2016年12月31日土曜日

他人の力を借りる・人を巻き込むことの重要性を痛感した2016年



9月以降の更新なのですね。お久しぶりでございます(笑)。
今年も残すところ、あとわずかです。
今年1年を振り返ってみます。

3月までは読書メモが投稿の中心


今年の3月までは、読書メモが投稿の中心でした。
今でもそうですが、やはり書籍に答えを求めることが常々だなと感じています。

いまだに答えは見つかっていない気がします。
けれども、読書をしては日々の習慣をマイナーチェンジするといったことは継続できていると思います。

発達障害者の自助グループ創設に向けて活動し始めた4月以降


4月には大きな転機というか、一大決心をしました。
そのときの記事がこちら
「発達障害の自助グループを始める」ことを決心したのでした。

関西ほっとサロンさんに顔を出したり、さかいハッタツ友の会にもお邪魔したりもしましたね。
(関西ほっとサロンの記事はこちら。さかいハッタツ友の会の記事はこちら)。

他の自助グループに参加した後は、地元の障害者相談支援事業所を回ったり、チラシを作成したりして、自助グループの創設に動き出しました。

最初は私独りの思いつきからスタートしたのですが、様々な人が尽力してくださったおかげで、無事11月5日に第一回のサロンを開催することができました(そのときの記事がこちら)。

他人の力を借りる・人を巻き込むことができるようになった!


それまでは自分が抱えている諸々の問題は、すべて自分の力で解決せねばという思い込みが強かったと思います。

しかし、今年の後半からは、「他人の力を借りる」「同じ興味や趣味を持った人を巻き込む」といった方策からでも物事は解決することができるんだということが徐々に分かってきました。

今年1年、ありがとうございました!


イニシャルでの記述となりますが、さかいハッタツ友の会のHさん、Homey Place NoshiroのKさんには自助グループの創設に関して、様々なアドバイスを頂きました。ありがとうございました!

いつも相談に乗ってくださるうぃーぶねっとのFさんには、各地の障害者相談支援事業所さんを一緒に回ってくださりました。ありがとうございました!

三木精愛園のYさんには、地元の発達障害者の方へのPRにご協力頂きました。また、サロン終了後には有益なフィードバックをくださいました。ありがとうございました!

この他にも様々な人のお力を借りた1年だったと思います。本当にありがとうございました。
それでは皆様、良いお年をお過ごし下さいね♪




2016年9月5日月曜日

世界自閉症啓発デーの決意表明からこれまでを振り返って

最近、発達障害者の自助グループ設立のための活動をちょこちょこ行っており、そちらのブログの方は頻繁に更新しております。
翻って、こちらのブログは久々の更新ですね(^^ゞ

世界自閉症啓発デーからの歩みを振り返って


今年の4月2日の「世界自閉症啓発デー」に合わせた決意表明以降、まずは自助グループの設立のために色々と動いてきました。関西ほっとサロンに参加したり(記事はこちら)、そこで出会った方に誘われて、さかいハッタツ友の会にもお邪魔したり(記事はこちら)。

そして、6月からは地元で発達障害者の自助グループを作るべく、まずはチラシ作りからスタートしました。チラシが完成してからは、障害者相談支援事業所さんへの挨拶回りを重ねてきました。

私自身、どういった会になるのか、果たしてどれくらいの需要があるのか、当事者はどんなことを会に期待しているのかといったことが常に気になっています。

また、同時に、会としての継続性を重視していくべきなのか、それとも、ゆくゆくは別の形に発展させていくべきなのかも自問自答する日々です。

社会の仕組み自体を変えるために歩んでいきたい


以前に、Twitter(@toshiyamiyazaki)でも投稿しましたが、私自身、以下のマイノリティ属性が重複しているのではないかと感じてます。

・アスペルガー症候群
・うつ病
・高学歴ワーキングプア
・奨学金返済苦渋者

これまでは、自分一人でこれらの問題を解決しようとしてきました。「全ての原因は自分にある、だから自分の力でなんとかしないと」という思い込みが強かったと思います。

でも、これらの問題に苦しんでいるのは自分一人ではないこと、「自己責任」ではなく、社会の仕組み自体に問題があるのだから、社会の仕組み自体を変えなければと気づきました。

そのためには、当事者同士がつながる必要がまずあるのではないでしょうか?
もしかしたら、私自身はその役割を自助グループに求めているようです。

なので、ゆくゆくは別の形に発展させていく時期が来るのかもしれません。
それは他の当事者さんにとっては、望まない形なのかもしれません。

それでも、発展形を望む人が私以外にも一人でもいるのなら、私は歩みを止めません。
私と一緒に社会の仕組み自体を変えていきませんか?

2016年7月6日水曜日

自助グループの紹介文の作成と自助グループ名決定について



今日は、地元の障害者相談支援事業所のFさんとの面談でした。今日の面談では、まず発達障害当事者の自助グループの紹介文を見てもらいました。私が考えてきた紹介文を以下に引用します。

「〇〇(自助グループ名)」は自閉症スペクトラム、ADHD、LDなどの発達障害をお持ちの方、あるいは「自分ってひょっとしたら発達障害かも?」と思っている方と交流する「共感のできる居場所」を作る会です。 

「生きづらい」「理解されない」「うまくいかない」そんな悩みや困難を持つ仲間が集まり、体験や心情を共有したり、情報を交換できたり…。 
✕✕(地元の障害者相談支援事業所)で月に1回定例会を開催詳しくはブログ・facebookページをご確認ください。→ブログURL→facebookページURL

紹介文に関しては、「概ねこれでいいのでは 」という評価を頂きました。なので、次回の面談までにPR用のA4チラシを作成することになりました。

自助グループ名が決定しました!


また、面談の中で、自助グループ名に関してもアドバイスを頂きました。Fさんいわく、「自己紹介するときに言いやすいかどうか」が重要とのこと。

以下の3つの候補を事前に考えておりました。
  • しぇあ
  • しぇありんぐ
  • あふぃにてぃ
「しぇあ」「しぇありんぐ」は、「共有する」を意味する英語の"share"、"sharing"からきています。また、「あふぃにてぃ」は「共感」を意味する英語の"affinity"からもってきました。

「あふぃにてぃ」だと一見して意味がわかりづらいかもと思い、候補から外れました。また、「しぇありんぐ」よりも、単純に「しぇあ」と言った方が私が自助グループで大事にしたいと考えている、「体験や心情の共有」をよりシンプルに伝えられると思いました。

加えて、「しぇあ」の前にどんなグループなのかを説明する言葉も必要かもと考えました。

以上を加味して、自助グループ名は以下のように決定しました。




成人発達障害サロン しぇあ


これから、成人発達障害サロン しぇあをどうかよろしくお願いしますね♪

2016年6月15日水曜日

二次障害のうつに苦しんだ10年間&自助グループ設立についての動き



今日は、仕事帰りに地元の障害者相談支援事業所でFさんとの面談でした。まずは私の個人的な相談というか、困っていることをFさんに話しました。
なお、サムネイル画像と本文の内容は無関係です。あしからず。

二次障害のうつに苦しんだ10年間が今の私に残した爪痕


私は21歳の時から10年ほど、二次障害のうつに苦しみ、学業や就職活動に支障をきたす時期を過ごしてきました。その「10年間」という期間を指す言葉が、今日の面談のキーワードとなりました。

私自身、この「10年間」が全くの無駄だったとは思いませんが、学業や就職活動の時期と重なったことからタイミングが悪かったと常々感じています。この「10年間」の結果、同世代と比べてキャリアや家庭を持つことに関して、「取り残された」感を強く感じています。

Fさんは、「この10年間の間に、引っ張ってくれる人、一緒に歩んでくれる人がいてくれたらと感じたのではないか」と言ってくださりました。私は「その通りです」と答えました。

でも、この10年間も、そして今でも「自分で何とかしなきゃ」という思いを持っていることは一貫しているように感じます。

「取り残された」感、そして「自分で何とかしなきゃ」という切迫感、どちらも自身の今の孤独感と深くつながっているなと面談を終えた今、痛感しております。

自助グループの紹介文を考えることが次回までの宿題に


個人的な相談の後は、自助グループについての話し合い。
Fさんからは、「宮崎さんはどんな自助グループにしたいの?」と訊いたので、私は「『共感』し合える場にしたい」と答えました。

実はそれまでは、会に対する自分の思いが、(「〇〇したい」という)ウォンツ由来なのか、(周囲の)ニーズ由来なのかがイマイチはっきりさせることができていなかったのです。

ここにきてようやく、自助グループに対する思いが、「共感し合える場にしたい」というウォンツ由来であることが自覚できるようになりました。

Fさんは私の回答を聞いて、「それじゃあ、これからチラシとかが必要になるけど、そこに載せる自助グループの目的、紹介文が必要になりますね」と言ってくださり、次回の相談日(7月6日)までに自助グループの紹介文を考えることになりました。

2016年6月8日水曜日

自助グループ設立について、隣町の障害者相談支援センターに相談に行ってきました



今日は、隣町の障害者相談支援センターに、発達障害当事者の自助グループ設立に関して相談に伺いました。いつもお世話になっている、障害者相談支援事業所の方(Fさん)と一緒に訪問しました。

いろいろと質問を受けたのですが、うまく答えられなかった部分もありましたし、何よりも、「自助グループを設立したいので助けてほしい」と素直に言えなかったのが心残りです。どうも「自分一人で何とかしなきゃ」と思い込む、いつもの(?)悪い癖が出てしまったようです。

それでも、「今は、誰かが『自助グループをやります』と言うのを、みんなが待っている状態かも。なので、まずは時間と場所を決めてやってみることに意義があるのでは」という温かいお言葉も頂けました。

とりあえず、今日のところは、隣町の障害者相談支援センターの方と顔を合わせることができたことが一番の収穫だと思います。

来週は、今日の訪問を受けて、Fさんと今後どうするのかをじっくり話し合うことになりそうです。

2016年5月14日土曜日

さかいハッタツ友の会主催の自助グループ「ノースムーン」に参加してきました


今日は、さかいハッタツ友の会さんが主催する発達障害自助グループの「ノースムーン」に参加しました。私自身は、先月に関西ほっとサロンさんが主催する自助グループに引き続き、2回目の自助グループ参加です。

