2014年12月19日金曜日

近況報告&「やりたい仕事を見つける」講座を受講中


まずは近況報告

8月から11月末までの4ヶ月間、兵庫県の知的障害者率先雇用事業の一環で、「日々雇用職員」という身分で、県民局で事務補助のお仕事をしておりました。
(県民局の皆様、その節は大変お世話になりました)

12月からは、再び就労移行支援事業所に戻り、作業や資格試験の学習(来年2月に日商簿記検定3級を受験予定)に取り組んだりしています。また、時折、ハローワークで求人検索をしたりするなどの就職活動も並行して行っています。

そんな中、一昨日からナレッジサーブで提供されている講座を受講し始めました。
受講しているのは、 やりたい仕事を発見する為の5日講座~隠れた才能発見が就活勝利と自己実現の近道という講座です。

講座受講に至った経緯

この講座を受講しようと思ったのが、「やりたい仕事がわからない」という悩みからでした。ハローワークの支援担当の方から、「こういう求人があります」ということで求人票を幾つか頂くのですが、どれも一般事務のお仕事でした。

率先雇用事業でお仕事を始めた当初は、一般事務が第一志望であることを周囲には言っていました。しかし、ここ最近、「果たして自分は本当に一般事務がやりたいのか」と思い悩むようになりました。

発達障害をオープンにして就職する場合、クローズにしての一般就職に比べて、募集している職種に限りが生じます。ましてや、私が住んでいる田舎だと尚の事。一般事務以外の職種を探すのも一苦労です。

それに加えて、年末を控えているということもあってか、新らたな求人も出てくる気配もありません。そんな限られた求人を見渡してもピンとくるものがありません。どれも「違う」と思ってしまうものばかりです。

Google+のコミュニティ「自分らしく生き抜く知恵 ~向上志向のADD~」にそのことを相談する投稿をしてみました。それに対して「やりたい仕事は何ですか?」と訊かれて答えに窮してしまいました。

「自分のやりたい仕事が何か知りたい」と思った私は、「ナレッジサーブ」にて就職関係の講座を探しました。そして上記の講座にめぐりあい、受講を決心しました。

講座を受講して

講座では様々なワークに取り組んでいます。まだ受講の途中なのでやりたい仕事がダイレクトで見つかった訳ではないですが、「自分が人生で手に入れたいもの」や才能については、おぼろげながらもわかっていくのが楽しいです。

「自分が人生で手に入れたいもの」は私の場合、以下の5つであることがわかりました。
  • 正義・公平
  • 友好・交流
  • 運動・活動
  • 知識・学問
  • 自由・解放

また、自分の使命・天命(講座では「人生のキーワード」)は以下の3つであることも判明しました。
  • 収集する
  • 元気づける
  • 貢献する

講座では「人生のキーワードを実行するために必要な武器が才能」と定義しています。その才能については、私の場合、以下のような3つが挙げられます。
  • 調和的才能
  • 貢献的才能
  • 学術的教育的才能

「5つの強み」との共通点

こうしてみると、『さあ、才能(じぶん)に目覚めよう―あなたの5つの強みを見出し、活かすでのストレンクス・ファインダーで見つけた5つの強み
  • 回復志向
  • 包含
  • 収集心
  • ポジティブ
  • 調和性
の内の「収集心」「ポジティブ」「調和性」の3つと重なっているなということを実感しています。

明日以降残ったワークを行って、最終的に自分のやりたい仕事が何かを明らかにしていきたいと思っています。そして、納得した形で就職活動に再度取り組んでいきたいと思います。



2014年9月8日月曜日

9/27にイベント「二人会」を三ノ宮で開催します!


皆さんは、「二人会」という当事者イベントをご存知ですか? 「二人会」については以下の記事をご参考下さい。

■Social Good News 君は弱者と同じ世界に生きている - ■ひきこもったまま、お小遣いを作る方法 ~自分の価値を知る、売る!

CoffeeMeetingで知り合ったT氏のお声掛けで、神戸市三ノ宮で「二人会」を実施する運びとなりました。以下は、イベントの概要です。ご都合が付きましたら是非ご参加下さい。

facebookイベントページ トークセッション「二人会(仮称)」

-社会からはみ出た者同士が”特異な経験”をシェアする-

 元北海道大学ドクターと大阪大学のダメダー、共に「普通の人が体験しない」体験を多々してきていると自負していることが共通点の二人が毎回異なるテーマに関して「トークセッション」を行います。
今回のテーマは『社会不適合、僕はこうして生き延びてきた』アスペルガー症候群、ウツ、高学歴ニート、etc様々な社会不適合に関して喋ります。
躁鬱症等様々な症状に悩まされている方、あるいは純粋にアスペルガーについて知りたい方、様々な方に御参加いただければ幸いです。


☆スケジュール
14:00~14:30…対談
14:30~15:00…質疑応答
15:00~…懇親会

☆日時 9/27(土)14:00~15:00
☆場所 スターバックス生田新道店(神戸三ノ宮)を予定
☆費用 500縁

☆話し手プロフィール
宮崎稔也氏:1983年、兵庫県西脇市生まれ。大学在学中にうつを発症。その後10年近くの闘病の末、昨年アスペルガー症候群の診断を受ける。ブログPositive Short Storyで、アスペルガー症候群の人向けの情報発信を開始。

☆聞き手(兼司会進行)
谷川:昭和生まれの(色んな意味で)駄目な子。Facebookで万人に怪電波を発信。

2014年7月10日木曜日

失敗したら、「時間を区切って」凹みまくるのを許す


失敗から学ぶことの重要性


量子力学の礎を築いた理論物理学者のニールス・ボーアは「専門家とは、自分の分野でおかしうる、すべての間違いを経験した人のことだ」と語っています。 また、このブログでも、失敗から学ぶ重要性について言及したことがあります。

