泣した後に有効なハックです。特に女性向きのハックと言えます。

『週末号泣のススメ』によると、男性と女性では泣き方が違うようです。自分が泣く様子を表現してもらうと、男性の場合は、「ジーン」となり割と静かに涙を流している感じです。一方、女性の場合は、「ボロボロ」というように、思い切り良く、身体を使って泣いて、うまく気分転換を図っているようです。(『週末号泣のススメ』p.93)

でも、号泣してストレスを発散できたとしても、まぶたが腫れすぎて翌日にひびいては困ってしまいますね。そこで今回は、まぶたが腫れてしまった時の応急処置をご紹介します。

泣き過ぎた時のまぶたのむくみケア~温冷療法~


準備するもの

  •  フェイスタオル2枚

  •  保冷剤

手順

  1. ホットタオルを作る:水に湿らせて軽くしぼった後、電子レンジで温めます(やけどに注意)。

  2. アイスタオルを作る:凍った保冷剤をタオルでくるみます。

  3. 血行を促進させる:ホットタオルとアイスタオルを2~3分おきに交互にまぶたにあてます。ホットタオルの後は、まぶたを縦に小さくつまむ(溜まった水分を散らすように)マッサージも併せて行うと、より効果的です。


(「思い切り、泣いていい。目の腫れを治す簡単ケア【LHベストヒッツ】 : ライフハッカー[日本版]より引用 )


まぶたが腫れるのはこすってしまうから


泣いてまぶたが腫れてしまうのは、涙を拭く時にこすってしまうことが原因で、泣くこと自体では実はそれほどまぶたは腫れません。 泣いてまぶたの皮膚の下の毛細血管が傷つけられ、組織液がしみ出してきて溜まり、腫れるのです。 普段この組織液は血液の中に含まれており、リンパ管で吸収されているのですが、傷つけられた部位を治そうとたくさん出てきてしまいます。

(「思い切り、泣いていい。目の腫れを治す簡単ケア【LHベストヒッツ】 : ライフハッカー[日本版]より引用)

ということは、流れ落ちた涙だけそっと拭うようにするだけでも効果はあるようです。 腫れない程度に上手に涙とつきあうことで、安心して「週末号泣」に専念してみてくださいね。

2013年9月25日水曜日

Doingリストで「漂流」を防ぎ、「今現在」に自分をつなぎとめよう!

今回は、過去の投稿で触れたDoingリストについての話題です。ブログ「Lifehacking.jp」にて、Doingリストの効用について紹介されていました。
ストレス下でも「次の仕事」を見失わないDoingリストの効用
船という環境は特殊な負荷を私たちに与えます。 船酔いで気持ち悪くなっている時はもちろんですが、そうでない時でも、揺れる船の上ではなかなか考えがまとまらなかったり、順序立てて作業をするのが難しくなります。 ここでも、私を助けてくれたのは、自分が実践している簡単で基本的なテクニック、Doingリストでした。

(前掲記事より引用)



Doingリストの使い方


Doing Listの基本的な使い方は以下のようになります。


  1. これからやる作業を順序立てて書く。ToDoリストに似ていますが、粒度は細かく、意識を割かなくてはいけない単位で

  2. このリストの上から順に実行する。例外はない。

  3. 他にやるべきことを思いついたら、右側にもう一つのリストを作り、ペンディングさせておく。決して脱線してはいけない



(前掲記事より引用)


lifehacking.jpの管理人、堀正岳氏の著作『情報ダイエット仕事術』によると、「粒度」≒「かかる時間の長さ」ということになります。つまり、「粒度は細かく」≒「実行可能で短時間で終了できる」と考えることができます。なお、「作業を粒度によって交通整理する」ハックに関しては又の機会に紹介予定です。

ペンディングしてあるリストは、いまのDoingリストが完了したら、順序を考えつつ加えられて、次のDoingリストになります。Doingリストは「情報ダイエット仕事術・特設ページ」からダウンロード可能です。