少人数&テーマトーク形式の方が話しやすい


先月の関西ほっとサロンさんは大人数&フリートーク形式でしたが(詳しくは前回の投稿記事を参照)、今回の自助グループは少人数&テーマトーク形式でした。

私としては、この少人数&テーマトーク形式の方がずっと話しやすく感じました。まず、テーマが決まっているので、話の流れが途中で変わったりすることがないのが自分としてはしっくり来るなあと感じました。

また、ファシリテーターの方が、「〇〇さんはどう思う?」という風に振ってくるので、「いつ発言すればいいのか」とタイミングを伺うということもしなくて済むので、フリートーク形式で感じたストレスを感じることもありませんでした。

社会資源の情報交換の場としても自助グループは有効


その他に感じたことは、「社会資源をどう活用すればよいのかについての情報共有の場としても、自助グループは有効だ」ということです。「そのケースだと、☓☓に相談したほうが良い」「△△でもこういった支援が受けられる」といった情報を当事者から得られるのは大きなメリットですね。

そういった意味でも、もっと身近で自助グループに積極的に参加する機会があればとますます強く感じました。でも現状ではまだ地元にはないので、自分たちで作り上げる必要がありますね。

2016年4月23日土曜日

発達障害者自助グループ「関西ほっとサロン」に参加してきました

今日は、芦屋市民センターで行われた、関西ほっとサロンに初参戦してきました。

関西ほっとサロンに参加を決めた経緯


前回の投稿で、以下のような(軽い)決意表明をさせて頂きました。

ゆくゆくは任意団体を組織し、自分たちの問題を自分たちの力を合わせて解決に向けて行動していきたいですね。
自助グループみたいな感じでしょうか?
早速、今週の水曜日(2016年4月20日)に、上記のようなことがしたいということを、月1回面談でお世話になっている障害者相談支援センターに話をしたところ、「一度自助グループを体験してみてはどうか?」というアドバイスを貰いました。

その後、関西の発達障害者の自助グループを検索してみると、関西ほっとサロンがヒットし、ちょうど今週の土曜日(つまり、今日ですね)にサロンを開催することを知ったので、飛び入りで参加(「ドタ参OK」と書いてあったので)しようと思い立ったわけです。

発言するタイミングが掴めず、あたふた


いざ、会に参加してみると、改めて自分の特性というものを痛感しました。というのも、どこで自分が発言していいのやら、全くタイミングがつかめないのです。

どうやら自分は3人以上が会する場では、中々発言するタイミングが掴めないようです。「今、自分が話してもいいのかな?迷惑じゃないかな?」という思いが先立ち、結局発言できないまま、終始聞き役に回る…という感じでしたね。

いざ、日常を振り返ってみると、1対1で話している時は発言するタイミングを逸するということはありません。また、3人以上の場合でも、共通の趣味が話題の場合には、まだタイミングを意識せずに済みます。

しかし、3人以上の人が会し、自分の知らない話が展開されている場面で自分の意見を表明したい場合に、タイミングを掴めずに苦労することがわかりました。今自分が話してもいいのかの判断をするために余計に神経を使い、疲弊してしまいます。

と、そんな感じで戸惑っていると、隣りに座っている方が助け舟を出してくださり、徐々にですが、発言のタイミングがつかめるようになりました(HNへへさん、その節はありがとうございました!!)

関西ほっとサロンに初参加して得られたこと


自分の地元で自助グループを立ち上げるための参考にするために参加したわけですが、今回は、「一当事者」として自身の特性について理解を深めることができたことが一番の収穫だったと思います。

その他にも、堺市や福山市で自助グループを運営しておられる方ともお話できたことも収穫でした。もし機会があればそちらにもいずれお邪魔したいと思いました。

2016年4月2日土曜日

「世界自閉症啓発デー」に寄せて(軽い決意表明)

今日は、何の日か、皆さんご存じですか?

今日、4月2日は「世界自閉症啓発デー」です。



発達障害(アスペルガー症候群)の私にとっても、他人事とは思えない日です。
土曜日ということもあり、各地で啓発イベントが行われているようですね。

思えば、私が発達障害の診断を受けたのが、2013年の11月。
そして、障害者手帳(B2)を取得したのが、2014年3月10日。

障害者枠での就職を目指して、就労移行支援事業所に1年間通い、今の職場に就職できたのが、2015年4月1日。
あれから、1年が経とうとしています。

職場には恵まれ、無理のない範囲でお仕事ができていることには大変感謝しています。
しかし、その一方で以下に上げるような不満というか、葛藤がある(あった)ことも事実です。


  • 就労移行支援事業所での訓練のレベルが自分に合っていない
  • 今の職場で自分の強みを最大限に活かせているとはいえない
  • 周囲と合わせようとしすぎて、知らず知らずのうちに疲れてしまう
  • 自分と同じような障害と持った人との交流ができない
なので、今年度はまず、同じような問題を抱えている人との交流を持ちたいと考えています。
できれば地元が近い人(兵庫県北播地域)がベストですが、SNS上での交流でもOKです。

そして、ゆくゆくは任意団体を組織し、自分たちの問題を自分たちの力を合わせて解決に向けて行動していきたいですね。
自助グループみたいな感じでしょうか?

なので、「自分も同じようなことを考えている」「友達に発達障害と思われる人がいて困っているらしい」という方がいらっしゃいましたら、ぜひ声を掛けてください。


2016年3月27日日曜日

『「超」英語法』の読書メモ

今回の投稿は、『「超」英語法』の読書メモです。



聞くことができれば、話すことができる


p.1 実際の場面で必要なのは、「聞くこと」なのである。そして、聞くことができれば、ほぼ自動的に話すことができる

p.4 丸暗記も電車内のリスニング訓練も、いずれも自分一人でできる。教材も自分で作れる。

p.4 「短期間で手軽に取得したい」と不可能事を追い求めるのではなく、長期間にわたって勉強を続けられるような条件を整備すべきだ。
⇒そのために重要なのは、興味をもって勉強を続けること、そして「英語は味方だ」と考えることだ。

p.5 普通の仕事であれば、「正式な英語を聞けること」が基本である。

p.27 目的がはっきりすれば、自分で勉強を進める計画を立てられる。多くの場合に、英語の習得には独学が最も効果的だ。

p.37 英語会話の勉強は、聞く訓練に集中すればよい。それが自動的に話す能力を高めるので、話す訓練は特別必要ない。

p.59 具体的な目的がなければ自分でつくる

p.73 ニュース番組に慣れておけば、通常の聞き取りには十分と言えるだろう。

p.94 訓練をする場合には、そのなかでもfl(正式な英語を聞く)に集中すべきだ。

p.104 b,d,g,k,p,tなどの子音(これらは、「破裂音」といわれる)が語尾に来る場合、サイレントになる。これを「消失」(elision)と言う。

p.140 「ヒー・ハズという表現はなく、ヒズゴッと言うのだ」と覚えてしまうほうがよい。

p.147 ・Like what? 「例えばどんなもの?」と質問する場合に、日本人の感覚ではFor example?となるが、これはLike what?と言う場合が多い。(中略)これと、It's a kind of~、そしてIt's something like~を駆使すれば、大抵の場合には十分である。


p.162 13か30かはっきりしない場合には、「one-thirtyかthree-zeroか」と確認するのが安全である。あるいは、念のため書いてもらって確認するのがよい。

2016年3月21日月曜日

『10年後世界が壊れても、君が生き残るために今、身につけるべきこと』 読書メモ

今回の投稿は、『10年後世界が壊れても、君が生き残るために今、身につけるべきこと』の読書メモです。



成功するには、成功するまで継続する仕組みを先に考える


p.16 何事も曖昧なことは、数字に落としてみるといい。判断が明晰になる。
p.16 時間の価値を正しく認識するのは成功のための基本だよ
p.21 継続する"仕組み"を先に考えるんだ。

p.28 計画・実行・修正のプロセスにおいては、凹む必要がない。それは失敗ではなく、ただうまくいかなかった方法が見つかっただけということだ。
⇒p.28 成功する人には失敗という考えがない。だから成功するまで、修正し続ける。

p.31 人生に小さなプロジェクトを、ひっそりとこっそりとたくさん作ってごらんなさい。
⇒☆『情報ダイエット仕事術』でも同じようなことを書いていたな。確か「1000日チャレンジ」だったかな?

p.35 だから私はすべての知識の中で最も大事なことは、健康に関するものだとさえ思っているんだ。(中略)君の身体は、君が10年前に食べたものでできている。

p.38 何かを始めようとしたら、まず、記録(トラッキング)の仕組みとコーチをつけるんだ。

p.43 君が習得しようとしているものと、これらの永続的といってもよい根源欲求との関係をしっかり言語化してごらん。
⇒☆自分が今、英語のリスニングをしているのは何のため?