ささいな失敗を減らすには自分自身を「研究対象」として観ることから始めましょう

あすぺさんが「自身の障害についての専門家」となるにも、やはり日頃から「失敗から学ぶ」という姿勢を持つことが重要だと管理人は考えます。

でも失敗したら「どうしてこんなことになったのだろう」と嘆いたり、自己嫌悪に陥ったりして、次に繋げることができないということも往々にしてあると思います。今回は、そんな「失敗したらどうしても引きずってしまう...」という人にピッタリのハックのご紹介です。

失敗したら、「時間を区切って」凹みまくるのを許す




失敗した時の切り替え方:「時間を区切って」凹みまくるのを許してあげる : ライフハッカー[日本版]
何かに失敗してしまった時に、落ち込んだり虚しかったりしてしまうのは仕方ないことかもしれません。ですが、Brad Feld氏はブログで「決めた期間だけもがき、それ以降はスパッと気持ちを切り替えること」を薦めています。

動揺したり、全部をぶちまけるのは悪いことではないのです。人は失敗を経験することで強くなるものです。失敗からくるイヤな気持ちを全て自分の中から一掃し終わったら、次の行動に移るべき時なのです。

管理人は、失敗から来る動揺や怒りをすべてすっきりさせることで、失敗を客観的に捉える、つまり「自分自身を『観る』ことが可能となるのではと考えます。失敗をしたら時間を区切って凹みまくる。そうして嫌な気持ちを一掃してから失敗を振り返るのです。

2014年7月9日水曜日

思いついたアイデアを即座にモレスキンに書き留める一工夫



こんにちは。管理人のtoshiyamiyazakiです。今日はアイデアを逃さないためのハックのご紹介です。

思いついてから「書き留める」行動の間にほかの行動を挟まない


『情報は一冊のノートにまとめなさい』には、アイデアを逃さないためのコツが紹介されています。
思いついてから「書き留める」行動の間には「イスまで歩く」とか「ペンを探す」とか、ほかの行動を一切挟まないのが、アイデアを逃さないコツだと思います。

『情報は一冊のノートにまとめなさい』p.155



アイデアというものは実に曖昧ですぐに雲散霧消と化してしまうものです。書き留めるまでにほかの行動を挟んでしまっては、そのほかの行動をしている間に逃げてしまうことが往々にしてあるということを皆さんは一度は経験されたことがあるのではないでしょうか?

ゴムバンドを横に渡してペンを固定すれば、ほかの行動を一切挟まなくて書き留めることが可能


その点、モレスキンはハードカバーゆえ、立ったまま書き込むことが出来るので、「イスまで歩く」必要がありません。また、写真のようにゴムバンドを利用してペンを挟んで携帯すれば、「ペンを探す」必要もありません。この方法は、『モレスキン「伝説のノート」活用術』で紹介されていたものです。


いつも縦にかけるゴムバンドを横に渡せば、ペンを(中略)二点で固定できるようになります。

『モレスキン「伝説のノート」活用術』p.207

管理人も、写真のようにペンとモレスキンをセットして持ち歩いているので、ふとしたアイデアが湧いてきてもその場で書き留めることができています。皆さんもぜひ試してみてくださいね。

2014年6月28日土曜日

アジア連盟所属国が1次リーグを突破する最低条件



アジア連盟所属4カ国すべてが1次リーグ敗退


今回のワールドカップにおいて、アジア連盟所属4カ国(日本・韓国・イラン・オーストラリア)すべてが1次リーグ敗退となりました。その結果を受けて、1次リーグを突破する最低条件を考察してみました。今回の投稿では「勝ち点4を挙げての1次リーグ突破」のケースを取り上げます。

本ブラジル大会では、アジアから4カ国が出場した訳ですが、それら4カ国が属したグループを見てみると以下のようなグループ分けの構造が見えてきます。

①シード国(開催国ブラジル及び予選通過国の内でFIFAランキングの上位7カ国の計8カ国)、②シードされなかったヨーロッパもしくは南米の強国、③アジア連盟所属国、④アフリカ連盟所属国(確率5/8)orヨーロッパ・南米連盟所属国(確率3/8)

日本・韓国・イランは確率5/8の方を引き、オーストラリアは確率3/8の方を引いたという形になったと言えると思います。

勝ち点4でも2位通過は十分可能だった


各グループの勝ち点に注目しますと、奇しくもアジア4カ国が所属したグループ全てで首位通過した国が勝ち点9を挙げています。次いで2位で通過した国の勝ち点を見てみますと、グループBのチリだけが勝ち点6で、残り3グループで2位通過した国の勝ち点は全て4でした。

ということは、アジア連盟所属国でも勝ち点4を挙げれば、確率3/4で2位通過という形で1次リーグは突破できるという計算になります。勝ち点4を上げるには1次リーグ3戦の内訳が1勝1分け1敗でよいことになります。後は1敗の内容が大量失点しないことも条件に加味されるでしょう。

1次リーグ3戦で1勝1分け1敗とするには、大まかですが総得点が最低でも4点は欲しいところです(理論上は1点あればいいのですが、出場国が32カ国となった以降の大会で総得点1で1次リーグを突破したケースはないはず)。なぜ4点なのか?それは今回の大会でアジア4カ国の総得点が最高で3点(オーストラリア・韓国)しかないからです。総得点が3点でも足りないようなのです。

グループCでは、ギリシャが勝ち点4,総得点2で2位通過しています。グループCを首位で通過したコロンビアが日本・ギリシャを相手に大量得点差(3点差)で勝利したことがその要因として考えられます。このギリシャのケースは稀なものと管理人は判断しています。