管理人のDoingリストをご紹介


管理人はDoingリストにMOLESKINEを使用していることは前回の投稿で触れましたね。

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1ページの左側がDoingリストで、ここに粒度の細かい作業を記入しています。対して、1ページ右側がPending Listで、途中で割り込んできたタスクを書き留めていきます。どちらのリストも、タスクの左側にチェックボックスを書き入れ、タスクが終了したらチェックボックスにチェックを入れるようにしています。こうすることで、完了したタスクが一目でわかるようになっています。

Doingリストは、思考力は低下し、ものを思い出したり、順序立ててやるのが億劫なときに効果を発揮


船の上、特にひどく揺れている船の上では「次にやることくらい覚えておけるさ」ということでさえも常に頭のなかから抜け落ちていきます。思考力は著しく低下し、ものを思い出したり、順序立ててやるのが億劫になってきます。 でもこれは、普段でも心配事を複数に抱えていたり、ストレスを抱えている時に同じことがいえるのです。こうしたとき、Doingリストは効果を持ちます。

(前掲記事より引用)



これはまさに、ウツ状態のことを指しているますね。過去の投稿で、ライフハックで一瞬一瞬に集中することの重要性を述べましたが、「一瞬一瞬」に集中できるようにするのが、Doingリストの効用です。

「漂流」を防ぎ、「今現在」に自分をつなぎ止める


「漂流」とは、いざ作業を始めてみたものの、 「やろうとしていたこと」を次第に見失って関係のない作業をし始めることを指します。
ちょっとインターネットで調べ物をするつもりが、何十分も関係のないサイトを渡り歩くことになってしまうケースなどは、これ(「漂流」のこと、管理人注)にあたります。

(『情報ダイエット仕事術』p.80)




「やるべきこと」がいくつも波のように襲いかかってくる中で、Doingリストは「現在」という場所に自分をつなぎ止めるための錨のような役割を果たすのです。


(『情報ダイエット仕事術』p.95)



雑感


堀正岳氏は、気候変動や地球温暖化を研究する研究者で、海洋をフィールドとしています。 だから今回は「船酔い」や「漂流」、「錨」といった、海洋に関する言葉が出てきたわけですね。

2013年9月20日金曜日

2001年世界卓球選手権大会@大阪 男子シングルス準々決勝 チャン・ポン・ロンv.s.リュー・ゴウ・リャン


1ヶ月半ぶりの更新ですね。ご無沙汰で申し訳ありませんでした。もう一つのブログ「ウツ学生ハック!」の方は週2回のペースで更新しておりましたが、そちらの方で手一杯でした(^^ゞ

今日は「愛することのリスト/list of my dear things」の投稿です。「愛することのリスト/list of my dear things」とは、toshiyamiyazakiが愛してやまないモノのストーリーを語るもので、『お金と引き寄せの法則』エスター・ヒックス、ジェリー・ヒックス著/ソフトバンククリエイティブ)を参考に始めたものです。

今日ご紹介するのは、動画「2001年世界卓球選手権大会@大阪 男子シングルス準々決勝 チャン・ポンロンv.s.リュー・ゴウ・リャン」@Youtubeです。

チャン・ポン・ロン選手については、Positive Short Story「第45回世界卓球選手権団体戦 男子 準々決勝 チャイニーズタイペイ戦 田崎俊雄v.s.蒋澎龍」でも触れたことがありましたね。


私は大学入学以降、プレースタイルをペンホルダードライブ主戦型に変え、蒋澎龍選手をお手本にしてきたのですが、実は卓球を始めた中学生から高校1年の秋までは、ペンホルダー表ソフト速攻型で、.リュー・ゴウ・リャン選手の方をお手本にしておりました。

実際にこの試合を映像で観たの大学1年の秋頃でした。当時はチャン・ポン・ロン選手の方ばかりに注目していましたが、今改めて見ると、どちらの選手のプレースタイルにも感慨深いを感じることができますね。