共同体を作らなければならない時代になった


p.61 東京のブランドはアジアで通用するんだ。だからまず東京でブランドを作る。そしてそれをアジアに文化輸出する。

p.65 君達は、共同体を作らなければならない時代にいる。つまり、産業だけでなく、教育や福祉、法や市場、行政システムまで含めてつくり上げる必要があるということだ
p.66 むしろ食べていくために、コミュニティを作ることが大事だと気づくだろう

p.68 お金は流し続けなさい。未来に向けて、価値を生み出すものに向けて、他人の幸福に向けて。そうすれば君は信用を作ることができる。

ヨコ社会では、信頼やつながりが資産となる


p.100 そして必要な資源をヨコで互いに融通しあうというシステムを作るんだ。
p.106 ネットの世界だからこそ、信頼が大事だ
p.110 人生は与えたものを受け取るようにできている。

p.111 これから来るヨコ社会は、相互扶助の仕組みであり、それぞれの社会的欲求(承認欲求・つながり欲求)を満たすことに適している

p.114 ヨコ社会では、『つながり』が資産だ。
⇒p.114 そこで考えられるのは、"さらす"勇気かな

p.115 与えた相手とは別の方向から、今度は自分に与えられるようになるんだ。まるで、三角貿易のようにね。

p.116 会社以外のボランティアなどの活動に参加するといいね。
⇒☆平日夜や週末にボランティアをやろう!

p.118 アインシュタインの名文句にこんな言葉がある。『問題はそれが起きたのと、同じレベルで解決することはない』。問題は、一次元上の調和によってしか解決できないんだ。
⇒☆自分の今の貧困も、一次元上の調和によってしか解決しないと思う。受け取ろうとするのではなく、ギブ・ギブ・ギブの精神でしか解決しないのだろう。

p.147 君達が一番戦わなければならないのは、同調欲求だよ。(中略)違いを愛することが大事だ

p.150 大手ネットサービスで就職先を見つけるよりも、自ら外に出てマスターを見つけて、そこに弟子入りするのもいいかもしれないね。

21世紀の3C(キュリオシティ・クリエイティビティ・クレディビリティ)


p.163 何事も、本質を考えるということが大事だ

p.169-170 もしアカデミズムが新しい局面に入ってきたら、その50年後(ちょうど2020年くらい)には、それが産業の中心となっているということだ。
p.172 ヨガや瞑想を本気で研究しているのは、実はGoogleやノキアさ
⇒☆びっくり!

p.174 我々は、場所と環境を変えることによってしか、新しい視点や問題意識を手に入れることはできない。
⇒p.176 21世紀、教育において、『教室』は移動し続けることになる。『移動教室』こそが教育の本命となる。

p.177 21世紀の3Cは、キュリオシティ(好奇心)、クリエイティビティ(創造力)、クレディビリティ(信用力)となる。好奇心を持って異文化にあたり、そこから触発されて何かを生み出す。そして、信用力は、人間関係を結ぶ原点となる。

ビジネスでは、「何でやるか」と「どこで儲けるか」が重要


p.187 ZARDは、シングルCDで最初にサビを歌った。これが、大ヒットした。(中略)それは最先端のメディアにあったコンテンツとなった。それが成功した理由なんだ。
⇒p.187 肝は何をやるかよりも、何でやるかのほうだということだ

p.193 もう一つ、ビジネスには『どこで儲けるか』というポイントが大事だ。
p.205 新しい物事の実現に必要なのは構想と信用と公共精神にすぎないのだ。

p.211 ビジネスで成功することと人生で成功することはまったく違う。金を稼ぐのはよりシンプルだ。完全に主観を排除して、ニーズに答えることだ。(中略)でも、人生が楽しいというのは主観だ。この二つを根本的に切り離すことができて、俺は今稼ぐ!俺は今人生を楽しむ!!と、切り替えることができたらうまくいくだろうね。
⇒☆自分はどうやら副業に対して、両方を求めていたようだ。切り離して考えよう!

p.214 すべての人はアートやデザインをこれから学ぶべきだね。

⇒p.215 21世紀の人間の仕事は、アートとデザインしかない

2016年3月20日日曜日

『カリスマ論』読書メモ

今回の投稿は、『カリスマ論』(岡田斗司夫著)の読書メモです。



メルマガやオンラインサロンでカリスマビジネスを行うホリエモン


p.18 前期ホリエモンは、資本主義社会においてITビジネスを手がけていた。
   後期ホリエモンは、評価経済社会においてカリスマビジネスをやっている。

p.20 私が知っている限り、刑務所にいながらコンテンツをハイペースで生産し、新しいビジネスモデルを創りだしたのは彼くらいしかいません。
⇒☆確かに~。

p.27 ホリエモンやはあちゅうさんのオンラインサロンは、「Synaps(シナプス)」というプラットフォームを利用していますが、ほかにもさまざまなプラットフォーム事業者が登場し、著名人の囲い込みを行っています。
 例えば、エイベックス・グループが運営するサロンプラットフォーム「athlete club(アスリート・クラブ)」。

p.31 カリスマの主催するオンラインサロンでは、本来お金をもらってやるようなプロジェクトの提案を、みんなタダか、逆にお金を払ってまでやっている。さらに、カリスマがプロジェクトを進めるとなったら、さらに忙しくなるわけだけど、参加者はそれもまた楽しんでいる。

p.35 高い評価を得た人は、メルマガやオンラインサロンを見ればわかるように、評価を簡単にお金に換えることができます。さらにいえば、いったんお金に変換しなくても、他人に強い影響力を及ぼせるようになります。

p.36 その後、FREEexは組織内の独自通過を発行し、私のコンテンツを活用したマイクロ起業を支援するようになりました。
⇒☆いいなあ、マイクロ起業。憧れる~。

カリスマとは、広い範囲に、人生への影響力を持つ機能を持つ人


p.39 私が定義するカリスマとは、「何か人生に影響を与えてくれる」という「機能」を持っている人です。

p.47 Ⅰ種カリスマ―メディアから与えられた称号でしかない
   Ⅱ種カリスマ―影響力は持つが、範囲が狭い
   Ⅲ種カリスマ―広い範囲に、影響力を持つ
p.51 教祖、メンター、トレーナーは、学びたい人なしでは存在しません。

p.55 彼ら(カリスマ;註)の基本姿勢は「来る者は拒まず、去る者は追わず」。

p.61 誰かから何かを学びたいと思ったら、まず自分がどういう人間関係を求めているのか自問すること、そして指導者がどういうタイプかを見極めることです。

カリスマの4大構成要素とは


p.79-81 カリスマを構成する要素は、以下の4つ。これらの要素をすべて備えている人が、カリスマと呼ばれます。
①シナリオライター
 この世界がどうなっていくのかという、未来のシナリオがはっきりと見えていること。さらに、世界シナリオにおいて、自分やその他の人がどんな役割を果たせるのか、サブシナリオがかけること。
②パフォーマー
 変化していく世界において、自分自身に役割があり、その役割を率先して演じることができる。傍観者ではなく、自分の役目を果たすことを強く強く意識している。人に任せて、おいしいところだけつまめばいいとは考えない。舞台の真ん中で演じていないと気が済まない。
③プロデューサー
 近づいてくる人に対して世界シナリオとサブシナリオを提示し、動かそうとします。「世界シナリオはこうなっているから、当然お前はこうした方がいいよ」とお節介に介入しようとしますが、ある種の無責任さもあります。
 提示されたシナリオに空いたが感動すれば、うれしいけれど、別にそうでなくても特に気にしたりはしません。また、相手が本当に言われたとおりに行動するかどうかについても、実はそれほど興味があるわけではありません。世界シナリオを支持し、運動に参加する人を増やしてムーブメントにしたいとは思っていますが、個々人については無関心です。そう考えると、私利私欲のために他人を利用しようとする人の方がまだ相手に対して責任感があります。
 ④トリックスター
 既存の権威に取り入って、現在の世界における階級を上げる事には関心がありません。というのも、この世界は変わっていくものだと考えているからです。移ろいゆく世界で成功したところで、それはすぐに過去になってしまう。そんなことよりも、未来の変化の中で、自分のミッションが達成されたかどうかの方を面白がるわけです。

 あなたは、これらの要素のうち、どれくらい当てはまっているでしょう?
⇒☆④「トリックスター」は当てはまっている気がする。

p.85 演じられるパフォーマンスに対して参加費を払っていた従来型ライブとは異なり、現在のライブは「特典」として使われることが増えてきました。

p.89 ディズニーランドというのは、ディズニーのキャラクターを中心に据えたカリスマビジネスと捉えるとわかりやすいでしょう。

p.110 以前に私と『未来改造のススメ』(アスペクト)を書いた、プログラマーの小飼弾さんが面白いことを言っています。
 「何かが足りない人間は、衝突断面積を増やせ」
 出会いがないから結婚できないと言っている人は男女問わず多いんですが、そういう人がすべきことは自分磨きとかじゃなくて、兎に角出会いの数を増やすこと。
⇒☆CoffeeMeetingを再開したくなった~!

p.119 小谷くんを見ていると、マネタイズは必ずしも重要ではない気がしてきます。

カリスマを育てることがこれからの時代には大切になる


p.124 カリスマビジネスでは、他人のやりたいこと、叶えられなかった夢を集めることが大事。

p.137 自分の人生を影響を与えるかもしれないカリスマ。そういうカリスマたちを、まるで動画サービスのように選択できる、そんな時代でもあります。

p.138 私が提案するのは、「カリスマを育てる」ということ。

p.141 カリスマは自分がやりたいことをやるだけでなく、ファンの願望を上手に聞き出し、一緒に実現しようとします。

p.142 カリスマを応援する醍醐味とは、自分も物語作りに参加するということなんですね。

p.147 このように、個展を開いて本を売ってくれるファンを、西野くんは「セカンドクリエイター」と呼んでいます。

⇒p.148 カリスマの生み出したコンテンツを、ファンが二次的に拡大生産し、世間に広めていく。セカンドクリエイターという存在は、今後ますます注目されるようになるでしょう。

p.168-169 日本では情報リテラシーの二極化が、海外よりも激しいようです。

p.169 格差が固定されると、階級が生まれ、階級特有の文化が生まれると先に述べました。そして、文化を共有する集団は、次第にトライブ(部族)を形成していきます。

p.204 今は、望むと望まないにかかわらず、すべてがカリスマのキャラクターと人気投票で決まります。

p.212 Instagram(インスタグラム)が流行っているのも、物足りない現実の生活を「盛って」アピールするためだと考えれば、理解しやすいでしょう。


p.215 すでにカリスマになった人でも、これからカリスマになろうと頑張っている人でもいい。「推しメン」を見つけて、彼らを支えましょう。そうすることで、あなた自身の人生が充実していきますし、あなたに対する周りからの評価を高めることにもつながります。

2016年2月27日土曜日

『頭は「本の読み方」で磨かれる』 読書メモ

今回の投稿は、『頭は「本の読み方」で磨かれる』の読書メモです。



「知識」は発酵のプロセスを経て「知性・見識」として定着する


p.23 インターネットのような自分の外にある「外部の知識」と、自分の中に実際に蓄えられた「内部の知識」は違います。
⇒☆Evernoteに蓄積したものは「内部の知識」だなあ~

p.24 (取り入れた知識は;註)発酵のプロセスを経て初めて、「知性・見識」として定着するのです。
⇒☆「知識」はさらに「知性」「見識」にまで進化するんだあ~!