次期監督に求める最低条件


ワールドカップの1次リーグの組み合わせ抽選の方法が現行のままで次回大会も行われるのなら、管理人が次の代表監督に求める最低条件は以下のようになります。

  1. 上記④の国に対して確実に勝ち点3を得る

  2. 上記②の国に対して確実に勝ち点1を上げる

  3. 上記①の国相手に大量失点しない

後は対戦順も重要です。理想は④→②→①もしくは④→①→②でしょうね。南アフリカ大会では④→①→②の順番のおかげで、勝ち点を6まで伸ばせましたからね。なので、くじ運の強さ(?)も欲しいところです。ザッケローニ監督はくじ運の強さは持っていたようですね。

それにしても、今回の大会は④→②→①だっただけに非常にもったいなかったですね。まあ、日本代表の敗因分析は又の機会に。

10分間「ダッシュ法」で仕事の先延ばしを防止



久々の投稿で恐れ入ります。管理人のtoshiyamiyazakiです。今日ご紹介するのは、仕事の先延ばしを防止するハックです。

10分間ダッシュ法とは


方法は以下のようにいたってシンプルです。
10分間だけ集中力を極限まで高めて目の前の作業に取り組み、2分だけ手を離すということを繰り返します。(中略)コツは、全集中力を傾けて燃え尽きてしまう、その一瞬手前で休みの時間を入れることです。この場合も10分という数字は目安ですので、6分とか8分といった短い時間から始めてみると効果を実感できると思います。

『情報ダイエット仕事術』p.85


10分間ダッシュ法で先延ばしをしていたブログの投稿を無事再開させることに成功


10分間ダッシュ法は、仕事の先延ばしを解消するのに有効です。何を隠そう、この投稿も「10分間ダッシュ法」で書き始めたものです。この2ヶ月、ブログの投稿という先延ばしをしていた仕事に今、8分だけ集中して取り組んでおります。

誰だって、嫌な仕事に何時間も没頭することは気が重いです。しかし、8分だけなら簡単です。そして、最初の8分が過ぎてしまえば、やる気に火がついてしまうことを多いのです。

静止している物体を動かす場合と同じです。物体を動かすのには大きな摩擦(初期摩擦)が掛かりますが、いったん動き出したらなら摩擦(動摩擦)は小さなものになります。このハックは初期摩擦を小さくする、つまり、物事を始めるハードルを予め下げることを目的にしたハックといえるでしょう。

2014年5月5日月曜日

問題を紙に書き落として忘れれば、思考処理に100%集中できる!



こんにちは。管理人のtoshiyamiyazakiです。今回もライフログについての投稿です。ライフログでは自分のその時の気持ちも書きつけるようにしましょう。そうすることで以下のような効果が期待できますよ。
不安や恐怖、苦痛を繰り返し反芻していると言ってもいい。まったくの取り越し苦労ですね。それを防ぐには、いったん問題を紙に落として、忘れる。あるいは結論することです。紙に書き出したら、もう覚えている必要はありません。本当に自分が直面すべき問題のみ、心配するのではなく、考えるようにします。
『情報は一冊のノートにまとめなさい』p.107


自分の心の中の声を、頭の中ではない別の場所に保管しておけば、頭を「不安や恐怖、苦痛をためこむ場所」ではなく、「思考を処理するための場所」として機能させることができるようになります。ライフログに書き残して忘れる習慣を身につければ、作業記憶も解放され、目の前の作業に思考の100%を投入することができるようになります。

2014年4月27日日曜日

時系列順に書きつけるだけでライフログを残す



ライフログを残すことが自分を「研究対象」として観ることにつながる


自分自身を「研究対象」として観ることについて、過去の投稿で2度ほど言及いたしました。

自分を「研究対象」として観ることで自分の特徴を的確に判断することのススメ

「ささいな失敗を減らすには自分自身を「研究対象」として観ることから始めましょう」

上記2記事の最後とも、管理人自身がライフログを残すことで自分を「研究対象として」観ることにつながげていることにも触れました。ライフログのテクニックについてはこのブログで順次紹介していきます。今回の投稿はその第1弾です。

まず、「時系列順に書きつける」ことだけを心掛ける


今日ご紹介するのは、「あらゆることを時系列順に書きつけていくことだけを心掛ける」ということです。「これは書くスペースをここにしよう」とか思わず、「ただ単純に時系列順に書きつけていく」ことだけを心掛けます。「これは書くべきことなのか」などということは一切気にせず、頭に浮かんだこと、出来事などすべてを書き付けていきます。

とりあえず、まっさらなA6ノートを一冊、用意してみてください。そして三日間だけ、あらゆることをそのノートに「時系列順に」メモしてみてください。それがあなたのライフログの第一歩になります。

2014年4月7日月曜日

4月13日にトークセッション「二人会(仮称)」を開催!



皆さんは、「二人会」という当事者イベントをご存知ですか? 「二人会」については以下の記事をご参考下さい。

■Social Good News 君は弱者と同じ世界に生きている - ■ひきこもったまま、お小遣いを作る方法 ~自分の価値を知る、売る!