絵葉書を書いて「感謝の気持ち」を表現して、ウツを緩和しよう


今日は、「感謝の気持ち」に関するライフハッカーの記事を少し応用したハックをご紹介します。




「感謝の気持ち」を具体的な形にして表現すれば、幸福度や人生への満足度が向上し、ウツも緩和


記事によると、被験者に毎日、感謝していることを書いてもらうという単純な習慣に取り組んでもらっただけで、被験者たちの気分は向上したそうです。



感謝をリストアップしたグループでは、(3種類の実験それぞれの後の測定値の)すべてではないとしてもいくつかの項目で、対照群よりも高い幸福度を示していました。特に明確に違いが現れたのは、ポジティブな情動に対する効果でした。この結果から、感謝を意識的に心がければ、感情や対人関係にメリットがあると考えられます。

また、学術誌「Journal of Happiness Studies」に掲載された論文では、被験者に「感謝の手紙」を書いてもらって、感謝の心を持つことが幸福度に影響するかどうかを検証しています。



感謝の手紙を書くことは被験者の幸福度や人生への満足度の向上につながり、抑うつ症状を緩和できる可能性があると考えられます。

これらの実験結果から、以下の様なハックのロジック部分が導き出すことができます。


ロジック:「感謝の気持ち」を具体的な形にして表現すれば、ウツが緩和される




感謝の手紙はウツ学生にとってはハードルが高い?



けれども、感謝の手紙を書くことは



  • 便箋と封筒を用意するのが面倒

  • 普段、スマホやパソコンで入力する機会が多いので、手書きには慣れていない

  • 便箋に何枚も感謝の念を綴る気力や集中力が湧かない



といった理由から、ウツ学生にとっては少しハードルが高いかもしれませんね。そこで、こんなテクニックはいかがでしょうか?

テクニック:絵葉書を用意しておき、スキマ時間に書いて、外出先で見つけたポストに投函する



どうして、手紙ではなく絵葉書なのか?それは絵葉書には、以下の様なメリットがあるからです。

メリットその1:本文を書くスペースが便箋よりも少ないので、書く労力が少なくて済む


先日のことですが、管理人は外出時にできたわずか30分程のスキマ時間に、4通の絵葉書の本文を仕上げることができました。

メリットその2:投函までのステップが少ない・一つの場で完結


絵葉書を書いて投函するまでの一連の過程は、以下のように4つのステップから成り立ちます。



  1. 本文記入

  2. 住所・宛名記入

  3. 切手を貼る

  4. 投函



これに対して、手紙になると1つステップが増えてしまい、労力が余計にかかります。



  1. 便箋に本文記入

  2. 封筒に住所・宛名記入

  3. 封筒に切手を貼る

  4. 便箋を封筒に封入

  5. 投函


さらに、手紙だと便箋と封筒というように2つの場を経なければならず、せっかく便箋に本文を記入が完了しても、「まだ封筒上での作業があるのか」と思い、煩わしくなるかもしれませんね。絵葉書だと絵葉書1枚の上で全てのステップが完了するので、そのようなことも怒らない起こらないことが期待されます。

メリットその3:持ち運びが楽



絵葉書は手紙よりもかさばらないので、持ち運びに便利です。管理人の場合、アイキャッチ写真のように、「Doing List」として活用している「MOLESKINE カイエ プレーン 無地」のポケットに何枚か絵葉書を忍ばせています。

絵葉書を書いて「感謝の気持ち」を表現して、ウツを緩和しよう_ウツ学生ハック!_130920

こうしておけば、外出先でもスキマ時間にさっと取り出して書くことができます。管理人の場合、先ほどの「30分程度で絵葉書4枚」は移動中の電車内で書きました。(「Doing List」もウツ学生にとっては重要なハックなので、又の機会にご紹介しますね。)