=p.27 「知性」というのは「どれだけたくさんの人の立場で考えられるか」ということだと思います。それは「読む」ことによって養われる力なのであり、知的活動の現場で、実際に重要視されているのが、積極的な読書です。

p.31 どんなに時代が流れても、われわれ人間は絶対に「言葉を使い続ける」からなのです。
⇒☆だから長倉顕太は「言葉を支配する側に回れ」と言うのか!

p.34 時間を経て「古典」と呼ばれるようになった本は、文章表現でも最高峰。
⇒☆「青空文庫」も活用して古典に触れなきゃなあ

本は毒にもなりうる。それに耐える「知性」を磨くためにも読書をする


p.39-40 人が「学習する」のは、基本的には悪名高き「中毒(依存症)」としくみが同じ。
⇒☆これは初耳。どちらもドーパミンが関与しているのだなあ~

p.79 本も、本当は毒になるかもしれない。しかし、それに耐えて、ギリギリのバランスで生きていくのが、「知性」「頭のよさ」だと、僕は思うのです。
p.102 一生考え続けられるテーマができたというのは、とてもワクワクすることです。
⇒☆果たして自分には一生考え続けられるテーマがあるのかな?出会えるのかな?

p.107 読んだ本の数だけ、自由に旅ができるのです。

p.116 「兎に角」という当て字などは、実は漱石がつくったもの。
⇒☆初耳!

p.134 幸福というのは、本当は一個の要因で決まるようなものではないのに、人間は「〇〇がないと幸せになれないのではないか…」と、わざわざ一つのものにこだわって逆に不幸になってしまう性質がある。それを「フォーカシング・イリュージョン(一つのことだけに固執する幻想)」といいます。
⇒☆じぶんもついつい、「お金がないと幸せになれない」と考えてしまうなあ~。

p.148 これからの時代、人工知能の発達により、多くの職業が失われてるとも予測されています。人工知能に勝つためにも、大いに本を読みましょう。
⇒☆なるほどね!

p.148 「重要な決断をする時には歩く」
⇒☆野口悠紀雄も歩くことの重要性を指摘していたなあ~。

自分の中で軸となる作品である「カノン」を持つ


p.165 自分の中で軸となる作品のことを「カノン」と呼びます。もともとは教会の言葉で、「教典」「動かせない柱」という意味です。

p.175 人間の脳が新しく興味を持つきっかけは、"自分の信頼する人物が楽しそうに語る話"であることが多いのです。

p.192 いい文章は、ありとあらゆるスキルと比べても、圧倒的なお金を生む力がある。

⇒☆その力がほしい!

『ソーシャル時代のハイブリッド読書術』 読書メモ

今回の投稿は、『ソーシャル時代のハイブリッド読書術』の読書メモです。



p.35 すでにある情報から、一つの物語を描ける力。これも「新しい情報を生み出す力」といえるでしょう。
p.37 (ハイブリッド読書法は;註)情報を扱う力を底上げする読書法。
p.41 専門性は深さ、他の分野の知識は広さ、教養は固さが必要でしょう。

リアル書店、ネット空間での本との出会い方


p.65 リアルな書店は、想定外な本との出会いの場でした。ネット空間は、「自分と近い本」との出会いの場になります。
p.70 (蔵書管理サービスでは:註)自分が特に気に入っている本で検索してみて、その本の評価が高い人を探す、というような使い方があります。
⇒☆へえ~、そんな使い方があるのとは。おもしろい!

p.78 気になる本をこの(Amazonの「ほしい物」)リストにどんどん登録していけば、「おすすめ商品」がカスタマイズされるようになるわけです。
p.79 「ほしい物リスト」の本を購入した場合は、リストから削除し、「持っています」に変更しておけば、同じようにおすすめに影響を与えてくれます。
⇒☆なるほど!

p.81 「新刊.net」で新刊情報をゲット
⇒RSSリーダーへの登録あや、メールでの送信も可能。
p.82 「ブクペ」で話題の本の要約を確認

p.120 理想としては、自分なりにいくつかの本を読み終え、自分でそうしたサプリメント本をつくれるようになることです。

p.122 「これだけの期間、これについて学ぶ」を先に決め、そこから読む冊数を設定します。
⇒p.122 「3ヶ月と3年」というように2つの異なった期間のテーマを定めて並行的に学ぶという方法です。

p.123 論理性の高いものを覚える場合は一気に行い、英単語の暗記のような似たものを覚える場合は睡眠を挟んで行う
⇒☆タロットカードの意味を覚えるのも睡眠を挟んだほうが良さそう。

本の要約をつくることで、理解度を確認できる


p.148 1冊の本を読み終えて、その本の内容が理解できたのかを確かめたければ、自分でその要約を作ってみるのが一番です。
⇒p.148 A4サイズのコピー用紙に、用語や文章を並べていくだけで十分です。
⇒☆あ、それだけでいいんだ。A4キャプにやろうかな?でも用紙は無地か方眼の方が良いみたいだなあ。

p.150 マーキングがある箇所だけを見返しながら要素を拾い上げ、それを紙の上に配置していくだけで要約は進んでいきます。

書評記事の書き方の7大ポイント


p.205-208 書評記事の書き方のポイント
 質問1:購入の経緯は?
  どこでその方を購入しましたか。なぜ購入しましたか。その本の情報を知ったのはどこですか。

 質問2:本の対象読書は?
  その本は誰が読むことを想定していますか。年齢、性別、職業、地域、必要な前提知識はどのようなものですか。

 質問3:筆者の考えはどのようなものか?
  その本の主張をワンフレーズでまとめるとどうなりますか。その本で筆者が一番言いたかったことはなんですか。本のタイトル、サブタイトルがヒントになるかもしれません。「はじめに」当たる部分も参考になるでしょう。

 質問4:その考えにどのような印象を持ったか?
  筆者の意見にあなたはどんな印象を持ちましたか。賛成、反対、条件付き賛成、何が何でも反対、判断できない、いろいろあり得ます。意見に対する意見だけではなく、なぜその意見を持ったのかという理由についても考えてみてください。

 質問5:印象に残ったフレーズやセンテンスは何か?
  本を読んで「ぐっと」きた箇所はどこでしょうか。単語や文章、あるいは一つの章ということも考えられます。マーキングインボックスを行っているならば、ペンを入れた場所から選択することになるでしょう。

 質問6:類書との違いはどこか?
  (類書を;註)読んでいるならば、違いを探してみましょう。なぜ違うのかも合わせて考えてみるのもよいです。その場合、対象読者がヒントになるかもしれません。

 質問7:関連する情報は何かあるか?
  その本と関連する別の本は何かあるでしょうか。類書とは限りません。本ですらない場合もあります。その他のメディア(音楽、映画など)や事件ということもあります。本を読みながら想起したもの眺めると見つけられるかもしれません。

p.208 記事には、一定の文字数を上限として設定しておく方が書きやすいはずです。


p.213 Facebookならではの手法として、グループを活用する方法もあります。(中略)「意見交換、情報交換を意図したグループです」と明記しておけば、同じ興味をもつ人が参加してくれるかもしれません。

2016年2月14日日曜日

『はじめる技術 続ける技術』の読書メモ

今回の投稿は、『はじめる技術 続ける技術』の読書メモです。



続けられなかったことをいけないことと思う必要はない


p.2 自分が途中でやめてしまったこと、挫折してしまったこと、怠けてしまったことを、いけないことだと思ってしまうことが、次のステップに上がれない大きな要因になっているのではないか、ということです。

⇒☆FMAを途中で止めることに対していけないことだと引きずっている自分がいる。誰にも相談できないことが辛い…。

p.3 続けられなかったのは、楽しいと思うものが見つけられなかった、ただそれだけのことなのです。けっして、あなたが「ダメ人間」、「怠け者」だからではありません。

⇒☆FMAに挫折してしまった自分を責めることはない。これからは楽しんでフィードマテックをやればいいだけ。

「どうなりたいのか」が「動因」、「そのためにはどうしたらいいか」が「誘因」


p.21 「どうなりたいのか」という部分は「動因」といって、その人がもっている欲求や願望のことです。それに対して「そのためにはどうしたらいいか」を「誘因」といいます。この動因と誘因が組み合わさって「やる気」、つまりモチベーションが生まれ、そこから具体的な活動が始まります。

p.30 いま現在のあなたの欲求や願望を100個、書き出してみてください。
←p.32 この作業の目的は、自分を客観視することです。

p.34 成功体験をいくつも重ねていくことで、「自分にもできる」というセルフエフィカシーが高まり、やる気につながっていく。

成功体験の繰り返し、代理体験、言葉による説得、データによる喚起でできる感覚を高める


p.35 「できる」感覚を高める四つの方法
 ①成功体験の繰り返し―階段を1つずつ上がっていくことで成功体験をすり込ませ、これを何度も繰り返す
 ②代理体験―ランクが同程度の人の成功体験を話して聞かせたり、ビデオでその場面を見せたりする。
 ③言葉による説得―権威ある人たちから、認めてもらう
 ④データによる喚起―練習やトレーニングの時の呼吸や心拍数などを以前と比較し、上達していることを科学的  データによって示し、改善の変化を気づかせる。

p.53 心理学に「逆戻り」という原理があります。
p.54 人間は何かやったら、必ず「サボる」ということをします。
⇒p.54 大事なのは、サボっても、またやればいいということです。

0と1のあいだに、0.5を必ずつくるようにすると続きやすい


p.63 少なくとも0と1のあいだに、0.5を必ずつくるようにしてください。
⇔p.63 続けられない人、燃え尽き症候群になってしまう選手のほとんどは0か1で、しかも、1がすごく高い

p.78 未来を考えると不安になるなら、それをやめて、過去を振り返ればいいわけです。

p.88 ほしいと思ったもの(動因)が、あるとわかった(誘因)ので、お金を出して買った(ムーブ)。この一連の動作を「モチベートされた」といいます。

p.96 人間誰もがもっている願望や欲求を理解することが、その人を本当に理解することになり、モチベーションのアップにつながっていくのだと思います。

p.98 「できるかもしれないけど、できないかもしれない」
 やる気を継続するには、この微妙なバランスが重要です。
⇒p.103 目標を50パーセントのところに設定すると、モチベーションが維持されやすくなります。

筋肉量の低下を抑えるためにランニングを取り入れる


p.124 20歳をピークに、年に1パーセントずつ筋肉量が衰えてくるといわれています。
⇒☆恐ろしい!