この度、CoffeeMeetingで知り合ったT氏のお声掛けで、神戸市三ノ宮で「二人会」を実施する運びとなりました。以下は、イベントの概要です。ご都合が付きましたら是非ご参加下さい。

facebookイベントページ トークセッション「二人会(仮称)」
第一回トークセッション「二人会(仮称)」
-社会からはみ出た者同士が”特異な経験”をシェアする-
北海道大学のドクターと大阪大学のダメダー、共に「普通の人が体験しない」体験を多々してきていると自負していることが共通点の二人が毎回異なるテーマに関して「トークセッション」を行います。
今回のテーマは『社会不適合、僕はこうして闘った』アスペルガー症候群、ウツ、高学歴ニート、etc様々な社会不適合に関して喋ります。
躁鬱症等様々な症状に悩まされている方、あるいは純粋にアスペルガーについて知りたい方、様々な方に御参加いただければ幸いです。
☆スケジュール
10:30~11:30:対談
11:30~12:00:質疑応答
12:00~    :懇親会(一緒にランチとかいかがですか?)
☆日時 4/13(日)11:00~12:00
☆場所 神戸三ノ宮駅周辺を予定
☆費用 500縁
☆話し手プロフィール
宮崎稔也氏:1983年、兵庫県西脇市生まれ。大学在学中にうつを発症。その後10年近くの闘病の末、昨年アスペルガー症候群の診断を受ける。ブログaspergerhack.jpで、アスペルガー症候群の人向けの情報発信を開始

2014年3月28日金曜日

Web上の名刺としてのブログの意義を感じた日



どうも、今日は。toshiya miyazakiです。ここ最近、ワンコイン(500円)で様々なサービスを購入できるクラウドソーシングサイトココナラを利用することが度々あります。購入するのは、主に相談系のサービスで、無料(お試し枠)で購入することが多いです。

購入に際し、自分の状況を出品者の方に説明して、相談に乗ってもらうのですが、最初の方のやり取りで、「ブログ拝見しました」と言ってくださる方がいました。ブログを通しての私の性格を、「とても探究心・向上心がおありで博識でいらっしゃるんですね」と実に勿体無いお言葉で表現してくださる方もいらっしゃいました。また、「僕もライフハッカー系が好きです」というような感じで共通の話題に発展することもありました。

ただ単にプロフィール欄にaspergerhack.jpのURLを貼っつけているだけですが、このようにブログが「Web上での名刺」として機能することを実感した今日此の頃です。

2014年3月25日火曜日

Google+ページを開設しました

どうも、今日は。toshiyamiyazakiです。今日も時間がないので手短に。

このブログのGoogle+ページを作りました。

aspergerhack.jpのGoogle+ページ

Google+を使っている人はフォローのほど、何卒よろしくお願いします。

2014年3月21日金曜日

aspergerhack.jpのfacebookページを作成しました

どうも、今日は。toshiyamiyazakiです。今日はお知らせがあります。先程、このブログのfacebookページを作成しました。

aspergerhack.jpのfacebookページ

ブログともどもよろしくお願いしますね♪

2014年3月19日水曜日

工賃ゲットで「お金を稼ぐ」自信を取り戻す

どうも、今日は。toshiyamiyazakiです。本日は嬉しい事があったのでそのお知らせを。



通所以来初めての工賃を頂きました!


toshiyamiyazakiは先月から、就労移行支援事業所に通所しています。事業所では近隣の企業様から請け負った作業を訓練の一環として取り組んでいるのですが、本日はその作業の対価である工賃が初めて支給されました。通所したばかりで、額はそれほどでもないのですが...

でも、toshiyamiyazakiにとっては、実に数年ぶりの「お給料」です。額自体よりも「今の自分でもお金を稼ぐことができるんた」という再確認が出来たというか、ウツを患って以降中々持てなかった自尊心というものをいくらか取り戻せたことが一番の「お給料」となりました。

「働くこと」「お金を稼ぐこと」への自信を取り戻す


もしあなたもtoshiyamiyazakiと同じように、あすぺさん&二次障害のウツで中々就労には至っていないのなら、まずは就労移行支援事業所に通所してはいかがでしょうか?場合によっては、工賃が支給されることもあります。工賃を頂くことで、「働くこと」に対する自信というものを回復させることができます。

もちろん、簡単なアルバイトに従事するのも良いと思います。清掃や軽作業などから始めてみるのは大いにありだと思います。例えわずかな額であっても、大切なのはウツや離職が原因で喪失していた「お金を稼ぐことができる」自分を取り戻すことに意義があるのですから。

2014年3月18日火曜日

猫背解消ヨガで姿勢矯正&セロトニン神経を活性化



シンプル・ヨガで猫背を解消


どうも、今日は。toshiyamiyazakiです。今日は久々にヨガのご紹介です。ウツになるとどうしても姿勢がうつむき加減・前かがみになりがち。その姿勢が固定されれば猫背になってしまう危険性も。そうなる前に今回ご紹介するヨガで猫背を解消しましょう。

おうちでカンタン! キレイが目覚める シンプル・ヨガ vol.3 猫背を解消!後姿美人になろう♪

リズムカルに動かすことでセロトニンが分泌!


「今回のポーズのポイント」でも触れていますが、リズムカルに動かすことを意識してみてください。『脳からストレスを消す技術』によると、リズム運動は「セロトニン神経」を活性化する効果があり、結果としてストレスを受け流す機能を高めることができるようです。そう考えれば、今回ご紹介するヨガは姿勢とセロトニンの両側面からウツに有効であると言えますね。

2014年3月17日月曜日

ボトムアップ式によるブログ更新のススメ



どうも、今日は。toshiyamiyazakiです。今日は60分の制限時間内にブログを更新することにしてパソコンに向かっております。

ブログ更新に際してのジレンマ


「何をネタに書こうか?」と思案しながら、ネタとしてストックしたエバーノート(Evernote)のノートを見返してみるのですが、実際にブログを書く段階には至りません。どのネタも執筆には60分以上は確実にかかるような気がして、毎日ブログを書くことへの制限となっているようなのです。「あすぺさんに役立つハックを紹介したい、でも書くには時間がない!」という一種のジレンマに陥っているようです。

このブログは、固定ページにもあるように、「アスペルガー障害者向けの、アスペルガー障害者toshiyamiyazakiによる、アスペルガー障害者のためのハックを発信・共有したい」という思いから開設しました。けれども、その開設理由というか言わば、「 大目標」自体が、ブログ更新のハードルを大きく上げているようなのです。

