2013年10月8日火曜日

ポジティブな発想で笑顔になって、注意力を高めようor苦痛を和らげよう

笑顔でいると注意力の柔軟性を高め、俯瞰的に考えられるようになる効果がある


ウツになると、特定のことに常に不安を感じたり執着したりする「視野狭窄」の状態に陥りやすくなります。 管理人も過去に、まだ経済的に追い込まれた状態ではないにも関わらず、「無一文になったらどうしよう」という不安が頭から離れず、他のことに注意を向けられなくなることが何度かありました。先日のライフハッカー日本版で、笑顔になることで注意力が上がるという研究結果が紹介されていました。

ライフハッカー日本版:「注意力や生産性の向上など、研究によって裏付けられた笑顔でいることの利点」
Temple大学で心理学の助教授を務めるKareem Johnson氏らが2010年にこの仮説を検証したところ、微笑んでいた被験者は、細部よりも全体に注意を向ける必要のあるタスクで好成績を収めました。
(前掲記事より引用)


「でもウツで落ち込んだり塞ぎこんだりしてるわけだから、笑えないよ...」と思わるかもしれませんね。でも心から笑わなくても、笑顔を作るだけも効果があります。

笑顔がポジティブな発想に基づいている場合は、効果が倍増!


笑顔を作るのは、心が乱された時の苦痛を減じるひとつの方法です。心理学ではこれを「顔面フィードバック仮説」と呼びます。
(前掲記事より引用)


「顔面フィードバック仮説」とは、顔の表情筋の動きが感情に影響を及ぼす、つまり表情に脳の方がだまされているというものです。笑顔を意識的に作ることで、脳が「今、笑っている状態である」と勘違いさせることができるのです。さらに、笑顔がポジティブな発想に基づいている場合は、効果がさらに増すのだそうです。
ミシガン州立大学の経営学の研究者による最近の研究によると、一日中笑顔を「作って」いたカスタマーサービス担当の労働者は、機嫌が悪くなり、仕事からの逃避(欠勤を考える、手抜きする、転職を思うなど)を考えはじめたそうです。これに対し、ポジティブなイメージ(南国での休暇や子どもの発表会など)を育み、その結果として笑顔になった労働者の場合は、気分が上がり、仕事からの逃避もみられませんでした。
(前掲記事より引用)


ここで管理人は、以前の記事でご紹介した「したいことリスト」を作ったり、完成したリストを眺めたりすることで、ポジティブな発想に基づいた笑顔になれるのではないかと気づきました。

今回の投稿のまとめ


今回の投稿をいつものように、ハックの「ロジック」と「テクニック」に分けてまとめると以下のようになります。

ロジック:笑顔になることで、注意力を高める・心が乱された時の苦痛を和らげる

テクニック:「したいことリスト」を眺めてポジティブな発想に基づいた笑顔になる

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