p.130 やさしいこととむずかしいことを交互に繰り返すことが、習慣づけにとっては重要な要素になります。

p.136 とりあえず、歩いたり走ったりを繰り返し、走り続けるのも、10分くらいから始めてください。
⇒☆ランニング、はじめてみようかな~

内発的誘因を利用して、変わっていく


p.160 ゲーム感覚を取り入れたり、一緒に遊ぶような感覚で取り組んだりしていくと、やはり内発的なものに変わっていく人もいます。

p.192 外発的誘因と内発的誘因の中間のところでダラダラと仕事を続けるのではなく、両者の切り替えをはっきりさせることが肝心なのです。

p.208 「続けることで、自分が変わっていく」

⇒p.208 続けた結果、変わったというより、続けているいま、自分も変わっている、という認識をもつこと

2016年2月1日月曜日

『レバレッジ・リーディング』読書メモ

今回の投稿は、『レバレッジ・リーディング』の読書メモです。



p.20 「問題解決のヒントを探す」というはっきりした目的意識があったので、余計なところを読まずにすみ、ポイントを拾うのが速くなった。

p.26 九十九%の人間は、誰か成功した人のやり方を学んで、そこに自分なりの応用を加えるのが、成功への近道だと思います。

p.96 テーマが決まっているときは、「カテゴリー集中法」でその本を片っぱしから読め。

p.101 カラーバスのバスとはBATHのことで、「色を浴びる」という意味だそうです。

p.106 すでに生活の一部分となっている習慣と、読書とを組み合わせてしまうことです。

投資活動としてのレバレッジ・リーディング


p.118 レバレッジ・リーディングはそもそも読書ではありません。投資活動です。

p.130 読むスピードに「緩急をつける」

p.147 一週間に一度くらい、メモの入力作業をするようにしています。
⇒☆まずエバーノートに打ち込むタスクを「@休日」にしよう。そうしておけば、適当な時期にブログやMediaMarkerに転記できるな!

p.158 P.F.ドラッカーは『プロフェッショナルの条件』の中で、「知識労働者は自らが教えるときに最もよく学ぶという事実がある」と述べています。


p.? レバレッジ・リーディングでは、ポイントを絞り込んだ後、その本のエッセンスを繰り返し何度も読むことに重点を置きます。

2016年1月31日日曜日

『要点を理解して、きちんと自分の知識にする読書の習慣』の読書メモ

今回の投稿は、『要点を理解して、きちんと自分の知識にする読書の習慣』の読書メモです。


問題解決シートを作り、見える化をする


p.99 (クレドとは;註)ラテン語で、志、信条、約束という意味で、自分に対しての約束です。

p.126 部分情報問題とは、全体の一部分しか情報を与えられていないのに解かなければならない問題のことです。日常的に直面する問題の多くは、この部分情報問題です。問題を解く前に、その足りない情報を集めることが優先度が高い

p.128 まず目次を見て、"どんな問題を解決するのか"という問いを深掘りする。

p.138 マインドマップを作る要領で問題解決シートを作り、"見える化"する。
⇒p.139 A4の紙の中心に、この本を読む目的、問題設定を書き込んだ付箋を貼り付けます。
⇒☆そっか、読書ノート(レバレッジ・メモ)は、マインドマップで作ればよいのか!

ワークフローを使った読書


p.178-179 ワークフローを使った読書です。
・どんな問題を解決するのか?
・どんな本を選択するか?
・読書をする前のクレドの作成
・読書している間にすること
・問題解決シートを作成
・アウトプット

p.188 問題を解く以上に,問題の設定、原因が何かを特定するのが非常に大切です。

p.198 何のために読書をするのかを明確にし、常に要点を理解するということを意識しながら、読んでいく。

 読んだ内容を自分で再構成して、アウトプットできるまでに高める。

2016年1月30日土曜日

『セ界恐慌』の読書メモ

今回の投稿は、『セ界恐慌』の読書メモです。




p.124 組織をまとめる監督として一番必要なのは信頼、信用。
 「信は万物の基をなす」

p.149 人間の最大の悪は鈍感。その反対は感性。感じる力というのは、感謝する心からスタートしている。

p.201 「人生は縁から始まる。その縁を大切に生きろ。いい人、いい教え、いい書物に縁をもつこと。これが人生だ」

p.212 すぐに結果を求めてはいけない。努力の結果はじわじわ出てくる。

⇒☆今の自分に言い聞かせなきゃいけない言葉!

2016年1月29日金曜日

『大人のための読書の全技術』読書メモ

今回の投稿は、『大人のための読書の全技術』の読書メモです。



書籍係数を出してみることで、読書が習慣となっているかをチェック


p.22 自分の人生や生活スタイルをデザインしブランド化していくためには、二つ、絶対に必要なことがあるからです。

一つ目は、自分をデザインするやり方を先人に学ぶこと。
二つ目は、強烈なモチベーションを持つこと。そのモチベーションは、精神力・思考力と言い換えることもできるでしょう。

p.27 活字量は、基本的にその人の思考速度に比例します。

p.34 収入の中に食費が占める割合を「エンゲル係数」と言いますが、自分の「書籍係数」を出してみるのです。書籍費が、自由になるお金のうち一割未満の人は、読書が習慣として身についていないのではないかと思います。
⇒☆耳の痛い話!つい、図書館ですまそうとしてしまう…。

p.47 読書は垂直次元の思考を高める作業です。それは水平的コミュニケーションとはまったく異質の作業だと言えるでしょう。
 読書によって得た情報や思考を、咀嚼し、自分の中で再構築していくのです。その作業が、個々人の人間性に深み(奥行き)を培っていくことになります。

p.68 一方、快楽としての読書は、たとえば文学を味わうための読書です。


速読モードと精読モードの二つのギアをもつ


p.70 より多くの本を読むためには、速読する本と、精読する本をきちんと選別して、効率化を図るべきなのです。
 ただし、そのとき、あなた自身が、短時間で内容を把握する「速読モード」と、ゆっくりと読む「精読モード」の二つのギアを持っている必要があります。

p.74 読書することにより、頭の中のイマジネーションの世界に遊ぶ。
⇒☆最近、イマジネーションの世界に遊ぶような本を読んでない気がする…。

p.81 言葉というものを中心に据えてはじめて、私たちは自らの感覚や思考、個性などを整理し、人間関係能力を高めることができるのだと思います。

p.87 本は知識で読んでいるものだからです。それゆえ、読書においては、知識の積み重ねがそのまま実質的な意味を持っており、量を重ねていくことで質的な変化を起こす……いわゆる量質転化が起きるのです。

本を読む目的と締め切りを設定すると速読が効果的に身につく


p.92 本を読む目的を設定するということは、つまり、「今読んでいる本の内容を、誰かに説明するのだ」と決めることです。

p.94 一冊を読み終えるまでの締め切りを設定することも、速読を身につけるために有効な方法です。

p.99 締め切りを設定するという意味では、本を買ったら、すぐに喫茶店に入るというのもおすすめです。
⇒☆明日香のコーヒーチケットを買っておこうかな~。

p.104 まず「本の内容を要約できればいいんだ」というゴールをはっきりさせることです。
⇒すべてを要約してある最後の結論から読めばいいわけです。
このように本を逆から読む方法を、私は「逆算読書法」と呼んでいます。

p.113 本文を読みながら、見つけたキーワードに次々とボールペンで丸をつけていくのです。

音読のすすめ


p.131 時には部分的でもいいので、原文を声に出して読み、翻訳してみることをおすすめします。

p.139 そもそも、人間は暗唱して語り継いでいくという能力を持っています。それは長い人類の歴史の中で培ってきた偉大な能力です。

p.144 できるだけ速く、正確に読むという「速音読」の訓練は、速読力と直結しているのです。そして、それと同時に頭がシャキッとしてきます。まさに、「頭をよくするには、速音読にまさるものなし」なのです。

p.145 「クライマックス読み」とは、クライマックスの部分をセレクトしておいて、そこだけ音読するのです。それだけでも、言霊の魅力を体感できるはず!
⇒☆古典小説を音読したくなってきた~♪

p.154 本を読むとき、好きな文章を三つ選んで引用しておくのです。それは一行でも、二、三行に渡っていてもかまいませんし、セレクトの仕方も多少アバウトでまったく構いません。

p.167 音読もそうですが、書き写すとやっぱり身になります。その結果、当時の人々はものすごいスピードで知識を増やしていったのです。

p.170 ある意味では、読書は、人生という果てしない大海原を進むための羅針盤を手に入れるた
めの作業である、とも言えるでしょう。

p.177 福沢諭吉も『学問のすゝめ』や『福翁自伝』などで、「目的なしの勉強というのが大事だ」「修行時代には、これがどのぐらい将来お金になるかとか、そういうことを考えないで勉強するということが大切なことだ」と書いています。
⇒☆翻って自分は今、「これをやればどれくらいのお金になるのか」ばかり考えているな~

柱になって精神力を支えてくれるような古典を一冊、繰り返し読むべき


p.185 私は、柱になって精神力を支えてくれるという意味では、いろんな本を一〇〇冊読むよりも、たとえば『論語』のような古典を一冊持っていて繰り返し読むべきだ、そのほうがよほど効果的だ、と思っています。

p.189 それは、『存在と時間』についての解説書を何冊か読んでから『存在と時間』そのものを読む、という方法です。
⇒☆もう少し、アドラー心理学の解説書を読んでから、原著に当たろうかな?

p.245 バトナ(BATNA=Best alternative To a Negotiated agreement)という考え方があります。
 直訳すると「交渉決裂時の代替策」で、平たくいえば交渉が決裂した際にほかの選択肢を残しておくということです。

p.255 「シズル」というのは焼肉やステーキがジュージューといちばんいい音を出している瞬間を言いますが、広告業界では、消費者の五感に訴えて購買意欲をそそる手法、あるいは購買意欲を意味するのだそうです。

p.255 「トンマナ」という言葉にも出会いました。これは「トーン&マナー」の略で、もともとは広告におけるデザインやコミュニケーションに、一貫性を持たせることを意味します。

デザインシートの7つの項目


p.268 フォーマットに必要なのは、次の七つの項目です。
 ①対象―対象は誰なのか。
 ②タイトル―テーマは何か。
 ③狙い―何のために行うのか。
 ④テキスト(素材)―材料は何か。
 ⑤キーワード(キーコンセプト)―中心となるコンセプトは何か。
 ⑥段取り―具体的にどうやって行うのか。
 ⑦仕込み(裏段取り)―準備は何をするのか?