メリットその4:タダで入手可能


絵葉書は、ホテルや観光案内書といった場所で、無料で手に入れることができます。さらに、便箋と封筒だと市販の物を買うことになるので、個性やセンスといったものを発揮するのが難しいですが、絵葉書だとその土地やホテル独自の物が多いので、オリジナリティや希少性を付け加えることができます。

絵葉書を受け取った人にとっても、お店で売っている物ではなく、その土地やホテルを訪れることでしか手に入らない絵葉書の方が、「ああ、あの人はあそこに行ったんだな」といった、「プラスα」の印象を与えることが出来るのではないでしょうか?

今回の投稿のまとめ 


今回は、絵葉書を書いて「感謝の気持ち」を表現して、幸福度や人生への満足度を向上させて、ウツを緩和するというライフハックのご紹介でした。皆さんもまずは、手帳やバッグに絵葉書を忍ばせることから始めてみてくださいね。

2013年9月17日火曜日

体を疲れきっているかのように想像orつまらないことを行って寝付きを良くしよ う

*2013年9月23日 タイトルを変更しました


ウツになると様々な睡眠障害が生じます。具体的には、中々寝付けなくなる「入眠障害」や早朝に目が覚めてしまう「途中覚醒」などです。今回は入眠障害、つまり寝付きを良くする方法を2つご紹介します。



寝付きを良くする方法その1:体が恐ろしく疲れ切っているかのように想像する


これは「ライフハッカー」で紹介された方法です。




体が疲れ切った状態をビジュアルで思い描くのです。まぶたを開けていられず、口は半開きになっていて、腕が重くて少しも上げられないような状態。ベッドに体が沈み込んで、一気に暗闇に落ちていくような、あの感じです。

私自身は体全体が重いもので押されているような想像をよくします。まるで得体の知れない何かが、私の意識を私の中から追い出して、体だけをベッドの奥深くに押し込んでいるような感じです。

管理人の「身体が疲れきった」イメージは言うと、(「不謹慎だ!」「名作を冒涜するのか!」と言った批判もあるかもしれませんが)、「世界名作劇場」の「フランダースの犬」の最終回のあの名シーンです。「パトラッシュ、僕もう疲れたよ...」と優しくかつ本当に疲れきった、でも福音に満ちた口調でパトラッシュに語りかけるネロになった気分で床につきます。

人によっては悲しさや思い出し涙に誘われて逆に寝れないかもしれませんね。管理人は、日常で疲れた時にはよく「パトラッシュ、僕もう疲れたよ...」と口にする(悪い)癖がついており、「フランダースの犬」≒「とても疲れた状態」という定式が脳内に成立しているので有効なのでしょう。

閑話休題

寝付きを良くする方法その2:つまらないこと、関心のないことを行う



これは『こころの体操じゃまいか』で紹介されている方法です。


眠れない時の処方箋:脳の興奮状態を鎮めるためには、楽しいことや気になることではなく、つまらないこと、関心のないことを行うとよいです。興味のないテレビを観たり、関心のない本を読んだりすると、瞼が次第に重くなってきますよ。

『こころの体操じゃまいか』p.52-53

管理人の場合、最近は寝付けない時に『ザ・シークレット』を読むと何故か眠気に襲われます。今読んでいる部分は、様々な著名人が登場しては、「引き寄せの法則」の重要性を主張することの繰り返しです。言い方は人それぞれなのですが、内容はほぼ同じで変化が乏しいのです。世界的ベストセラーでも「つまらない」と脳が感じたら、脳が興奮しなくなるみたいですね。

2013年9月12日木曜日

「泣けるもの」リストのススメ

涙を流すことで溜まったストレスを解消


過去の投稿「『慈悲』の精神が自分も他人も癒すにおいてご紹介した『脳からストレスを消す技術』によると、脳ストレスをコントロールするための機能には以下の二つがあります(p.3)。


