2013年9月6日金曜日

「したいことリスト」の効果



過去の投稿:「『とりあえず今、どうしたいか』を少しずつ設定して、成功体験を積む」で「したいことリスト」の効果にについて後で言及すると書きました。その「したいことリスト」の効果について、ライフハッカーに関連する記事がありました。

ライフハッカー「将来の想像や妄想をしている時のほうが実は幸福度は高い」




学術誌「Applied Research in Quality of Life」に掲載された論文によると、幸せの絶頂は、休暇の計画を立てている段階で訪れるとか。

休暇を待ち遠しく思う効果で8週間にわたって幸福度が高まりました。そして、休暇の後すぐに、ほとんどの人の幸福度は通常の値まで下がりました。

つまり、人は実際の休暇中よりも、その計画を立てているときのほうがもっと幸せを感じているわけです。

そう言えば、私が昔付き合った彼女のことですが、女友達との旅行に際して、修学旅行でもらうような「旅のしおり」を作っていたことがあります。そして、完成した旅のしおりを手にした時の満面の笑みがとても眩しかった記憶が鮮明に残っています。

一方の私は、典型的な「行き当たりばったら~」(漫画家駒井悠氏が命名)、つまり、「何処かへ行きたいな」と考えるのはとても楽しいのですが、旅先でどの店に入るとかどこを回るといったのは気分次第、「行き当たりばったり」のスタイルが好きです。「15:00~16:00 ○○博物館内を見学」といった旅のしおりに従って行動するのはどうも性に合わないようです。

閑話休題

先程ご紹介したライフハッカーの記事では、Shawn Achor氏の著書『幸福優位7つの法則』にある記述も引用しております。
ある研究では、被験者がお気に入りの映画を見ることを考えただけで、エンドルフィン濃度が27%も上昇したそうです。

そして、記事は以下の文章で締めくくっています。

今すぐには休暇を取れない、友達と飲みに行く暇すらないという人は、とにかくカレンダーに予定を書き込んでみましょう。1カ月後でも、1年後になってもかまいません。そして、幸せを強く感じたいときにその予定のことを思い出してみるのです!

私が思うに、カレンダーに予定を書き込む以外にもただ、

「したいことリスト」「行きたいところリスト」を作って、思いつくままに書き出す

「何も気力が湧かない」時や「ゆううつな」時にそのリストを眺めてみる


というハックがウツ学生には有効かなと感じています。

次回以降では、この「思いつくままに書き出す」ことについて投稿したいと考えていますので、お楽しみに。

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