私はこれを「デザインシート」と呼んでいて、講義をどう進めるか考えるときにも使っていますが、これらの項目に、目的に合わせた内容を書き込んでいくのです。

2016年1月26日火曜日

『本の底力 ネット・ウェブ時代に本を読む』の読書メモ

今回の投稿は、『本の底力 ネット・ウェブ時代に本を読む』の読書メモです。



デジタルメディアは「文明」、本は「文化」


p.6 iPad(アイパッド)で代表されるデジタルメディアを「文明」とすれば、本や雑誌などの活字メディアは「文化」である、と著者は考える。

p.20 この活動(ヤシマ作戦;註)をつづけるにあたり、エヴァンゲリオンの版権元から作戦の名称や画像の使用について寛大な対応をして頂きました。
⇒☆それは知らなかった!

p.22 世の中はインターネット登場(1995年頃)を境に、ネット以前(BI=ビフォア・インターネット)とネット以後(AI=アフター・インターネット)に二分して考えたらよい

p.26 交流サイトであるLINEの特徴は三つある。
「初めからパソコンは捨てて、スマホ向けに特化したこと」

「知らない人との交流に疲れを感じるSNS利用者に向けて、知り合い同士だけで使う非公開(クローズド&プライベート)のネットワークにこだわったこと」

「情報(インフォメーション)よりは情緒(エモーション)を重く見てメールそのものを工夫した」―

p.39 (「トップレス」とは;)ラップトップ(ノート)パソコンやスマホなどのデジタル機器を会議に持ち込まないようにすることだ。

p.43 米社会学者ジョージ・リッツアによると、マクドナルドが成功を手にしたのは「効率性」「計算可能性」「予測可能性」「制御」の四つの要素による。
p.45 普遍性、汎用性、共通性、一律性など、「文明」に属する特性である。
   「マクドナルド化」も「グーグル化」「アマゾン化」も、「文明」の同じ特性のもとにあるのだ

パーソナル化された検索結果からはセレンディピティは期待できない


p.49 検索結果がすべて「パーソナル化」されているからだ。「パーソナル化」検索とは、検索結果の適合性を高めるため、利用者の属性や興味、関心に合わせ検索した結果を変換する検索技術である。

⇒p.53-54 パーソナル化が進めば進むほど、自らの創造性を高めるのに欠かせない「セレンディピティ」、つまり偶然との予期せぬ出会いからはどんどん遠ざけられる格好となる。

p.60 この新興検索エンジン「ダック」の最大の売りものは、利用者のプライバシーを尊重して、検索するときにその記録を履歴に残さない、検索履歴などの個人情報をもとに検索結果にいっさい手を加えない、ことである。

p.73 新聞が「客観報道」の「第三人称のジャーナリズム」であるなら、雑誌や本は編集長や編集者の主観をもとに築かれる独自の世界である。

p.95 「文明」としてのデジタルメディアは普遍性、汎用性、定型化、千篇一律などの性格を持つ。これに対して「文化」としての本・雑誌などの活字メディアには独自性、個別性、特有、個性などの特徴がある。

p.98 紙の本は文化に属すると記したが、同じ紙の本を読むにしても読書量を誇る速読家がやや「文明」人の顔をしているとすれば、「遅読―スロー・リーディング」の読み手はまさに「文化」人である。
⇒☆(笑)

p.123 講談社副社長(当時)・野間省伸も「机に向かい前かがみで利用する(リーンフォワード)のが電子書籍、後ろに背をもたせかけ読む(リーンバック)のが活字の本」

デジタル時代に、本という「文化」に没入することの意義


p.137 その(紙の本の;註)特性、本領、底力とはどんなものか
 三つある。
 
 一つめは、形や重みがあり一定の秩序のもとで自己完結している「本」という存在それ自体が、データや情報が増大、拡散するデジタル時代、ウェブ時代にあっては一種のアンカー(錨)としてとりわけ意味のあるそんざいであること。
 
 二つめは、本を手にとって読むことが「脳」の働きを活発にし、手の「皮膚」感覚にもよい刺激を与える、そしてそのようにして読書で得られた脳の充実感や皮膚の快感という印象は、本人の精神や身体にいつまでも快い記憶として残り続けること。
 
 三つめは、本に没頭し本と一体になる読書の行為というのは、あわただしいデジタル化の流れのなかで、自分をもう一度見つめ直し自己をとらえ直すのに有効な手段であり、誰もが手軽に取り組める黙想や瞑想方法でもあること

p.139 没入しないことだけが悪いのだ。今この環境が悪いのではない。自分の没入しないことだけが悪いのだ」―と「没入」すること、「一行三昧」の大切なことを強調する

p.162 「乱読のセレンディピティ」ばかりは、携帯やネットに期待できないことであり、本の乱読を重ねてはじめて獲得できることだと説く。

p.169 (本や新聞・雑誌などの;註)プッシュ型の情報はパーソナル化された検索結果を補正するのにも力を貸してくれる。

p.172 「禅とはととのえることだ。不要なものをどんどん切り捨てていった後、一切を一瞬にして感得することである」


p.172 仮想現実のデジタル文明に漬かる日々であればこそ、人と人との一期一会を尊び、一瞬一瞬を大切にし、自ら冷暖を知ることを心がけるという「文化」が求められる。

2016年1月22日金曜日

『人生を変える思考スイッチの切り替え方 アドラー心理学』の読書メモ

今回の投稿は、『人生を変える思考スイッチの切り替え方 アドラー心理学』の読書メモです。



『嫌われる勇気』の読書メモはこちら

p.14 アドラー心理学は、その人の目的を知ることで、その人の行動を理解します

p.38 人間関係上の「困難を克服する力」、これをアドラーは勇気と呼びました。

p.50 「重要なことは、何を持って生まれたかではなく、与えられたものを、どう使いこなすかだ」

p.53 アドラーは、人間は常に「優越性を追求する」といいます。

未来に目を向ける目的思考


p.83 「過去の経験のなかから、自分の目的に合ったものを見つけ出せばよい」とアドラーは言ってます。
p.90 自分を勇気づけるためには、まず過去のことを一度保留にして、未来に目を向ける目的思考が重要です。
 目的思考では、相手との共同の目的を考えます。その目的の中で、自分ができることを考え、実行するように心がけましょう。

p.103 好き嫌いは気にせず、「自分はこの人間関係のなかでどのような貢献ができるか」「自分らしく生きるにはどう行動すればいいのか」を優先して考えましょう。

p.112 アドラー心理学では、意識も無意識も矛盾のない一個人と見ます。

課題の分離を行う


p.131 課題にぶち当たったときには、まずその課題がだれの課題なのかを考えてみましょう。それを見極め、自分が取り組むべき課題を明確にします。

p.135 今置かれている状況で何をやることが、よりベターかを考える

p.144 がんばり屋の人の多いのが、「自分は完全でなくてはならない」とライフスタイル傾向です。100%完ぺきでなくてもいいんです。いつも全力投球でがんばろうとせず、もっと肩の力を抜いて、楽しく、楽に過ごしましょう。

p.156 だれしも、世の中の二割の人に苦手意識を持っている、ともいわれています。
p.157 苦手意識は伝わってしまう。
⇒☆以前からHさんには伝わっていたんだろうな~
p.158 苦手な人と共同の体験を重ねることによって、それがよい体験となれば、苦手意識を上書きすることは十分可能です。

p.164 不機嫌な人は、他者を遠ざけたいという目的があるとも考えられますね。

他者を評価せず、勇気づける


p.166 ほめることは依存性(支配性)を高めてしまいますが、勇気づけは自立性を高めることができます。

p.173 ダメ出しとは、他人を上から見る評価の行為です。アドラー心理学では、「他者を評価しないこと」と教えます。

p.176 失敗した人は、言われなくても自分の失敗を悔いているものです。そんなときは、失敗した人を、逆に勇気づける発想に変えましょう。

p.191 突っかかってくる相手には、「〇〇ということを言いたいのですか?」などと逆質問で返し、ひとしきりしゃべらせてしまうのも賢い対処法です。


p.202 人間関係には、2:7:1の相性の法則というのがあります。2割の人はどんなことをしても好きで、1割の人はどんなことをしても嫌い、残りの7割は、相手の出方次第で好きになるか嫌いになるかが、変わるという法則です。

感情をコントロールするには、感情を擬人化し、自分から切り離して考える


p.204 あなたに起こる感情に、何か名前をつけてみましょう。たとえば「イライラさん」としましょうか。
p.204 コントロールするためには、感情をお客さんとして擬人化し、自分から切り離して考えるのです。

p.210 (魔法の言葉とは;註)「ありがとう」「うれしい」「助かる」の三つの言葉です。

2016年1月18日月曜日

『不自由に服従せよ』読書メモ

今回の投稿は、『不自由に服従せよ』の読書メモです。



環境をコントロールすれば結構、楽しく生きることができる


5% オレの中でいう「自由自在」だって
 「この環境の中における自分の能力で達成できる可能性を拡げること」
 でしかない。

⇒5% 人間の特性を活かし、
   環境をコントロールすれば
   結構、楽しく生きることができる


41% 自分が高く売れる場所
  で勝負すること

48% 環境を意識するだけで人生は大きく変わる

64% 人生を変える=人間関係を変える

世の中にギブギブギブしていこう!


74% ギブギブギブ=「自分」が主体の人生
  テイク思考=「相手」が主体の人生

79% 貯金をする奴はテイク思考
⇒☆耳が痛い話!

85% 世の中にギブギブギブしていこう!