①ストレスを受け流す体質をつくる機能→「セロトニン神経」を活性化して高める

②溜まってしまったストレスを一気に解消する機能→「涙」を流すことでスイッチオン

このうち、②の涙については、悔し涙や悲しみの涙といった自分の感情の高まりのまま流す涙より、感動の涙のように「共感」を必要とする涙の方が、ストレス解消の効果があることを挙げています(前掲書p.162)。今回ご紹介するのは、この「共感」の涙を流すことに関するハックです。


『脳からストレスを消す技術』では、週に一度、号泣できれば共感脳は充分に潤うことを説くとともに、『週末号泣のススメ―涙でストレス解消 !脳をリセット !』(安原宏美著 /扶桑社)という書籍を紹介しています(前掲書p.174)。ここから今回のハックのロジック部分が導けます。

ロジック:週末に号泣して溜まったストレスを解消


では、テクニックは何になるのか?これも、『脳からストレスを消す技術』にそのヒントがありました。


 「これはいつ見ても泣いてしまう」という泣ける素材をひとつ持っていると直ぐに号泣状態に入れる。


(『脳からストレスを消す技術』p.176)


ここから導き出せるテクニックはというと、このブログの読者ならピンと来るかもしれませんね。私がよく主張している「リスト化」ですね。

テクニック:「泣けるもの」リストを作成



さらに、今回はこの
「泣けるもの」リストの作成の際に参考になる書籍として、①『
『折れそうな心の鍛え方』(日垣隆 /幻冬舎新書)と、先ほど触れたが②『週末号泣のススメ―涙でストレス解消 !脳をリセット !』の2冊をご紹介します。



①『折れそうな心の鍛え方』(日垣隆 /幻冬舎新書)の「泣ける映画 100選」



「泣ける映画100選」は、日垣氏が一般読者から「泣ける映画」としてオススメの作品を募集したものです。基本的には全てTSUTAYAでレンタル可能なもので構成されています。また日垣氏が各作品の簡易なレビューを寄せています。映画好きの方はもちろん、「普段あまり映画を観ないからどんな作品を観ればいいか分からない」という方にも参考になるリストですよ。


②『週末号泣のススメ―涙でストレス解消 !脳をリセット !』の巻末



 『週末号泣のススメ』でも、読者から泣ける作品を募集したものを巻末で紹介しています。『折れそうな心の鍛え方』では映画だけでしたが、こちらは映画に加えて、泣ける漫画や泣ける小説、さらには、泣ける曲まで紹介しています。また各作品については読者が感想やエピソードを寄せており、これがまた涙を誘うものになっています。


私の「泣けるものリスト」



最後に、管理人自身の「泣けるものリスト」について。実はこのリストはまだリストアップの段階、言わば「鋭意作成中」というやつです。今の時点でこのリストに加えた作品は以下のようになります。

泣ける小説





  •  『美丘』(石田衣良 /角川文庫)  

  • 『悼む人』(天童荒太 /文藝春秋)



泣ける映画


   「壬生義士伝」

 泣けるゲーム



Memories Off 」の  ヒロイン「伊吹みなも」編




近いうちにGoogle+で運営中のコミュニティ「ウツ学生ピアサポートコミュニティ」にて、「皆さんの『泣ける作品』大募集」企画でもやろうと思っていますので、その際は是非お気軽にご参加下さい。

さあ、今週末の3連休は「泣けるものリスト」で号泣だ!((T_T)

2013年9月10日火曜日

「揺さぶり体操」で上半身をゆるめる

過去の投稿(「美英雄のポーズで肩こり・首こりを改善」)で、ウツになると姿勢が前かがみになりやすく、肩・首の凝りに悩まされることが多いことを挙げました。今回ご紹介するのも、肩・首の凝りの改善に役立つものですが、より正確に言うと、凝り固まった上半身を「ゆるめる」ためのハックとなります。ではいつものようにハックを「ロジック」と「テクニック」に分けて説明いたします。

