2015年6月17日水曜日

「新しい『よのなかの仕組み』を作り出す7つのステップ」に取り組んでみました

今日は、『よのなかを変える技術』(今一生著)に登場する、「新しい『よのなかの仕組み』を作り出す7つのステップ」(p.71-72)のワークに取り組んでみます。

ちなみに『よのなかを変える技術』の読書メモ(第一弾)はこちら

STEP1 自分が変えたい「よのなかの仕組み」を書き出してみる


自分の場合、「うつ病ゆえに働くことが出来ず、経済的に困窮している人々がいる」かな。特に就職活動の時期にうつ病になった場合、満足の行く就職活動が出来ずに、就職できないまま卒業することになります。

自分は、大学4年生の時にうつ病になり、卒業するだけで精いっぱい(4年生を3回やり直した)だったので、当然の事ながら、就職活動が出来ませんでした。「まだ社会には出られない」「もう少しモラトリアムが欲しい」という理由で大学院に進学したほどでした。

在職中の人、特に正社員や教員などがうつになった場合、「復職」を念頭に置いた「リワーク」関連の制度やサービスは年々増えています。

しかしながら、学生や非正規雇用、フリーターがうつになった場合にバックアップする体制やシステム、特に経済的基盤を確立することを手助けするサービスは私が知るかぎり、皆無です。

STEP2 その仕組みのために生じている社会問題を定義する


うーん、「うつを長引かせると、就職することが困難になり、経済的に不自由になる」かな?

最近は、在職中にうつになって休職を余儀なくされた人が、「精神障害者保健福祉手帳」を取得して「障害者雇用」として起業に雇用されるケースが多いらしいです。

しかし、学生時代にうつになって社会人になれなかった人やうつで長い期間働くことが出来ずに履歴書に空白期間がある場合、中々就職することが厳しいです。また就職できても、また再発する恐れもありますし。

STEP3 困ってる当事者たちと深くつきあう機会を持つ


これ、難しいです。友人で今、うつの人はいないです。大学生のときに周囲にチラホラいましたが…。
また、住んでいるのが田舎なので、そのような機会を探すのも一苦労しそうです。

唯一出来るとしたら、「SNSでうつの人が集まったコミュニティに参加する」ことですね。自分自身、Google+で、「ウツ学生ピアサポートコミュニティ」というものを運営したりしてはいるのですが、中々「深くつきあう」には到底至っていないです…

また、LINEのグループにも参加しています。とある方が、「メンヘラで悩んでしまう人たちが経済自由人になったらかっこいいな」と思って始められたコミュニティです。

STEP4 当事者がどんな問題を一番に解決して欲しいのかを知る


先ほど触れたLINEのコミュニティでも話題に上がったのが、「月収15~20万を安定的に得る」ことでした。あと、コミュニティの参加者が言っていたことが、「お金に対するメンタルブロックが強い」ということでした。

うつ病を悪化させない、もしくは患ったままで月収15~20万を安定的に得る方法が今の私には具体的にイメージできません。皆さんは何かアイデアはありますか?

お金に対するメンタルブロックの問題に関しては、当事者がレイキヒーリングを無料、もしくは格安で学ぶ機会があれば、当事者同士で遠隔ヒーリングをすれば解決できるかもですね。うん、こちらは希望が見えてきたぞ。

STEP5 「当事者固有の価値」を発見する


うつ病当事者固有の価値ですか~。うーん、何だろう?難しい...
エネルギーや行動力はないけど、時間だけは膨大にあったというのが自分がうつで休学していた際の実感。

だから、実行するのにエネルギーを使わないけど、時間はかかるようなことはできる。尚且つ、うつ病の改善につながるような行動をプラスできれば尚良いですね。

例えば、掃除や動物の世話。
掃除はやれば心がスッキリするし、軽い運動にもなります。
動物の世話に関して言えば、メンヘラの人には動物好きが多いというのが理由かな。

STEP6 当事者の価値を喜んでくれる人を想像する


STEP5からの流れで言えば、今よりきめ細かな清掃やペットシッターのサービスを受けたい人となるのかな。うつ病の人は真面目で責任感が強い人が多いから、きっときめ細やかな清掃が可能となるし、動物好きが多いのでペットシッターにも向いていると思います。


STEP7 当事者の価値と「困ってる人」を結びつけ、解決策を生み出す


これまでの流れからいくと、きめ細やかな掃除やペットシッターの仕事を生みだし、うつ病の人を雇うとなるのかな。


うーん、自分が事業を興して、うつ病の人を雇いたいとは常々考えていたけど、その事業が清掃やペットシッターになるとは思いもしなかったな~。

でもまだ、STEP3ができていないので、まずは当事者と深くつきあう機会を設けることが先決ですね。そうすれば、またSTEP4以降も変わっていくでしょう。


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