  これが最強の戦略だから。

2016年1月15日金曜日

『読んだら忘れない読書術』読書メモ(第2弾)

今回の投稿は、『読んだら忘れない読書術』の読書メモの第2弾です。
第1弾はこちら



p.133 人間の脳は、「自分の能力よりも少し難しい課題」に取り組んでいる時に、最も活性化します。

⇒p.133 そういう(自分の読書レベルと比べて簡単な;註)場合は、「本を読むスピード」で調整すれば、難易度は上がります。
⇒☆その手があったかあ~。

まずは「なりたい人」が書いている本を読み、次にその人が推薦している本を読む


p.142 実際に(著者に;註)「会う」ことによって、その「モデリング」の効果は、何十倍にも高まるのです。

p.151 読書は「たくさん読む」よりも「何を読むか」のほうが、10倍重要です。

p.160 まずその「なりたい人」が書いている本を読みましょう。(中略)次に、あなたの「なりたい人」が推薦している本を読みましょう。


p.186 まずは「広げる読書」で自分の興味や関心を広げて、そこから「おもしろい!」「もっと知りたい!」という好奇心をくすぐるジャンルや話題を発見したのなら、そこをドンドン深めていく「深める読書」にうつるべきです。

Amazonプライム会員になれば、毎月電子書籍が1冊無料で読める!


p.211 (Kindleで;註)ハイライトした部分を自分のパソコンに転送することもできますし、Facebookやtwitterでシェア、紹介することもできます。
⇒☆やってみよう。できればエバーノートに転送できればベスト。

p.213 「Amazonプライム」のもう一つ重要な特典が、「Kindleオーナーライブラリー(2万冊以上の和書、60万冊以上の洋書)」に登録されているタイトルの中から、好きな本を1ヶ月に1冊、無料で読めることです。

⇒p.214 「Kindleストア」で、「プライム対象」というキーワードを入力すると、プライム会員無料対象商品を検索することができます。

1分で「買う」「保留」「買わない」のどれかに決め、保留は「ほしい物リスト」に追加


p.224 本を買うか買わないかで迷っているのは時間の無駄だから、本を買うかどうかは、1分で決めなさいということです。
 「買う」「保留」「買わない」のどれかに決める

 迷ったら「保留」ということで、「ほしい物リスト」に入れて、後から検討します。

2016年1月14日木曜日

『読んだら忘れない読書術』の読書メモ(第1弾)

今回の投稿は、『読んだら忘れない読書術』の読書メモの第1弾です。


「情報」と「知識」の違い


p.4 「圧倒的なインプット」があって、はじめて「圧倒的なアウトプット」ができるということです。

p.23 ネット情報というのは、デパ地下の試食のようなものです。
p.24 1年たって古くなるのが「情報」、10年たっても古くならないのが「知識」です。
⇒☆「フロー」と「ストック」の違いに通ずるものがある!

p.28 知っているかいないかで、一生で何百時間も違ってきます。その大幅な時間を節約する知識が書かれているのが「本」なのです。
=p.31 本を読めば、大幅な時間短縮が可能です。

p.35 月に7冊読むだけで、あなたは読書量において日本人の上位4%に入ることができるのです。
⇒☆7冊なら少し頑張れば達成できるな~。

文章力は、たくさん読んで、たくさん書くことでのみ鍛えられる

p.39 インターネットの時代では、「文章力」は絶対不可欠な「仕事力」だといえます。そして、「文章力」を鍛えるほとんど唯一の方法は、キングの言うように「たくさん読んで、たくさん書く」ことしかないのです。
⇒☆FMAをやめてその時間を読書に費やしたくなってきた~。

p.49 静かな場所で6分間読書をすれば、ストレスは3分の2以上軽減できることになります。
p.54 「共感力」は読書、特に小説を読むことで鍛えられます。

p.60 あなたにとっての「運命の一冊」は、ありますか?
⇒☆うーん、『貧乏はお金持ち』かな?いや、違うかな?

p.62 選択肢は多いほうが、実現確率は間違いなく高まる。
⇒☆そっか、一つやってみてダメでも他のものを試せばいいもんな~。
p.64-65 読書量と年収は比例するのです。そして、さらに最近になってその傾向は強まっています。
⇒p.65 今収入が高い人は、お金がない頃や成功する前から読書を習慣にしています。

本を読んで1週間に3回アットプッとすると、記憶に残る


p.80 脳が「重要な情報」と判断する基準は2つです。「何度も利用される情報」と「心が動いた出来事」です。

p.81 本を読んで「1週間に3回アウトプットする」と記憶に残る

⇒p.81 ①本を読みながら、メモを取る、マーカーでラインを引く。
 ②本の内容を人に話す。本を人に勧める。
 ③本の感想や気づき、名言をFacebookやtwitterでシェアする
 ④Facebookやメルマガに書評、レビューを書く。

p.90 読書術は、時間術そのものといってもいいくらいです。

p.91 「今日1日でこの本を読む」と目標設定をして、制限時間を決めることで、緊迫感が出るので、集中力が高まり、記憶に関する脳内物質が分泌され、読んだ内容が記憶に残りやすくなるのです。
⇒p.91 最初は「3日で1冊」を目標にしてください。

本を「議論できる水準」にまで内容をきちんと理解する「深読」のススメ


p.92 「本を読む」以上は、「内容を説明できること」、そして「内容について議論できること」を前提に読まなくてはいけません。

p.95 本から学びと気づきを得て、「議論できる水準」にまで内容をきちんと理解するように「深く読む」読み方。
こうした本の深い部分までを理解する読み方には、私は、「深読」という新しい言葉を使うことを提案したいと思います。
⇒☆なるほど~!私も「深読」を使っていこう!

p.106 人に本を勧める場合は、「ジャパネットたかた」式に「複数の切り口」で紹介するように意識してみましょう。

読書「量」を増やすのではなく、読書の「質」を高める


p.112 読書「量」を増やしたいという人はたくさんいます。しかし、読書の「質」を高めたい、という話はあまり聞きません。
⇒☆確かにそうだなあ~。

p.113 1冊の本から、2コンテンツ作るように練習してください。
p.114 感想は当日でいいのですが、しっかりとしたレビューは、本を読み終えた当日には書きません。

p.118 「15分程度のスキマ時間読書」の繰り返しでも、連続読書時間以上の効果が得られるというわけです。
⇒☆これは知らなかった。どうしても「まとまった時間を確保しなきゃ」と思い、それができないとわかると読書しなくなるからなあ。もっとスキマ時間を活用しよう。

p.120 極めて高い集中力が維持できる時間、その最小単位が「15分」。

2016年1月11日月曜日

『クラウド「超」仕事法』読書メモ

今回の投稿は、『クラウド「超」仕事法』の読書メモです。



偉人達も時間の使い方に苦労した!?


p.123 セオドア・ルーズベルトは、「知恵の大半は時間の使い方に関するものである」と言った。

p.153 「人の時間を盗むのが犯罪と考えられないのは、まったく不合理なことである。」ナポレオンは、このように言った。

最重要のメッセージは「問い」から生まれる


p.186 まず、問題意識と基本的な情報を、頭の中にぎゅうぎゅうに詰め込む。そして、歩く。
p.187 もっとも重要なのは、「何を主張するのか」だ。メッセージこそ最重要だ。
⇒p.194 メッセージは「問い」から出てくる
⇒☆どうすれば月収200万円になれるのかな?

p.296 ジーンズを穿いてIBMコンピューターを操作したら、およそ場違いだ。しかし、ジーンズ姿でiPhoneを使うのは、サマになる。この2つは、同じ文化圏に生息しているのである。
⇒☆COOL!

大勢の人が集まってきたら、彼らが必要とするものを供給すればよい


p.299 「バスに乗り遅れるな」と叫んで皆と同じ方向に走れば、群衆に押しつぶされてしまう。
⇒☆(笑)♪

⇒p.299 ではどうしたらよいのか?その答えをストラウスが示してくれた。それは、「大勢の人が集まってきたら、彼らが必要とするものを供給すればよい」ということである。

⇒☆人々は何に乗ろうとし、自分はその人達に何を供給できるだろうか?

『電子書籍のセクシーな稼ぎ方』の読書メモ

今回の投稿は、『電子書籍のセクシーな稼ぎ方』(長倉顕太)の読書メモです。




いまだけ先行者利益がある電子書籍のメリット


p.8% 電子書籍は、
 「アマゾンが勝手にマーケティングしてくれるから稼げる」
 「限界費用ゼロだからチャリティにも最適」
 「自分の発信を全世界に配信できる」
 「記者や同志にも出会える」
…など、最高にセクシーなことに使えたりする。

p.10% いま、情報発信の中でも、電子書籍が熱いわけで、いまだけが、先行者利益が取れるわけで、そうすれば、間違いなく人生が変わる


p.31% 先行者利益は質より量で確保する

2016年1月9日土曜日

『一流の人は仕事中に眠くなったらどうするのか?』読書メモ(第2弾)

今回の投稿は、『一流の人は仕事中に眠くなったらどうするのか?」の読書メモの第2弾です。
第1弾の投稿はこちら



p.58 「同調」に対抗するもっとも有効な手段は「仲間をつくる」ことです。
⇒p.59 「自分の価値観に理解を示してくれる人」を会社に一人でもつくることです。

p.66 心理学の実験結果によると、どうやら私たちはみな、「チームへの自分の貢献度」を過大申告する傾向があるようです。
+p.66 チームのメンバー数が増えるにしたがって、貢献度の合計値はますます100%より上に乖離していく。

p.71 どんな誘惑にさらされるかをあらかじめ考えておいて、実際に誘惑を受けたら簡単に実行できる策を用意しておくことが、誘惑に対抗できるもっとも効果的な方法です。

p.74 そういう(「毎週水曜に関係者に報告書を提出する」という;註)身近なデメリットがあってこそ、人は努力をする気が起きるのです。

頼み事をする際には、理由を言うべき


p.77 ちゃんと理由を言ったほうが、人は頼み事を受け入れやすいのです。(中略)実際は「ので」をつければ、理由が理由になっていなくてもこの効果が成立します。

「すいません。コピーしなければならないので、5枚だけ、先にコピーしてもいいですか?」
このときの応諾率は93%
⇒☆スゲー!