ブレイクダウンよりはボトムアップ


ブログlifehacking.jpでは、大目標からのブレイクダウン式よりも、ボトムアップ式の方が効果があるのではと主張しています。

誤解されやすいけれども実は本質的な、「目標をもたない」という生き方
実際のところは、「本を書く」「旅行にでかける」など、計画性をもって達成にむけて試みなければいけないことは多々あります。そうしたことを否定しているわけではないというのが、この話題の誤解しやすいところです。それは「本を10冊書くぞ」「年収を◯◯にするぞ」というハードル的な目標を立てて一喜一憂するよりは、むしろ「本を出し続ける生活を維持するには?」「年収が増えるようにするために毎日できることは?」という質問を立ててみて、楽しくそれを維持する方法を探すという具合に、主客を転倒させた考え方なのです。

随分前に拙著「情報ダイエット仕事術」で、大目標を立てて中目標・小目標へと分解(ブレイクダウン)した時に、必ずしも行動可能なアクションに落とし込めないという問題について書きました。しかし毎日やっていることが中目標を満たす方向性をもっているというボトムアップ式なら、それは明確なハードルを設けずとも、ゆるやかな航路でそれを達成することができますし、途中の進路変更も楽なのです。毎日やっていることを充実させれば、未来はいずれやってくるだろうというわけです。

「毎日ブログを愉しんで書くにはどうすればよいか?」からボトムアップ


どうもtoshiyamiyazakiは、ブログのテーマを最初から絞りすぎたようです。あすぺさんに役立つハックを紹介しようと思い立ったことが、却ってブログ更新のハードルを挙げてしまっていたのです。ここで主客を転倒させて、「毎日ブログを書き続けるにはどうすればよいか」という視点を持って、毎日ブログを書くことをまずは愉しむ。そして毎日ブログを書き続ける中で自分の興味やブログの方向性をつかんでいけば良いのではないかと気付かされました。

なので、次回以降は、「あすぺさんに役立つハックを紹介すること」に縛られず、「毎日ブログを愉しんで書くにはどうすればよいか?」という視点を持ってブログを書いていこうと思います。

2014年3月16日日曜日

「平常心ではいられない」状況を愉しむ強さが欲しいです



「平常心ではいられない」状況がある


どうも、今日は。toshiyamiyazakiです。今日は昨晩BS1で放送の『古田敦也のプロ野球ベストゲーム選「楽天 栄光への敗北 CS・楽天対日本ハム」』の中で、司会の古田敦也氏が言っていた言葉が印象的だったので、ご紹介させて頂きます。

古田氏いわく、プレーオフや日本シーリズなどの大舞台などで、よく「平常心でいこう!」と言う奴がいますが、そういう奴が一番平常心じゃなかったりするのだそうです。そして、「平常心ではいられない」と思うことが重要ではないかという指摘をしておられました。

「平常心ではいられない」状態を愉しむ強さがほしい


管理人は古田氏のお話を聞いて、大舞台に立った時に「平常心でいこう」と言い聞かせるのではなく、むしろ「自分は今、平常心ではない。だからこそこの『平常心ではいられない』状況を愉しもう」と思う気持ちが重要ではないかと思いました。そして自分もいつかそういう舞台に立った時には、古田氏のお話を思い返しながら、そんな「平常心でいこう」状況を愉しむ強さを持ちたいと思いました。

さらに補足すると、「楽しむ」のでなく、主体性・自主性を伴って「たのしみたい」と思い、「愉しむ」という表記にしました。皆さんは、「平常心ではいられない」状況を愉しむ強さをお持ちですか?

2014年3月15日土曜日

皆さんの、今の人生や生活で自分を少しでも幸せにしてくれるものは何ですか?



どうも、今日は。toshiyamiyazakiです。今日も1日ウツで横になってばかりでした。布団に横になっている間中、常に神経が張り詰め、就職に関する不安がグルグルと頭の中を駆け巡る状態に苦しんでおりました。夜になって少し緊張が解けてきたので、今日もブログを更新いたします。

今回は久々にライフハッカージャパンさんの記事からのご紹介です。

「将来」の幸せではなく「今の自分」を幸せにしてくれるものに目を向けるんだ



たった一つの変化に対して期待し過ぎる危険性


誰もが時々、「これさえあれば、満たされるのに」「こうなったら、幸せになれるはず」という罠に陥ります。将来手に入るであろう報酬やご褒美をエサにやる気を出すのは良いことですが、そのような幸せに固執するのは良くありません。

今日の日中の私が正にこの状態でした。「就職さえ出来れば、奨学金が返済できて自立もできるのに」という考えで一杯でした。そう考える反面、やる気を出すことが中々出来ませんでした。
また、たった一つの変化にたいして期待し過ぎるきらいもあります。実際には、それだけで人生が変わるような変化はありません。ある変化によって、ずっと不幸だった人生がずっと幸せな人生に変わると本気で信じているのであれば、それは失望に変わるでしょう。

今の人生や生活で自分を少しでも幸せにしてくれるものに目を向ける


ではどうすればよいのでしょか?記事では、「今の人生や生活で少しでも自分を幸せにしてくれるものに目を向ける」ことを勧めています。
そうではなく、今の人生や生活で自分を少しでも幸せにしてくれるものに目を向けましょう。先のことばかりを見ていると、今あるものの価値を落としてしまいがちです。これだけは覚えておいてください。幸せというのはあなたの心持ちのことです。どんなものを持っていようが関係なく、いつだって自分の中にあります。

私の場合、Google+で趣味の合う仲間同士での投稿やコメントのやり取り、サッカー観戦や卓球をすることが今の生活で少しでも幸せにしてくれるものです。あ、もちろん、このブログを更新することもでしたね。皆さんの、今の人生や生活で自分を少しでも幸せにしてくれるものは何ですか?