ロジック:凝り固まった上半身を「ゆるめる」

筋肉や関節が硬いと、「ストレッチをして柔らかくしなきゃ」と思うことが多いですが、『筋肉は伸ばさず、ゆるめる!4スタンスリポーズ体操』では、従来のストレッチとは異なる、つまり「(力を入れて強引に)筋肉を伸ばす」のではなく「ゆるめる」重要性を説いています。今回はこの「ゆるめる」という感覚を強調したいと思います。

では凝り固まった上半身を「ゆるめる」には具体的にはどうすればよいか?今回は「揺さぶり体操」というちょっと変わった(ユーモラスな?)体操をご紹介します。

テクニック:「揺さぶり体操」を実行

揺さぶり体操とは、『声に出して覚えたい日本語』で有名な齋藤孝先生が、いくつかの自著で取り上げているものです。具体的には


立ってつま先はつけたまま、かかとを上下させて全身を揺さぶる。揺さぶりながら上半身を横にしたり、前にかがめたりもする

  『気の力―場の空気を読む・流れを変える』p.59




というものです。ちょうど齋藤先生が揺さぶり体操を実践している動画があるので、実際の動きを動画でも確認してみて下さい。

「揺さぶり体操」の動画

再生開始から20~25秒の辺りで、何かのセミナーにおいて齋藤先生が受講生の前で実践している様子が流れます。「細やかなゆらぎを感じながら、振幅が増幅していくイメージをもつ」ことが重要(『気の力―場の空気を読む・流れを変える』より)であり、揺さぶっている最中に、「あー」と声を出しながらやるのも効果的(『なんでも健康法』)だそうです。そして最後の仕上げとして、両手を組んで腕を前・上・後ろに思い切り伸ばします。肩胛骨を意識しながら、肩の付け根の部分を大きく回します(『誰でもグングン力が伸びる! 齋藤式 潜在力開発メソッド』より)。

日常の取るに足らない一瞬こそが健康への手がかり

『なんでも健康法』(齋藤孝/講談社)によると、人間の関節では肩甲骨と股関節が二大基本(p.50)となり、「上半身には力が入っておらず、下半身(特に股関節)で身体をしっかり支える」事が重要なのだそうです。そのための有効な体操の一つがこの「揺さぶり体操」です。また、同書は、日常の取るに足らない一瞬こそが健康への手がかり(p.8)であるという考えのもと、即座にできてユニークな健康法を多数紹介しています。他にもご紹介したいものがあるので、後日このブログでご紹介します。お楽しみに。

2013年9月6日金曜日

「したいことリスト」の効果



過去の投稿:「『とりあえず今、どうしたいか』を少しずつ設定して、成功体験を積む」で「したいことリスト」の効果にについて後で言及すると書きました。その「したいことリスト」の効果について、ライフハッカーに関連する記事がありました。

ライフハッカー「将来の想像や妄想をしている時のほうが実は幸福度は高い」




学術誌「Applied Research in Quality of Life」に掲載された論文によると、幸せの絶頂は、休暇の計画を立てている段階で訪れるとか。

休暇を待ち遠しく思う効果で8週間にわたって幸福度が高まりました。そして、休暇の後すぐに、ほとんどの人の幸福度は通常の値まで下がりました。

つまり、人は実際の休暇中よりも、その計画を立てているときのほうがもっと幸せを感じているわけです。

そう言えば、私が昔付き合った彼女のことですが、女友達との旅行に際して、修学旅行でもらうような「旅のしおり」を作っていたことがあります。そして、完成した旅のしおりを手にした時の満面の笑みがとても眩しかった記憶が鮮明に残っています。

一方の私は、典型的な「行き当たりばったら~」(漫画家駒井悠氏が命名)、つまり、「何処かへ行きたいな」と考えるのはとても楽しいのですが、旅先でどの店に入るとかどこを回るといったのは気分次第、「行き当たりばったり」のスタイルが好きです。「15:00~16:00 ○○博物館内を見学」といった旅のしおりに従って行動するのはどうも性に合わないようです。