⇔コピー20枚となると、理由になっていない理由を言っても、理由を言わないのと変わりません。
⇒p.79 とにかく理由は言うべきです。

p.86 「ちょっと面倒な仕事」を他人に頼もうという人は、必ず、小さなことでもかまわないので相手の機嫌をよくするように心がければいいのです。
←p.87 (上機嫌にするためにやったことが;註)小さなプレゼントを贈るとか、簡単な賭け事をさせてわざと相手を勝たせるとか、(中略)短いコメディを見せる、といったことです。

社会的手抜きを防ぐには、メンバーの努力をよく認めてあげること


p.89 集団で共同作業を行うとき、一人ひとりが作業に投入する努力の量は、人数が増えるほど低下する(中略)社会的手抜き(ソーシャル・ローフィング)と呼ばれています。
p.89 社会的手抜きは、チームの人間が本当は多人数でなくても、多人数だと思うだけで発生します。

p.90 他人から認めてもらえるならば、チームの人数が多かろうとさほど問題は起こらないとも言えるわけです。ですから、チームリーダーにもっとも求められるのは、メンバーの努力をよく認めてあげること。これに尽きます。
=p.91 社会心理学の研究によれば、社会的手抜きは、周囲から応援されることによって防ぐことができるといいます。

p.95 紛糾しそうな厄介な会議ほど、誰もが心理エネルギーに蓄えのある、朝のうちに行うのがいいのです。

コミュニケーションの機微は口頭でないと伝わらない


p.98 メールでは、半分程度の割合でしか意図を理解できなかったのに対して、読んだほうは90%理解した、と思っていました。
⇒p.99 コミュニケーションの機微を盛り込まなければならない内容を、文章で伝えようとするのは考えものです。(中略)状況が許す限り口頭で伝えるようにしたほうがよいでしょう。

p.103 職場で周りの印象をよくしたいならまず、新しい服と鏡を買うことです。

p.107 見られているのが「自分の好きな人」であれば、パフォーマンスはますます向上する、という実験結果があります。しかも面白いことに、「自分の好きな人に注視されていると想像する」だけでも、この効果はある、というのです。

p.115 時間貧乏の人がまずやるべきことは、「時間は1分もない」ことを目に見えるようにすることです。
p.129 自由になる資源が限られていればいるほど、その資源を徹底的に活用しようと「無意識がサポートしてくれる」そうなのです。

ランダム強化に陥らないためにはやめたいことは「すっぱりと」断ること


p.134 誘惑の数が1つであるより2つになったほうが、初志を貫徹しやすいということがわかりました。

p.138 依存症には「ランダム強化」という概念がまとわりつきます。「たまにいいものが手に入るから、かえってやめられなくなる」という心理があるのです。
⇒p.138 自分が常習的に何かに手を出してしまい、それをすっぱりやめたいと思ったら、本当の意味で「すっぱりと」断ってしまうのが、もっとも効果的なのです。

p.146 最初は仕事の「書き写し」から始め、頭の中を書くモード、作る態勢にしてしまうのがいいのです。

フローを体験するには


p.150 フローについて調べ、「今日、仕事中にフローを経験するにはどうしたらいいだろう?」と考えている人は、少なくともフローのことを知らないビジネスマンよりは、フローを経験しやすいといえます。

=p.151 身の回りにあるものであれば、探し続ければ見つかります。そして、その見つかるという経験を増やせば増やすほど、探せば見つけられるという信念が強くなるため、ますます見つかりやすくなる。


p.162 (ホーソーン;註)工場の生産性の工場に寄与したのは、自分たちが注目され、実験されているという「自覚」だったのです。

2016年1月2日土曜日

『一流の人は仕事中に眠くなったらどうするのか?』読書メモ(第一弾)

今回の投稿は、『一流の人は仕事中に眠くなったらどうするのか?』の読書メモの第一弾です。



鏡を置くことの効果

p.4 心理的な傾向に無理をして逆らわないだけで、生きるのがこれほど楽になるとは思ってもみませんでした。

p.15 目標が未達成の状態に置かれていたほうが、記憶は持続しやすいのです。
⇒p.15-16 目標が達成されていない課題の記憶は、目標が達成された課題の記憶より、再生されやすい。これを実験者の名前にちなんでツァイガルニク効果といいます。

p.24 価格が高いほど、プラシーボ効果も高くなる
←p.24 なぜなら「高いほど効く」と脳は思い込んでいるからです。

p.27 鏡のあるところでは、人は、より他人の恫喝などに屈しにくくなり、より自己決定的になり、より集中力を持って実験に取り組むようになる。
⇒p.28 『夢をかなえるゾウ』(水野敬也/飛鳥新社)の中でも、神様であるガネーシャが「部屋に鏡を置け」と主人公に訓戒します。
⇒☆これは初耳!

痛みを覚えたら、悪態をつく


p.31 (「すぐやる」ことが;註)なぜ難しいのか。ズバリそれは、「未来の自分に期待してしまう」からです。

p.41 動かせない〆切が決まったとたん、今度は「〆切までの心理時間が」急に近く感じられ始める。

p.44 痛みを覚えたら、悪態をつく

⇒☆やってみよう!

2016年1月1日金曜日

『読書を仕事につなげる技術』読書メモ

今回の投稿は、『読書を仕事につなげる技術』の読書メモです。



ビジネス書は狭く、深く読む 教養書は広く、浅く読む


p.18 思うにわたしは、価値あることはすべて独学を通じて学んだと思う。
 進化論を提唱して世界の景色を一変させたチャールズ・ダーウィンの言葉は、そのまま筆者の感想でもあります。

p.20 ビジネス書の名著をしっかり読む、いわばビジネスパーソンとしての基礎体力をつくるための読書と、リベラルアーツ=教養に関連する本を読む、いわばビジネスパーソンとしての個性を形成するための読書

⇒p.21 この2つがそろうことで初めて「その人らしい知的成果物」を生み出すことができるようになる。

p.22 狭く、深く読むのがビジネス書
p.22 広く、浅く読むのが教養書

p.25 20%の「ミソ」となる部分を見抜くかというのが大きなカギとなっています。
⇒p.25 なにをさておいてもやらなければいけないのが「目次を見る」ということです。

p.27 「最初の段階で読むべき2割の部分」が見えてこなければ、そもそもその本には手を出さない
=p.27 「エッセンスの2割だけ読んで、後は捨てる」

p.28 読書というのは消費ではなく、「投資行為」と考えるべきです。
p.37 「T字型の読書」を通じてこそ知的なストックは厚みを増していくことになります。

p.37 自分の読書が「広く浅く」なっていないか、一度振り返ってみるといいかもしれません。
⇒☆ギクッ!図星だなあ~。

p.40 半年間何もせずに同じ本を読み続ける
⇒☆『利己的な遺伝子』を半年間読み続けようかな?

p.42 本は10冊以上を同時進行で読む
⇒p.43 そうすることで稼働率が高まるからです。

ビジネス書を狭く、深く読む方法


p.55 経営学を独学するのであれば必ず古典・原典に当たることが重要。
⇒p.56 逆に言えば、経営学を学ぶにあたっては次々に出されるビジネス書の新刊を読む必要はない。

p.64 ビジネス書の読書では、抜粋や読書ノートはつくりません。
⇒p.66 良書が訴えているメッセージというのは非常にシンプルかつクリアなので忘れない。

p.86 このようなとき(短時間である分野の知識を集中的に学ばなければならない場面;註)においてお勧めしたいのが、入門書5冊+専門書5冊=10冊の「1日読書」です。午前中を入門書の斜め読みに、午後は専門書の拾い読みにあてるというのが基本的なプログラムです。

⇒p.86 斜め読みでは、①図表だけ、②パラグラフの冒頭で自然と引き込まれた箇所だけ、を読みます。

+p.87 午後は専門書。午前中につかんだ全体像やキーワードをもとに、特に深めたい部分を集中して読みます。

教養書を広く、浅く読む方法


p.103 (リベラルアーツの読書は;註)役に立つかどうかよりも、面白いかどうかのほうがずっと大事な評価軸です。

p.111 他人は知らないけれど自分が夢中になれる本をどれだけ読めるかが差別化につながります。

p.113 クランボルツの調査からは、成功する人には「さまざまな出会いや偶然を、前向きに楽しめる」という共通項があることがわかっています。
⇒☆だから出会いにどんどんお金を使っていこう!

p.117 よくわからないものを非予定調和的に収集しておき、いざというときに役立てる能力のことを、レヴィ・ストロースは「ブリコラージュ」と名づけて(以下、省略)

自分をプロデュースするという視点を持つ


p.117 「自分をプロデュースする」という視点
⇒p.117 「プロデュースする」というのは「掛け算をつくる」ということです。

p.120 異なった領域をつなげる人に今後価値が出てくるのではないか
p.120 掛け算になる2本の柱はいずれも本人にとって「面白いと思える」ことが前提条件になるからです。
⇒☆自分の場合、ポジティブ、GTD、Evernote、ライフログなどが柱となりそう。

p.126 一部に特化して偏った教養を持つほうが「自分のブランディング」という観点からは望ましいともいえます。
⇒☆「尖る」「小さな世界で一番になる」ことの重要性とも通じる話。

p.133 インプットとアウトプットのつながりの意外性、時間軸の長さがリベラルアーツの学習のポイント
p.135 「抽象化」とは、細かい要素を捨ててしまってミソを抜き出すこと。「要するに〇〇だ」とまとめてしまうこと。

p142 イケスをつくってそこで情報という魚を飼う
⇒p.142 具体的には、本を読んで重要だと思われた箇所をデジタルデータとして転記し、いつでも検索して確認できるようにしておく。

⇒☆加えて、ブログやSNS(ブクログ、MediaMarker)にアップロードしておけば、他人や社会の「集合知」としてさらい魚を肥えさせることができる!

大型書店には月に1回は訪れ、全フロアを回るようにする


p.182 (大型書店に;註)月に1回程度は訪れ、2時間程度書店で過ごしてみます。

⇒☆月に1度の通院日のタスクに設定する!

⇒p.183 大型書店では、必ず全フロアを回るようにしましょう。
⇒p.183 偶然のすばらしい出会いは、自分の仕事や生活と関連性の低い棚も積極的にブラブラすることで初めて生まれます。

p.193 自分の思考の枠組みを、書店の棚のカテゴリーの枠組みに乗っけてしまってはいけません。

p.217 創造性というのは、そもそも「意外なものをつなげる能力」なのだということを忘れてはいけません。つなげるためには、つながりやすい環境をつくっておく必要があるのです。


p.224 漫画とフィクションは電子書籍で、ノンフィクションやビジネス書はなるべく嵩張らないもの-つまり文庫本や新書ですが-を数冊はリアル書籍で持っていくようにしています。