2014年3月14日金曜日

ウツを治すには逆転満塁ホームランにすがるよりも、効果は小さいけれどもすぐに出来るハックを実践する重要性を実感した日

今日は朝から気分が優れず、就労移行支援をお休みし、布団に横になってばかりでした。布団に横になっている間中、頭に去来するするのは否定的な考えと、それを一挙に解決できると一見思わせるような実に荒唐無稽で地に足がつかない解決策(とはとても言えない)代物のアイデアばかりでした。

ここでふと脳裏をよぎったのは、「ウツを一発で治す逆転満塁ホームラン的な解決策はないが、効果は小さいけれどもすぐに出来て効果があるハックは多数ある」ということです。たしか似たようなことを以前の投稿でも書いていますので、そちらの方も参考にしてみてください。

それにしても布団の中というは、眠れる時は安らぎを得られる反面、眠れない時はウツの波に押し寄せられる、まさに「諸刃の剣」ですね。今の僕に有効なハックは「とりあえず起きだして、顔を洗う」という手のものでしょうか?まだ、顔を洗ってませんが、とりあえず今はパソコンに向かえていて気分も楽になったので良しとしましょう。

2014年3月13日木曜日

時間がない場合は、使える時間内に記事を書く方法を考える("プロ・ブロガー 本”より)

 

どうも、管理人のtoshiyamiyazakiです。最近、「ブログを毎日更新したいけど、まとまった時間が取れない」という悩みを抱えていました。でも、今日『"プロ・ブロガー本"合本「必ず結果が出るブログ運営テクニック100」+「必ず結果が出るアクセスアップテクニック100』を読んで少し悩みが解決しました。

時間がない場合は、使える時間内に記事を書く方法を考える

思えば、管理人は一本の記事を書き上げるのに時間をかけ過ぎなのかもしれません。これまで、①ブレスト(ブレインストーミング)・②下書き・③公開作業の3つの過程をおよそ60分掛けて行っていました。でもそのためには、予め時間を60分確保しておかなければならず、これが毎日ブログを書く際のハードルとなっていました。なので、

1日30分しかなければ、30分間で記事を形にする

『"プロ・ブロガー本"合本「必ず結果が出るブログ運営テクニック100」+「必ず結果が出るアクセスアップテクニック100』

という感じで執筆時間に関してもっと柔軟に考えていきたいと思いました。

ちなみにこの記事は、①のブレストの過程を経ることなく、いきなりテキストエディター(管理人はWindows Live Writerを使用しています)に書きつけています。これも記事を使える時間内に書く一つの方法かもしれませんね。

2014年3月9日日曜日

ささいな失敗を減らすには自分自身を「研究対象」として観ることから始めましょう



『アスペルガー症候群だっていいじゃない』によると、あすぺさんの抱える「できないこと」は、他の人が聞くと「ほんのささいな失敗」「「誰にでもある失敗」だと感じるものが多いのですが、 その「ささいな失敗」も頻度が高ければ、生活や人間関係に支障が出てしまうことになります。

では、このようなささいな失敗の頻度を減らすためには、あすぺさんはどうすればよいのでしょうか? 『アスペルガー症候群だっていいじゃない』の著者、しーた氏は、自分自身の能力を注意深く分析して、より自分に適した努力・注意の方法を見直すことが重要であると説いています。
常に、自分を「研究対象」として観る。そういう視点を持つことが、自分の特徴を的確に判断できるようになる基礎を作るのです。 (中略)「繰り返すささいな失敗」は、自分自身の能力を発見するための重要な「研究材料」だと思えばよいのです。
『アスペルガー症候群だっていいじゃない』p.142


偉人の学ぶ失敗に対する身軽な考え方


「でも自分は失敗ばかりだし、どうしようもないクズじゃないのか...」とお嘆きの方には偉人が残した失敗に対する以下の名言を紹介します。
量子力学の礎を築いた理論物理学者のニールス・ボーアは「専門家とは、自分の分野でおかしうる、すべての間違いを経験した人のことだ」と語っています。 また、熱電球の試作に1万回失敗したトーマス・エジソンは「私は失敗した訳ではない、1万回のうまくいかいないやり方を発見しただけだ」と語っています。

『情報ダイエット仕事術』p.33


「繰り返すささいな失敗」は、自分自身の能力を発見するための重要な「研究材料」だと思えばよいのです。そうすれば、「失敗は成功のもと」になりますよね。

『アスペルガー症候群だっていいじゃない』p.142

ちなみに管理人は自分自身を研究対象として観る一つの方法として、ライフログをユビモレに記すことを日々行っています。「ユビモレによるライフログ」については又の機会に投稿したいと思います。

2014年2月27日木曜日

三木精愛園セミナー「精神障害者の雇用を考える」に参加して、就労への焦り・自己理解と情報共有の重要性を痛感!