閑話休題

先程ご紹介したライフハッカーの記事では、Shawn Achor氏の著書『幸福優位7つの法則』にある記述も引用しております。
ある研究では、被験者がお気に入りの映画を見ることを考えただけで、エンドルフィン濃度が27%も上昇したそうです。

そして、記事は以下の文章で締めくくっています。

今すぐには休暇を取れない、友達と飲みに行く暇すらないという人は、とにかくカレンダーに予定を書き込んでみましょう。1カ月後でも、1年後になってもかまいません。そして、幸せを強く感じたいときにその予定のことを思い出してみるのです!

私が思うに、カレンダーに予定を書き込む以外にもただ、

「したいことリスト」「行きたいところリスト」を作って、思いつくままに書き出す

「何も気力が湧かない」時や「ゆううつな」時にそのリストを眺めてみる


というハックがウツ学生には有効かなと感じています。

次回以降では、この「思いつくままに書き出す」ことについて投稿したいと考えていますので、お楽しみに。

2013年9月4日水曜日

「とりあえず今、どうしたいか」を少しずつ設定して、成功体験を積む


ウツ学生には目的がない!?

ウツになると意欲や感情といった脳の機能が低下します。極端な場合、「人生の目的」や「学業の目的」を脳が捉えられなくなることもあります。私の体験ですが、「ウツになってまで生きる意味とは何だろう?」という自分の問いに対する答えが欲しくて、書店や図書館で思想・哲学のコーナーにある書籍を読み漁ったことがあります。

マイナスシステムが目的設定を邪魔する

このような場合、誤解してはいけないのは、(私を含め)ウツ学生は目的を見失ったり、捨てたりしたわけではないということです。『メンタルスイッチ—「切り替え力」が身につく実践トレーニング』(岡本 正善著)によれば、これは「マイナスシステム」が邪魔をしているという状態となります。マイナスシステムとはよりよい人生を邪魔し、その実現を阻むためのあらゆる力を発動するシステム(前掲書p.31)というものです。マイナスシステムとは反対に、よりよい人生を実現させるための、あらゆる力を発動するシステムとしてプラスシステムというものももちろん存在します(前掲書p.31)が、ウツの人はどうしてもプラスシステムよりもマイナスシステムに思考を支配されやすいのです。

マイナスシステムに邪魔をされないためのライフハック

では、マイナスシステムに邪魔をされずに「目的」を再設定するにはどうすればよいか?今回はこの問題に対するハックをご紹介します。『メンタルスイッチ—「切り替え力」が身につく実践トレーニング』によると、「目的がない」のも、マイナスシステムのイタズラのせいということになります。この状態にいる間は「とりあえず今、どうしたいか」を少しずつ設定して、成功体験を積むのも良い方法であると説いています(前掲書p.100)。そのためにはまず、達成できたら嬉しくなるような目標を設定することから始めるとよいでしょう。(前掲書p.102)

まとめ

では、今回の投稿のまとめも兼ねて、今回ご紹介したハックをロジックとテクニックに分けておさらいです。今回ご紹介したハックは、「マイナスシステム」に邪魔をされずに、「目的」を再設定する際に有効なハックです。


ロジック:「とりあえず今、どうしたいか」を少しずつ設定して、成功体験を積む。

テクニック:達成できたら嬉しくなるような目標を設定

次回以降の投稿では、今回紹介したハックと関連が深い他のライフハックをおいおいご紹介していきたいと思います。例えば、達成できたら嬉しくなるような目標を設定する際には、「思いついたものをとにかく書きだす・入力する」や「したいことリストの作成」といったライフハックが有効です。また、「目標」の把握方法と「行動」の管理方法についても書きたいことがあります。是非ご期待ください!