本日(平成22年2月26日)は、コープこうべ 協同学苑にて行われました、三木精愛園セミナー「精神障害者の雇用を考える~家族、医療、福祉で支える雇用~」に参加してきましたので、その感想を手短に記します。尚、セミナーの詳細はこちらを参照して下さい。

就労への焦りを抱えた障害者が多い


パネルディスカッションにおいて、複数のパネリストの方が「就労したい人の焦り」を度々指摘されました。経済的不安から、施設を利用後すぐに就労したいとの相談を持ちかけられたケースでは、就労への準備の必要性や生活を安定させてから就労へといった流れを説明して対処された経緯を挙げておられました。

管理人自身を振り返ってみると、「両親から経済的自立をしなきゃいけないし、奨学金の返済も今年の10月から始まるし...」といった不安から、「一刻も早く就職しなきゃ、正社員として就職しなきゃ、奨学金の返済もできない!!!」という焦りが常に脳裏にあります。

なので、今日のセミナーを受けて、まずは自分は焦っているという認識を持ち、その上で就労移行支援にじっくりと長い目で取り組んでいこうと思い直しました。

自己理解・情報共有の重要性


もう一つ、パネリストの方が指摘しておられのは、「自分を理解することの重要性」です。「自分の病名は言えても特性を面接の場や職場で説明できない人が多い」「本人が自分の障害について整理・理解できていないことが多い」といった意見が相次ぎました。

管理人自身も、「自身の特性を知り、それを周囲に説明できるようになりたい」と強く思いました。確か就労移行支援を受けるにあたってのサービス等利用計画にもそのような内容のことを目標に盛り込みましたね。

また、これはパネルディスカッション後に登壇された講師が仰ったことですが、「知る」ことがまず大切であり、その上で、知った情報は家族・友人・支援者・職場などで共有することがさらに大切であるということです。

今日のセミナーで管理人が個人的に期待すること


パネルディスカッションにおいて、「アスペルガー症候群など、特に高学歴・PC能力が高い人向けの職域(専門性が高い分野)開発に現在取り組んでいる」といったことが紹介されていました。これこそが正に管理人が望んでいる支援の形です。なので、ぜひ今後の取り組みに期待しています。

2014年2月12日水曜日

管理人があすぺさんにオススメするマインドマップ用ソフトウェア

過去の投稿で、あすぺさんにマインドマップを描いて全体像を把握することの重要性を取り上げました。今回は、そのマインドマップに関する追加投稿です。「マインドマップが有効なのはわかったけど、手書きするのはどうも…」という方には、マインドマップ用のソフトウェアを利用するのもひとつの手です。

管理人は、Mindjet MindManager、Mindjet for Android、mindmeisterを併用


管理人の場合:ノートパソコン(Windows)では、Mindjet MindManagerを使用しています。また、タブレット(Android)にはMindjet for Androidというアプリをインストールしています。

また、両方のアプリケーションで作成したファイルはすべてDropbox(インターネット上にファイルを保存できるストレージサービス)に保存しています。 Dropboxに保存しておけば、一方の端末で作成したマインドマップファイルを他方の端末で閲覧、修正することができ、インターネットに接続している限り、ファイルは常に最新の状態を維持できます。

また出先などで自分の端末が使えない時は、Web上でマインドマップが作成できるmindmeisterというシェアソフトも利用したことがあります。 mindmeisterは『Googleドライブ』にも連携しており作成したマップをクラウドに保存しておくことも可能です。

マインドマッピングソフトウェアを試した見たい方には、FreeMindがオススメ


マインドマッピングソフトウェアがどういうものか試した見たい方は、FreeMindというフリーソフトをオススメします。 管理人もまずFreeMindを最初に使ってみて、マインドマップがどういうものかを掴みました。

2014年2月9日日曜日

しーたさんの講演会「発達凸凹を活かそう!」@かこむに参加してきました

本日は加古川市のかこむで行われた、しーたさんの講演会「発達の凸凹を活かそう!!」に参加してきました。今回の投稿は参加体験記としてお読み下さい。

しーたさんは、アスペルガー症候群の当事者として、ブログ「私はアスペルガー症候群でしーた♪」や書籍『アスペルガー症候群だっていいじゃない』を発行されている方です。このブログでも「管理人が『アスペルガー症候群の人』のことを『あすぺさん』と呼ぶ理由」という投稿でご紹介させて頂きました。本日の講演会を紹介したしーたさんのブログはこちらをご参照下さい。

講演会で、しーたさんは「発達の凸凹を活かそう!」と題して、以下の3点について話をされました。

1.私のやり方は間違ってるの?


しーたさんは、うまくいかない原因は不安と迷いの気持ちにあることをまず主張されました。その上で、大切なのは、
①苦手を徹底的に避ける(≠逃げる)

②苦手を補う周辺の能力を徹底的に鍛える(これが強みの素になる)

③誰が何と言おうとも①②をやる覚悟

の3点を挙げました。その具体例として、ウサイン・ボルト選手の話を挙げました。

私も初めて知ったのですが、ボルト選手には先天性の脊柱側湾症があり、走ると体に負担が大きくかかるそうです。実際、陸上を始めた頃のボルト選手は脊柱側湾症により故障がちだったそうです。

そこでボルト選手は、コーチの指導のもと、体幹の筋力を鍛えることにしました。その結果、体への負担が軽減するとともに、太ももの蹴り上げる力も増大して走り方も劇的に変化し、ついに世界の頂点に上り詰めることができたのだそうです。

つまり、「苦手を補う周辺の能力」である体幹を鍛えることで、ボルト選手は脊柱側湾症という「苦手を補う」ことだけでなく、太ももの蹴りあげる力という「強みの素」も生み出すことができたわけです。

2.目的と手段を間違えていない?


しーたさんによると、大切なのは、「最終目的を達成すること」であり、そのためには、自分にとっての「最終目的」を見定める必要があることを説きました。ここでは、脳科学者の池谷裕二さんの興味深いお話を聞くことが出来ました。

池谷さんには「九九や公式を覚えることができない」という弱点があります。しかし、彼は「10倍、2倍、半分と足し算、引き算を組み合わせて計算する」、「最小限のことだけ覚えて、毎回公式を導く」という工夫で解決しているそうです。

池谷さんは、①暗記(苦手)を徹底的に避けて、 ②思考力(苦手を補う周辺の能力)を徹底的に鍛えることで、弱点をカバーしています。そして、その思考力が抜群にアップし、ついには、東大薬学部・大学院主席となったのです。

目的が、「正確な値を求める」ことならば、九九を覚えることは手段にすぎません。しかも、問題を解決する手段は多数あることのほうが世の中多いのです。ならば、自分にとっての最終目的を見定め、その上で手段を取捨選択すればいいのです。そして取捨選択の際に、苦手を徹底的に避けるとともに、周辺の能力を活用することが大切なのではないでしょうか?

3.苦手解決を解決するための手段


3つ目は、苦手を解決する手段のお話です。苦手を解決するにあたり、シータさんは、苦手の難易度判定、つまり自分にとっての難易度を見極める必要があるとおっしゃいました。

「1度もできたことがない/ほとんどできたことがない」ことは、とりあえず後回し(昨年の流行語「今でしょ!」の反対の「今じゃない!」精神)にして、「できるときもある/できたりできなかったり」することから手をつけていくことが大切だということです。

複数ある苦手の中で1つだけに集約して取り組めば、二兎を得ることができる!


しーたさんが著書でも言っておられるように、あすぺさんには、定型発達の人と比べて、苦手(≒できないこと)が上乗せされている状態です。
私たち発達障害を持つ人は、「定型発達の人ができないこと」+「発達障害によってできないこと」なのです。他の人よりも、できないことが上乗せされているのです。
『アスペルガー症候群だっていいじゃない』(しーた/Gakken)p.29


そこであすぺさんに大切なのは、「苦手なことを1つだけに集約して解決を図ること」だと思います。

「苦手なことが山積みなのに、1つに集約して大丈夫なのか?」という人もいるかもしれませんね。「他の苦手なことがどうしても気になる」という人もいることでしょう。そんな方には、以下の文章をご紹介させて頂きます。
「二兎追うものは一兎をも得ず」ですが、一兎を追いかけて捕まえることができた人には、二兎目もつかまりやすくなります。
『情報ダイエット仕事術』(堀E・正岳/大和書房)p.41


まずは易しいものから手を付けてできるようにしていきましょう。解決する過程で、「周辺の能力を鍛える」ことを意識していけば尚の事良いでしょう。そして、解決できれば、「解決できた!」という自信がつきます。そして、鍛えた周辺の能力と身についた自信が二兎目(次の苦手解決)を捕まえやすくしてくれるのです。

そう言えば、『アスペルガー症候群だっていいじゃない』(しーた/Gakken)でも、「二兎追うものは一兎をも得ず」が紹介されていました(p.56 あすぺさんのことわざ劇場-1-)。シータさんの著作の中では、「あすぺさんにとって、優先順位をつけて1つずつ集中して仕上げることの重要性」を指摘しておられました。

サイン頂きました&お礼


公演終了後、シータさんにお願いして、書籍『アスペルガー症候群だっていいじゃない』にサインを頂きました。

最後になりましたが、講師のしーたさん、有益なお話とかわいいサインを本当にありがとうございました。主催のエンパワメントかこがわの皆さま、このような機会を設けて下さり、ありがとうございました。そして、大雪の中ご参加された方々、お疲れ様でした。

2014年1月31日金曜日

あすぺさんにマインドマップを活用することのススメ

全体像を把握するのが難しい場合、マインドマップを活用しよう


今回の投稿は、『ササッとわかる 「大人のアスペルガー症候群」との接し方』で紹介されているハックのご紹介。
「全体像を把握するのが難しい」というアスペルガー症候群の特性に対して、「マインドマップ」という図の描き方があります。 (中略)わかっている部分の枝葉は多いのに、そうでない部分は貧弱なままという図を見ることで、何が不足しているのかがつかみやすくなります。

(『ササッとわかる 「大人のアスペルガー症候群」との接し方』 p.98より)


「マインドマップって何?」という方はこちらの記事、もしくは『新版 ザ・マインドマップ』を参照して下さい。マインドマップの画像は以下のようになります。

MindMapGuidlines_あすぺさんにマインドマップのススメ_140130

マインドマップで全体の見通しを立てる・急な予定変更に対応することが可能となる!


この「マインドマップを描く」というハックは、全体像を把握することだけでなく、他のことにも応用が可能です。

よく指摘されることですが、あすぺさんは全体の見通しを立てたり、急な予定変更に対応することが苦手です。その代わり、やることが明確な状況では、規則正しい作業手順を繰り返すことは得意です。そこで、マインドマップを描くことで、見通しが立たないことや予定変更を、「やることが明確な状況」に変換してやるのです。

「マインドマップが有効なのはわかったけど、手書きするのはどうも…」という方には、マインドマップ用のソフトウェアを利用するのもひとつの手です。次回の投稿では、マインドマップ用のソフトウェアについてご紹介します。

2014年1月10日金曜日

過去のユビモレの表紙&裏表紙のデコレーションの紹介その⑤(全6回シリーズ)

前回に引き続き、過去のユビモレの表紙と裏表紙のデコレーションを連続してご紹介しています。尚、「ユビモレって何?」という方はこちらの投稿を参照して下さい。

ユビモレNo.5の表紙&裏表紙


5冊目のユビモレの表紙と裏表紙のデコレーションは以下のようになります。

2014-01-10 07.25.32

右側が表紙、左側が裏表紙です。


表紙の「加持農園」のシールは、去年の2月27日、札幌ファクトリーで開催されていてエヴァンゲリオン展にて購入したシールです。こういった「○月○日に××した」という記録が残して、後で参照できるのが、ユビモレの利点だと改めて今実感してます。

裏表紙には再登場!2冊目の裏表紙にも登場したあの「銭湯でのルール集」シールとCOWCOWの「あたりまえ体操」のシールです。